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横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
 2007年3月9日(金)平日 休職46日目 曇り やや寒い

 朝、6時に目覚め、
 7時に起床。
 出勤準備をし、
 7時45分に家を出る。
 予定通り!
 服

 9時前に職場に着き、
 今年度、最後の
 お仕事!
と言っても、
 ほとんど居るだけだから、
 肉体的に大変なことはない。

 でも、最後だと思うと、
 妙に感傷的になる。
 頭痛もちょっとする。
 を忘れたのは痛かったかな。

 2時過ぎまで、職場に
 居て、その後帰宅。
 脱力感に襲われる。
 ヴァイオ君とたわむれる。

 夜、昼は大盛りお弁当
 だったので、欲湧かず。
 『ローソン』の「ピザ」で
 済ます。

 明日はカウンセリング。
 今日は、早く寝たい。
 
 映画日本沈没』を見たので、それを紹介したい。

 原作は日本SF界の全盛期を築いた一人、「小松左京」
 これもまた、30年程前に映画化され、ベストセラーとなった作品の
リメイク版。最も設定は現代に直されてはいますが・・・。
 これに対して「筒井康孝」は『日本以外全部沈没』って作品を書い 
て、それもまた、映画化されている。あの当時のSF作家で元気なのは、
筒井康孝ぐらいかな。『富豪刑事』もTV化したしね。

 これが案外、感動物でした。ボクが感傷的になっているせいかもしれないけれど随所で涙が出ました。どうして、そんなに話題にならなかったのだろう。SFXもしっかりしてるのに・・・。

 ストーリーは単純。日本が近い未来に、地殻変動によって沈没をしてしまうという話。もっともらしい説明はされてるけれど、その辺は省略して、そういう危機に瀕したときに、国は、社会は、人々は、どういう生き方を選択するのだろうか、ということである。

 外国の学者の指摘により、「日本は30年以内に沈没する。」と宣告される首脳陣。日本人学者の調査により、実は「1年以内に沈没」という危機に直面する。政府はその対応に追われ、その間も地震による被害は、続出していく。

 日本政府は国民の海外移住に動き、しかしながら、やはり、金持ち優遇、権力者優遇の様も描かれている。日本人の海外移住への受け入れ態勢も整わない。アメリカ等は日本の経済力しか見てないし、中国などアジア諸国への移住も難しい。

 ぎりぎり日本を守るための手段は、プレートに添っていくつも爆弾を仕込み、プレートと日本を切り離す手段。そのために、世界中の深海掘削船の協力を仰ぎ、作業は進行するが、最後の詰めで日本有数の深海パイロットを亡くしてしまう。彼は、自分の家族のために、日本に残った。しかし、深海作業艇も失い、首脳陣は途方に暮れてしまう。

 そんな中、パイロットのパートナーだった主人公が、最後の賭けに出る。彼は最初はイギリスへの移住が決まっていたのだが、彼もまた愛する人たちのために命を賭けて、最後の奇跡を起こそうと深海艇へと乗り込んでいく。

 登場人物がそれぞれの立場で、「愛することと生きること」について向き合っていて、いろいろな心に残る言葉はあるが、ボクは物語の前半で、この危機に際して、真剣に取り組もうとしている、総理大臣「山本」の言葉を引用したい。彼もまた、災害に巻き込まれ死んでしまうのだが・・・


 今日の名言

 事実を知り首相は、担当大臣を設置しようとする。相手は文部科学大臣「高森」

 「実は、危機管理大臣を設置しようと思っているんです。ついては兼任していただきたい。」
 「誰でしょうか?」
 「高森文部科学省大臣、あなたです。他の閣僚たちは、まだ30年以上あるからと、どうも危機感が足りないし、この未曾有の国難に対して『弱者は切り捨てるべきだ、60歳以上は、後回しにすべきだ』など党からそういった意見が山のように出るでしょう。高森さん、こうなってしまった今、何が一番大切だと思いますか。私は『心』だと思っています。」
 「心?」
 「一人でも多くの人たちを助けたいという思いと言ってもいい。私が言っていることは理想論に過ぎますか?」
 「いいえ、そうは思いません。」
 「ならば兼任して下さい。あなたには、その『心』がある。」

 「高森」が計画書を作り、山本と対談する。山本は孫のことを思い、その幸せを願う心情を吐露する。世界の様々な見識者の意見を調査すると、アメリカをはじめ、経済的な価値のなくなった日本は見捨てざるを得ないという意見が多いことを知る。その中で特殊な意見として、散在するのは、「日本は何もしない方が良い。愛する者とともに滅んだ方が良い。」という意見。山本は個人的には、この意見が一番しっくりくると言う。しかし、

 「ああ、分かっています。それは、許されることではない。麗良は日本人である前に人間として生まれてきたんです。すべての日本人は人間として生まれてきたんだ。だから、『生きる権利』も『希望を抱く権利』もある。大変でしょうが、留守中よろしく頼みます。」

 これを最後に山本はは阿蘇の噴火に巻き込まれて命を落とす。


 
 ここには憲法の保障する『生存権』の考え方が反映している。それが普遍的な原理であることも、逆の立場から言い表している。

 日本がこんな危機に陥ったときに、本当に助けてくれる国があるのかどうか、特に近隣諸国との関係で言うと、「頼りない」と言わざるを得ない。アメリカは経済的価値がなくなれば、利用するだけであるのは目に見えている。(今日はちょっと過激かな!)

 映画を見ている途中で、同僚よりメールが入った。「ご苦労様」っていうことだけど、嬉しかったね。本当は、その人が「ご苦労様」なんだけどね。
 


 

 


 
 
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