FC2ブログ
横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
晴れ~。涼しくて過ごしやすい

最近読んだというか眺めた本の紹介。「心理学」や「心理療法」の近接領域かな。『夢占い大事典』
著者は「夢占い」ではなく「夢解き」(夢の解釈の仕方)と言っているが・・・。割と興味のある分野だ。


夢占い大事典(不二龍彦)』(読書)
夢占い1
惹句にいわく、「日本で一番詳しい夢事典!」
確かに3cmくらいの厚さはある。「事典」なので、語句を引くもの。基本的な意味するものと、「吉凶」両方の意味、解釈のポイントが記されている。
例えば、こんな感じ。

[やみ 闇]
基本的な意味:「運気のふさがり」や「出口の見えない精神状態」を象徴します。
解釈のポイント:しばしばこの夢を見るなら、心を病んでいる可能性があります。
吉夢
・「闇が晴れる、闇の世界から抜け出る」 それまでの不調から解放され、道が開ける。
・「闇の中にポツンと明かりが見える」 進むべき方向が見えてくる。
凶夢
・「自分が夢の中にいる」
①見通しがまったく立たない。②精神的に極度に行き詰っている。

「事典」なので、全体の紹介はできないが、その前書き的な、「夢解きのポイント」を要約する。

A夢は未知の外国語だと思え!
(夢に表れたものをそのまま日常の言語にしても無理。概念ではなく象徴としてとらえること。)

B夢の意味には二つの顔がある。
①多くの人に共通の普遍的な意味。
②自分だけに通じる個人的な意味。

C夢のビジョンには、必ず自分との接点がある。
まず、「自分だけに通じる個人的な意味」を探ることが先決。

D打ち消しに注意せよ。
出てきたシンボルが、どんな状態か、どうなったか、あるいはどうなろうとしているかを注意深く観察することが大事。

E自らの現状に即して判断せよ。
夢はその人が置かれた状況、年齢、性別などによって、まるで違う。

F目覚めの時の印象・気分をチェックせよ。

G「雑夢」か「予知夢」かチェックせよ。
(夢には「雑夢」と「予知夢」があり、後者の方がかなり明晰だとのこと)


ボクは占いの類はまったく信用しないけれど、スピリチュアルなものを否定はしない。
それは相当の歴史を持って、現代まで生き抜き、多くの人を癒して来ているからだ。
その効用は否定はできないと思う。

ちなみに、「ジェイムズ・R・ルイス」の「夢の事典」によると、
「闇」(Darkness)は、「他の多くのありふれた日常体験の要素と同様に、暗黒は、広範囲なものを表すことができる。光の対極物としての暗黒は、悪、死、未知への恐れ、喪失感を表しうる。夢に表れた暗さや暗い部分が、無意識、子宮、目に見えない可能性を象徴することがよくある。あらゆる夢の象徴の場合と同様、夢全体の雰囲気と背景から、どの解釈が適切なのかが分かる」としている。


励みになります。ポチっとお願いします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村テーマ メンタルヘルスへ
メンタルヘルス
スポンサーサイト



関連記事
晴れ。暖かい。上着は着なかったよ桜も良い感じで咲いていた。

さて、ボクの思いつきで『和』の心理療法について5回に渡って覚書を紹介してきたが、うまく紹介できたかは、はなはだ心もとない
まあ、これはボクの能力不足だから、ご容赦願うとして、このあとはボクの感想というか、つぶやきというか・・・そんな感じの駄文です。


『和の心理療法』(心理学

まず、第一印象としては「心の動きそのもの」に言及しているものが、無かったなということ。

和1
もちろん、クライエントと相対している時は個別にはあるのかなとは思うけれど、まずは「形」から入っていくという印象だ。

極めて、日本的と言えば日本的。日本人は「形」が大好きだし、大事にしているものね。そういう意味では、『行動主義』に近いものがある。


和2
中には『内観療法』のように修行に近いものもある。
『森田療法』は一種の「作業療法」だし、『臨床動作法』は直接身体に働きかけるものだ。
それらの効果や効能は別として(すべて一定の評価はなされている)・・・。

