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横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
18年2月5日(月)  晴れが続く。良いことだ 寒くて天気が悪いと身体の調子も悪くなるよ。気持ちも沈むし・・・

今日は、「カウンセリングのための心理療法」の第二弾。「認知行動療法」について考えてみた。その覚書。

認知行動療法』(カウンセリング

認知行動療法』は、学習理論(行動理論)を基礎とする行動変容のための「行動療法」を出発点とし、「アルバート・エリス」の「論理療法」、「アーロン・T・ベック」の「認知療法」などの研究の積み重ねから生まれた。
読んで字のごとく、思考などの認知と行動に働きかけをして、感情や生理の変容を促していく療法である。
 
これが、どんなものかというのを説明する前に、「行動療法」・「論理療法」・「認知療法」についてもふれておきたい。

 「行動療法」
注目し焦点化するのは、客観的に測定可能な「行動」であり、その行動の変容を目指す。それは、例えば、望ましい行動の「強化」や望ましくない行動の「弱化」といった行動のコントロールである。特徴は「訓練」に近く、実際に、刑務所の矯正指導や技能習得の訓練などにも応用されている。「精神分析」のような原因探求や「来談者中心療法」のような受容的な支持療法とは違い、あまり内面的な要素を取り入れることはない。有名なのは、パブロフの犬 条件反射(条件付け)だ。


論理療法
論理療法1
認知(考え方・思考)が感情をつくり、行動に移行するというのが基本的哲学。したがって、認知を変えれば、感情や行動も変わっていくという考え方。問題解決志向が強く、教育指導的な側面もある療法だ。
提唱したのは、上の人「アルバート・エリス」
有名なのが、「ABCモデル」 Aが感情が生じるきっかけになった体験。Bは思考。(良い思考と悪い思考がある) そして、その結果として生じる感情や行動がC。そして、否定的な悪い思考に着目する。これを「認知の歪み」と言う。
つまり、その「認知の歪み」に気づき、変えることができれば、問題解決に至るということだ。


認知療法
認知行動療法3
この療法は「苦痛を感じている人の認知(思考)は硬直化しやすく歪みやすい」というのが基本的な考え方。この硬直化し、歪んだ認知を変えるのが「認知療法
これも、指導的・教育的要素の強いもので、まずは「物事には必ず二つ以上の見方があり、その選択はクライエント次第である」と伝えることが始めだ。
有名なのは、「情報処理の間違い」 例えば、

オール・オア・ナッシング(黒か白か、間を認めない極端思考)
結論の飛躍(不確実な情報から無理矢理、結論を導く思考)
読心術(証拠もないのに他人の考え方を決め付ける思考)などがある。

開発したのは、上の人、「アーロン・T・ベック」だ。


そして、以上の3療法を軸として1980年代から世界的に広がったのが『認知行動療法』である。アメリカでは最早主流。『精神分析療法』・『来談者中心療法』と並び、三大療法ともされている。
認知と行動の両面から働きかけるため非常に治療効果が高いとされている。

認知行動療法1
左は「認知療法」の論理モデルだが、これを使って説明すると、
まず注目するのは「出来事」にあたる部分である。『認知行動療法』では、これを「環境要因」として、そのクライエントが、どういう環境下にいるのかを考え、その上で「認知」・「行動」・「気分(感情)」・「身体的反応を見ていくのである。そして、その中でも「認知」と「行動」は自分自身で選択できると心理的教育を行なう。

『認知行動療法』の原則は、基本モデルに沿って、クライエントの体験を理解すること。そして、「今」の問題に焦点化する問題解決志向であること。最後は、教育的側面を重視し、クライエントに自己解決力をつけることである。
この時、カウンセラーとクライエントはチームを形成し、信頼関係に基づく実証的見地から共同作業を行なっていくことになる。

