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横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
12月15日(土) 年賀郵便特別扱い開始日   休職316日 晴れていた

疲れて一日中寝ていました。布団の中だけが唯一の幸せ空間です
 
tama
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 12時まで寝る。

 飯を食べに出る。
 サウナに行こうと思ったが止める。

 家に帰って、また寝る。

 寝れなかったけど、
 横になっているだけで幸せ。

 5時からPCでルーティンワーク。

 飯を食べに出る。

 テレビを見ながら、
 ブログを書く。

 手抜きではない。
 簡単に書くとこういう生活なのである

 今日の飯日記
 昼食『上海亭』の「上海ラーメンライス」 ちょっとびっくりするくらいの大きさの角煮
 夕食『末広』の「マーボライス」 にんにくのスライスが効いている

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9jyou1

 今日は読書東京奇譚集』を紹介します。
 
tama
アゲアゲで行こう上運が上昇するのを期待して登録を

 東京奇譚集』(村上春樹

tokyokitan2 村上春樹の最新文庫。
 5つの短編が収録してある。
 その5つの短編に連続性があるわけではないが、
 「奇譚集」とあるように、奇妙な話、あるいは、「不思議」に彩られた物語が集められている。

 村上春樹の作品に、フロイトやユングの精神分析の知識や、ミステリーやSF、ファンタジーのような、いわゆる娯楽性の強い大衆小説の表現形態が用いられていることは、多くの人に指摘されていることだが、この作品集もその性格が強いものになっている。

 突如、失踪した人間を探す探偵みたいな主人公の「どこであれそれが見つかりそうな場所で」
 「自分の名前」を何故かわすれてしまいカウンセリングにかかる女性の物語「品川猿」など、
冒頭に奇妙な謎が提示されるのはミステリーの常套手段であるが、村上作品では謎が解決されずに、謎は謎のものとして、新たな不条理の世界へと物語は飛躍していく。

 特に珍しいのは、一作目の「偶然の旅人」の中で、村上春樹自身が登場して、自身が体験した不思議な出来事を語り、この小説を書くきっかけを説明している点。筆者が作品に登場することは村上作品で見かけたことがない。ただし、それも真実であるか、虚構であるかは、読者には分からない。

 その他、ハワイで鮫に襲われて志望した青年の母親のその後を描く「ハナレイ・ベイ」
 父親の予言のような言葉に人生を重ね合わせる「日々移動する腎臓の形をした石」の二編が収められ、短編集なので、非常に読みやすい。

 病院の待ち時間とか、電車で移動する時間にはお勧めの好著である。

この作品集の装丁を手がけた「eno」さんから、コメントをいただきました。
 ありがとうございます。
 「eno」さんのブログは当ブログのリンク「絵ノリーグ」をご参照ください。
 ステキな作品に出会えますよ。


 「今日の名言」-我、思う故に我ありー

 「よくわかりませんね、そのへんの違いは。ぼんやりする――――考えごとをする。私たちは日常的にものを考えます。私たちは決してものを考えるために生きているわけではありませんが、かといって生きるためにものを考えているというわけでもなさそうです。パスカルの説とは相反するようですが、私たちはあるときにはむしろ自らを生きさせないことを目的としてものを考えているのかもしれません。ぼんやりする――というのは、そういう反作用を無意識的にならしている、ということなのかもしれません。いずれにせよむずかしい問題です」

 考えないですめば、ボクらはもっと生きやすくなるのかもしれないな。
 考えないですむ、寝ているときが、いちばんいい気がする。
 最近は夢も見ないし・・・。

 というわけで、おやすみなさい。
  
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 2007年2月28日(木)平日 休職37日目 晴れ 暖かい

 朝、10時に起きる。
 夢を見たが不快感はない。

 午前中に、ヴァイオ君との
 ルーティンワークを済ます。

 こうすると、午後が
 まるまる使えて何をやるにも、
 都合が良いことに気づいた。

 午前 ヴァイオ君
 午後 家事等雑務
 夜  趣味
 という様なおおまかな計画を
 立てる。

 昼、カウンセリングの件で電話。
 3月10日、11日ということになる。
 昼、『玉川』で「親子南蛮」
 服

 帰ってきてから、『CHOPIN』を
 聴きながら、読書。うたた寝。
 『アフター・ダーク』読了
 夕、『末広』で『マーボーライス』
 服

 夜、久しぶりにテレビを見ながら、
 過ごす。
 同僚より℡。明日、書類を持って来る
 とのこと。

 これで、明日、やることが決まった。
 明日は部屋の整理と掃除。

 『アフターダーク』(村上春樹

 久しぶりに村上春樹の作品を読んだ。『ノルウェーの森』や『ねじまき鳥クロニクル』あたりで、何となくあきてしまって遠ざかっていた。

 独特の透明な情感の漂う文体は相変わらず。平凡なのだが、現実から微妙にかけ離れている登場人物たち。村上ワールドを堪能した。

 純文学に、エンターテインメントの要素も含まれ、読むものの好奇心をくすぐるのも、相変わらずだ。

 主人公は二人の姉妹。姉の「エリ」はモデルなどもするほどの美人だが、物語ではずっと寝ている。後にわかるのだが、彼女はある日、「少しだけ眠る」と言ったまま、2ヶ月もの間、眠り続けている。

 その妹の「マリ」はごく平凡な女子大生。「エリ」との間に微妙な距離を感じ、眠り続ける「エリ」から逃れるように、ファミリーレストランで夜が明けるのを待っている。

 レストランも、コンビニも現実に存在する会社なのだが、その素材すらも日常から浮いているような気がする。

 レストランで本を読む「マリ」に声をかけたのが、姉妹のちょっとした知り合いである高橋という青年。トロンボーンを演奏する大学生。
 ちなみに、この本の題名はJAZZの「アフターダーク」から来ている。

 そこから、「マリ」は中国人娼婦の暴行事件に巻き込まれたり、都会の暗部をさまようことになるが、「マリ」は眠り続け、覚醒すると、「顔のない男」に、異世界に誘い込まれたりする。それを見つめる、全体を俯瞰する「我々」なる存在の目。

 二人のエピソードを交互に交えながら、時系列で夜明けまで物語は進んでいく。

 ここで、ボクは大変な困難を抱えていることに気がついた。純文学を言葉で説明することは、ボクにはちょっと荷が重いということだ(笑)


 今日の名言

 「マリ」がなりゆき上お世話になったラブホテルの店員「コオロギ」
 との会話。「コオロギ」は誰かに追われて本名を隠している。

 「なあ、マリちゃんは輪廻みたいなものは信じてる?」
 マリは首を振る。「たぶん信じてないと思う。」
 「来世みたいなものはないと思うわけ?」
 「そういうことについて深く考えたことないんです。でも来世があると考える理由がないみたいな気がする。」
 「死んでしもたら、あとは無しかないと」
 「基本的にはそう思っています」とマリは言う。
 「私はね、輪廻みたいなもんがあるはずやと思てるの。とゆうか、そういうもんがないとしたら、すごく恐い。無とゆうもんが、私には理解できないから。理解もできんし、想像もできん」
 「無というのは絶対的に何もないということだから、とくに理解も想像もする必要ないんじゃないでしょうか」 


 何となく禅問答のような気もするが、たわいのないおしゃべりのような気もする。 

 

 
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