もう一つの印象としては、極めて「教育的」だなということ。
『生活分析的カウンセリング』『構成的グループ・エンカウンター』などは、まさにそのまま教育現場で活用されている。
『内観療法』でも「養育費の計算」とか「嘘と盗み」などのテーマが与えられることもある。

ただ、実は以前、当ブログで紹介した、『風景構成法』『コラージュ法』も日本発祥のものだ。どちらも『箱庭療法』をルーツとしているのも興味深い。
『コラージュ療法』は諸外国でも使われているが、「日本コラージュ療法学会」は、その発見と発展の過程は全然別のものであるとしている。
この二つはどちらかと言えば、「精神分析的」な療法と言える。

行動主義」と「精神分析的」・・・どちらが良いとか悪いとかではなく、時と場合に応じての選択が大切ということだろう。


ああ、やっぱり訳がわからん文章になってしまった
自分の能力がうらめしい・・・。

今日はここまで。お休みなさい。



励みになります。ポチっとお願いします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村テーマ メンタルヘルスへ
メンタルヘルス
 曇り。寒くはない。が、季節の変わり目を体で感じる

』の心理療法シリーズの第三弾。「森田療法」・「内観」に続いて、今日は、『臨床動作法(動作法)』のご紹介。

臨床動作法』(心理学

臨床動作法』とは、「動作」を改善することによって、リラクゼーション効果と心の問題の改善を図るもの。身体の各部位に注意を向け、ゆっくりと動かしながら「感じ」を確認していく方法。
ちょっと『マインド・フルネス』にも似ている気もするし、マッサージやリハビリ運動の感じもする

要は、例えば気持ちが落ち込んだときは、何となく背中が曲がり、うつむきがちになったりする。それを健全な姿勢にする「動作」を行なうことによって、気持ちを立て直していく様なこと。

それは、「動作」とは、「意図(心の動き)→努力(主体的活動)→身体運動(姿勢・身体の動き)」であるという考え方だからだ。
したがって、それを遡りしていく形で、「身体運動」が健全でないのは、「努力」の仕方が誤っているからであり、そこに働きかけながら、「意図」の問題を探っていくことになる。


動作法1
開発したのは臨床心理学者で医師でもある『成瀬悟策
元々は戦後の催眠療法の第一人者だった人物だ。

彼は、「脳性まひ」の青年が、催眠時のみ動かせなかった手や足が動くという症例に注目し、「ジェイコブソン」の「漸進的筋弛緩法」などを取り入れ考えだしたもの。

当ブログ内の記事はこちら
『漸進的筋弛緩法』
動作法2
自閉症や多動に効果がみられることが確認されており、年齢を問わないのも利点とされているが、具体的な方法については現在調査中。経験もしてみたいな

さて、『』の心理療法の特徴について、凡人なりの解釈というか分析というかむにゃむにゃというのも、少しまとまってきたので、これについてはいずれ述べたいと思うが・・・まだまだ、いくつか紹介したいのもあるので、しばらく続けるつもり。
ヒマな人はお付き合いを・・・。
しかし、お勉強中のレポートが書けてない



励みになります。ポチっとお願いします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村テーマ メンタルヘルスへ
メンタルヘルス
 晴れ。寒いという予想だったけれど、昼間はそんなでも無かったな。夜はさすがに冷えた。久々に暖房
」の心理療法の二つ目。
今日は『内観療法』(内観法)について・・・です。


内観療法』(心理学

前回も紹介したけれど、日本発祥の「心理療法」(精神療法)の二大潮流の一つ。
国内でも研修所が多くあり、国外でもドイツを初めヨーロッパでも研修所が作られ、近年では中国などアジアでも展開を見せている。

内観1
浄土宗の僧侶、『吉本伊信』が浄土真宗の「身調べ」という厳しい修行から、宗教的要素を極力排除する方向で産み出された「心理療法」 初めは刑務所の矯正教育のため使われていた。

