▼ 八月のクリスマス
朝8時に目覚めるも、
布団から出られず。
おもしろい夢を見ても、
思い出すこともできず。
「規則正しい生活」強化週間、
1日目で挫折す。
12時 昼食」。
『魚長』にて「焼き魚定食+納豆」
焼き魚は「えぼ鯛の干物」
「きんかん」「香の物」「お味噌汁」
純和風なり。おいしかった。
しかし、「納豆」の糸引き具合が気になる。
あんまり糸引かなかった。
「あるある」関係があるのかな。
15時 声楽のレッスン。
コンコーネの新曲。
来週から『Son tutta duolo』をやる。
『Per la gloria d'adoraruvi』の
高い音が少しずつ出てきた気がする。
帰りに『ファミマ』で夕食を買い、
家に帰り、ヴァイオ君とルーティンワーク。
新しい生き物を追加する。
だんだんはまりつつある。
もっと加熱するかもしれない。
というわけで、今日はDVDの映画
『八月のクリスマス』の感想を
紹介する。
『八月のクリスマス』主演「山崎まさとし」
ボクはこの手(あの手もそうだけど)の歌手は知らないけれど、有名なミュージシャンらしい。
たいがいの中年の男やもめのおじさんがそうであるとおり、ボクも恋愛映画は苦手である。『タイタニック』を劇場に見に行ったときは、ひきつってしまった。ボク以外全部カップル!恥ずかしい!
これも「恋愛映画」だろうと覚悟して借りた。劇場でなければ、腹は立つけど何とか見られる。
ハッピーエンドではないが、しみじみと見られる映画。面白いかと問われれば、即座に面白くはないと答えるだろう。
ストーリーは、病気で死が間近にあることを覚悟して、過ごしている「写真屋」の店主「ヒサトシ」と、臨時教員で赴任している「ユキ」という女の人との淡い恋の物語。
「ユキ」は店主に淡い恋心を抱き接近する。「ヒサトシ」もとまどいながら、「ユキ」に愛を感じていく。だが、病気は容赦なく「ヒサトシ」を襲い、「ユキ」に何も告げることができず、入院し、亡くなってしまう。
「ユキ」はその間、何度も写真館に向かうが会うことはかなわず、最後に転勤を告げる手紙を差し入れ、写真館のガラスを割って去っていく。
「ヒサトシ」はつかの間の退院の時に、それを知り、「ユキ」に逢いに出かけるが、姿を見ただけで帰ってしまい、自分の遺影を自分で写し、この世から去っていく。
送られた戒名は「光影院空聖俊優居士」
「ヒサトシ」の死後、「ユキ」に一通の手紙が送られ、「ユキ」の写真が写真館に飾られる。
一番感動したのは、自分の死後も、父に苦労をかけないため、DVDの写し方や、写真の新しい機械の使い方を、マニュアルにして、残して行こうとするところ。
死を覚悟しながらも、なお、できる努力をしていこうという、その姿勢は素晴らしいと思う。
しかし、なぜ題名が『八月のクリスマス』なのだろう?これは、ちょっと意味が分からない。プレゼントという意味かな?
今日の名言
「ヒサトシ」から「ユキ」への手紙
すべてはいつか色あせ消えてゆくものだと思っていました。でも、君と出会って、そのまぶしさに触れて、ボクは心底、生きたいと思ったのです。
君に会いたい、君を抱きしめたい、一緒に生きていたい。
それまでの僕は自分の運命を静かに受け入れようとしていました。
でも、君はそんな僕に人を愛すること教えてくれました。
最後に「ありがとう」という言葉を贈りたい。
君は神様がくれた最高のプレゼントです。
すてきな先生になって下さい。
すてきな恋愛をたくさんしてください。
君ならきっとできるはずです。
僕は君のことが本当に、本当に好きでした。
「けっ」という気もしないではないが、世の中の無常ということは感じられるね。そして、世の中には救いになってくれる人も必要。「ヒサトシ」は後悔なく死に臨めたのだろうね。カッコいいよな。
「鬱」で死んでも、ドラマにゃならないもんね。
さて、明日は親父の見舞いに行くぞ。それと、確定申告。