『認知行動療法』はいくつもの構造化された技法があるが、それは機会があったらまとめることにしたい。

でも、この療法、ボクは何か好きじゃないんだよなあ。何か騙されてる気がして・・・心を無理にねじ曲げてるようでもある


さて、ここからは<近況報告> <日記>ってした方が良いかなあ。『凡人日記』だし・・・
まあ、読みたい人は「続きを読む」をクリックしてね。スルー推奨だけど・・・。


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08年2月10日(日) 休職372日 晴れ。いい天気。

完全OFF。一日ゴロゴロ

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 『グロリアと3人のセラピスト』

guroria  20世紀を代表する心理学者3名が、一人の「グロリア」という女性をカウンセリングするという貴重な試みを映像として残したもの。
 発行は「日本・精神技術研究所」  
 URLはこちら→http://www.nsgk.co.jp/
 ボクは前からその存在は聞いていたが、先日、大学の図書館で偶然発見。
 全3巻を2日かけて見た。結構、興味深いものだった。

 3人の理論を感覚として比較・理解できる。


ka-ru 「カール・ロジャース」
 
 現在のカウンセリングの基礎とも言える『自己理論』の提唱者。
 特徴は評価を抜きにして徹底的に聞くことが中心。これを「積極的傾聴」という。
 人間には良くなろうという力が内在していて、
それを聴く事によって引き出そうとする考え方。多くの人のカウンセリングに対する認識はこれだろうと思われるほどポピュラーである。

 「グロリア」は最初、何のアドバイスもしてくれないのを不満に思っていたようだが、まるで鏡に対して自問自答しているかのように問題に対する認識が深まっていく。
 最後の方など、むしろ「ロジャース」に対して恋愛感情まで持ち始めたかのように感じた。
ボクの勝手な憶測ですが・・・結構、ハンサムだものね。
 ボクはこの人、「ユング」の次に好きだな。


pa-ruzu 「フレデリック・パールズ」 

 『ゲシュタルト心理学』の提唱者。
 この理論を一言で説明するのは難しいのだが、より能動的に人に働きかけて、その人の「今、ここで」の「気づき」を大切にする療法。
 今まで意識化されていなかったことを明らかにして一つに統合する手法。

 「パールズ」は攻撃的なまでに「グロリア」を挑発して、怒りを誘い、その仮面を剥ごうとする。
 「グロリア」の言うことなんか聞いちゃいないかのように、むしろ、言葉と矛盾する顔の表情とか動作に主を置いている気がした。「グロリア」はもう混乱して訳が分からん風になるが、終了後の感想では3人の中でもう一度受けたい療法だと話していたから不思議である。


erisu 「アルバート・エリス」  

 『論理療法』の提唱者。
 これは、要は考え方を変えることによって、その人の出来事の受け止め方や行動が変化するという療法。
 不健康で非論理的な考えを健康で論理的な考えに変えるために、「論駁」という誤りを正して筋道を立てて納得させる、あるいは納得することを大事にする。

 これもこれで非常に個性的なカウンセリングで「グロリア」より「エリス」が話している方が多かった。しかも早口でまくしたてているので、「グロリア」はその話についていくのがやっとのよう。
終了後の感想でも、ちょっと評価が低かった気がする。
 まあ、これは問題解決的な手法なので、限られた時間の中では仕方ない気もするが・・・。


 でも、この順番で比較してみると、「ロジャース」が問題の把握と意識の上での認識の深まりを、「パールズ」が無意識の問題の把握を、そして最後に「エリス」が問題解決を担っていたようでもある。「國分康孝」が提唱している『コーヒーカップ方式を3人が別々にやってるみたい。
 ※『コーヒーカップ方式』
  ①リレーションづくり→②問題の把握(意識・無意識)→③問題の解決


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9jyou1


 今日の日記。
 完全OFFでゴロゴロ寝てたので、
 何も書くことがない。

 でも、そういえば一つだけ良いことがあった。
 近所の『MOSS BURGER』が復活する 

 この二日間のお散歩記録
 8日 歩数7786歩
     距離3.11Km
     カロリー247.1キロカロリー

 9日 歩数13162歩
     距離5.26Km
     カロリー 420キロカロリー

 今日の飯日記
 昼食 『上海亭』 「上海ラーメンライス」 おろしにんにくを入れる。
 夕食 『末広』 「マーボライス」 にんにくスライス。今日はにんにくデーだわ

 明日は父の見舞いに行きます。

 おやすみなさい。

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