しかし、その治療効果が高いことから注目を受け、なんやかんやあって、多くの研究者によって、系統的なプログラムが確立される。それは、以下のようなもの。


内観2
まず1週間程度の「集中内観」、研修施設に宿泊する。
何が行なわれるかと言えば、静かな部屋で屏風に隔てられた場所で、朝5時から夜9時まで(16時間)内省する。その間、手洗い・入浴以外は屏風の外に出ることは許されない。

内省する内容は次の3点。お世話になった人に、
①「してもらったこと」
②「して返したこと」
③「迷惑をかけたこと」

対象は、母親から始め、父親・祖父母・兄弟姉妹・友人・先生・同僚・上司・・・等、近くから遠くへ広げていく。
1~2時間に一回、「面接者」に思い出したことを報告し、次の課題が与えられる。
「思い出」は漠然としたものではなく、具体的に、動画のようにイメージされることが望ましい。
また、場合によっては「嘘と盗み」とか「養育費の計算」とかのテーマが与えられることもある。

入所後は「日常内観」へと移る。
これは日常生活の中で、上記3項目を常に振り返ること。短時間でも、通勤・通学時間などでもかまわない。日記にしても良い。
やり続けることが大事。

この一連の流れはかなりハードなので、身体的な問題や、「自我」の弱い状態には勧められない。


・・・「洗脳」だよな。感謝の強要は嫌だな。何で日本発祥の「心理療法」って修養(修行)的なんだろう。
「カウンセリング」ではできないし、やりたくもないなあ。



励みになります。ポチっとお願いします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

 晴れ。ここのところずっと暖かくて助かる・・・が、季節の
変わり目は調子が悪い

「和」の心理療法(日本で生まれた心理療法)とはどういう特徴があるかってことが少し気になったので、まとめて考えようと思った。
なので、しばらく「和」が続くのでご容赦を


森田療法』(心理学

「和」の心理療法として代表的な療法は『森田正馬』の『森田療法』と「吉本伊信」の「内観法」の二つがある。
国際学会での発表や実践事例の報告も多くあり、『森田療法』においては、「治療」面においては、「フロイトをはるかに凌駕する」とまで評されている 本当かなとも思うけれど・・・。


森田療法1
元々は「神経症(神経質)」の治療として開発され、入院治療が原則とされてきたが、最近では軽度の場合は通院治療も行なわれている。

基本的な哲学は『あるがまま』と『生の欲望』
『あるがまま』は、何か仏教の「悟り」の概念と混同している人もいるけれど、気分や感情を切り離して為すべきことをする、目的本位の思考のこと。
『生の欲望』は「生きたい」(できれば健康で長く)という気持ち。これは「死の不安」と表裏一体であり、この矛盾が様々な症状が現れると考える。

『療法』は、系統的なプログラムで行なわれ、内省や洞察を導くものである。プログラムは4期に分けられる。

①「絶対臥褥(ぜったいがじょく)期」
食事と洗面、排泄以外は意図的な安静状態(寝る)の個室に置き内省を促す。<1週間程度>
②「軽作業期」
外に出て自発的に気づいたこと(掃除など)の軽作業を行なう。<4日~1週間程度>
③「重作業期」
他の患者さんとの共同作業で少し重めの作業(飼育・園芸・木工など)を行なう。<1週間~2箇月程度>
④「生活訓練期」
外出、外泊、通勤、通学などの社会復帰の時期。<1週間~1箇月程度>

②から「個人面談」・「日記指導」が行なわれる。

森田療法2
「神経症」だけではなく、「うつ病」・「ガン病者の精神的支援」にも行なわれている。
「アルコール依存症」などにも都合よく利用されている。

ボクも受けたことがあるが、医者が合わなかったのかたいしたことなかったな。
本来は薬は使わないが、現在では併用することも多い。また、この療法で治った人が専門家気取りになったり、指導的な役割をしようとする「くさみ」と呼ばれる弊害も指摘されている。
哲学的な傾向が強いからかな


次回は『内観法』について紹介したい・・・と思っている。


励みになります。ポチっとお願いします!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングルームへ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加