横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
18年1月26日(金)  晴れ 天気は良いけれど、大寒波。東京では二日連続-4℃
インフルエンザの流行は過去最高
 

今日はクリント・イーストウッド監督作品『J.エドガー』の紹介。取り溜めてある録画を消化する。
『J.エドガー』(映画)
J.エドガー
 FBIの創設者であり、初代長官『J.エドガー』の伝記的作品。
 孤独で、でも野心家でもあった、彼のFBIを創設し、大きく成長させていく過程の正と負の姿を描いたもの。
 『J.エドガー」の青年期?から晩年までをレオナルド・ディカプリオが好演している。
 しかしながら、エンターテイメントとしておもしろいかと言えばそうでもない。
 クリント・イーストウッド作品は割りと好きなので肩透かしを食らった感じではある。

 1900年代初期、ソビエトの建国と同時にアメリカで共産主義の過激派があちこちでテロ行為を行う中、その対策をまかされたのが、J.エドガーだ。彼は「情報は力だ」との信念の元、アメリカ全土の過激派のデータのカード化を行う。個人や組織情報の一元管理だ。
彼はその当時まだ普及してなかった指紋の調査など科学的な捜査方法の草分けとも言えそうだ。捜査局(FBIの前身)の中に科学捜査課を勝手に設けて捜査を進めていく。
一方、権力者や政治家についても情報を収集し、プライベートファイルを作り上げて自らが影の権力者ともなっていく。それは、例えばケネディやキング牧師のプライベートを盗聴するなどかなり暴走気味だ。

1930年代に共産主義の過激派は一掃されたが、世界大恐慌による世情不安で凶悪犯罪は増加。
彼は、リンドバーグの子誘拐事件を契機に誘拐を連邦犯罪とし、(市警との確執もあるのだが)捜査局に逮捕権と武器所持を認めさせる通称「リンドバーグ法」を主張し成立させることに成功する。

ちなみに彼はイメージ戦力にも先進的で、コミックやラジオなどいわゆるマスコミも利用していたようだ。優れてはいる。しかし、差別主義者っぽくもあり、アメリカンファースト的でもある。さらに、ホモセクシャルでもあり、女装趣味もあったようだ。副長官であるトルソンとの関係も描かれている。一筋縄ではいかない人物なのだ。

しかし、そんな彼も晩年の衰えと異端と言われたニクソン大統領の登場により、狂気と悲嘆の時代を迎えることになる。


「今日の気になる言葉」

回顧録的な独白の中で・・・
「道徳が衰退した時代。善人が手をこまねいていると、悪が栄える。すべての国民は知るべきだ。悪は国家を脅かし、子どもたちを危険にさらす。世の中の動きに無関心で過去から学ぼうとしない社会はやがて滅びる。我々は歴史を忘れてはならない。絶対に油断してはならない。今日でさえ、アメリカを主たる標的としている組織がいくつもある。彼らはアメリカ国民の安全で幸福な生活を破壊し想像もできないような無秩序で不道徳な状態にこの国を貶めるだろう。」

「民主主義の真髄とは個人の価値を信じることにその根本がある。いかなる政治体制や組織より人生に意味がある。愛はこの世で最も強い力だ。憎しみや差別という不自然な感情よりも、長く人の心の中に生き続ける」


「権力者」が道徳や民主主義を声高に語るなっていう気もするが・・・どの国どの時代も同じだね。今の「マイナンバー制度」とか「共謀罪」とかうさんくさい制度や法律も使い方次第では恐ろしい市民弾圧の凶器と化すだろう

さて、今日の報告。
昼食はハム・トースト2枚、かにクリームコロッケと白身魚のフライ。わかめのお味噌汁。
TVでは、明智小五郎シリーズの『吸血鬼』を見る。小林少年役の黒田勇樹さんが、背が伸びたみたいで、いきなり海外留学に出ていて、事件のために戻ってきた時には、今までの半ズボンではなく、ジャケットにスラックス姿になっていたのは驚いた。
浄水器の電池が切れていたので購入。でも、電池のサイズが最近いろいろ過ぎて面倒。
昨年、後半から家の家電にいろいろ不具合がでてきて難儀している。電灯なんて、切れないものつくれないのかなあ。買わないともうけがでないから無理なのかな。

きょうの夕食は、寒いので「湯豆腐」で一杯にします。

お休みなさい


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18年1月22日(月)  曇りのち大雪

午前中は曇りだったけれど4時過ぎくらいから降り始め今は大雪。警戒警報も出て、今、緊急放送している。相変わらず良く聞こえない。スマホでお知らせしてくれるから良いけれど。

昼食は自炊。かにクリームコロッケとちくわ。わかめのお味噌汁。青紫蘇の実のお漬物。

BSで片岡鶴太郎が金田一耕介を演じた、横溝正史原作「女怪」を見る 古いTVドラマの再放送。こんなのあったんだね。

その後、レンタルDVDで「危険なメソッド」を見たので、今日は映画の話。


『危険なメソッド』

危険なメソッド

心理学に詳しくない人でも、フロイトユングの名前を聞いたことがある人も多いだろう。この映画は、その二人の出会いと決別、そして、そこに深く関与していた一人の女性との<奇妙な三角関係>を描いている。
物語は冒頭、ヒステリー状態(今で言うなら統合失調症のパニック状態か)の女性が精神病院に強制入院させられるシーンから始まる。

病院の名は「ブルクヘルツリ病院」 そう、あのユングが勤めていた病院だ。
女性の名はザビーナ・シュピールライン。後に精神分析医となりロシアの精神分析の先駆けとなった実在の女性だ。

彼女の担当医となったのが若きユング。なんやかんや在って、ユングは彼女は幼少期のDVによって性的倒錯(マゾヒズム)になっていることを突き止める。

この頃のフロイトユングの関係は「親子」のような師弟関係で「言語連想法」や「夢分析」の対話などマニアにはたまらない描写も続く。

しかし、同じくフロイトにより「息子」と称されたO.グロスの登場により状況は変化する。彼は優秀な精神医だったようだが、薬物中毒になっていた。彼の「性衝動は解放するべきだ」の主張によって、ユングの心は揺らいでいく。

そして、ユングはザビーナと不倫関係に陥っていくのだが・・・

ちなみにユングとフロイトの決別は、「性衝動」一辺倒のフロイトに対して「神秘的・超心理学的」な事象も範疇に加えるべきという路線の対立(っていうか性格の不一致離婚の原因か!)であり、有名な「本棚の音」の外在化現象の描写もある。

その後の三者の関係については、映画を見てもらいたいのだが、さらに、その後のザビーナの人生についても思いを馳せていただきたい。クリック!
ザビーナ
 


「今日の気になる言葉」

フロイトとの決別の後、その影響か、世情の不安定さか、ユングは極度の精神不安定な状況に陥る。ユングの妻の要請によりザビーナはユングの治療を依頼される。その時の彼女とユングの最後の邂逅の時の言葉。

「彼は受け入れてくれない。既知の領域では不十分で未知の領域を探るべきって事を。
病気の正体を探るだけでなく、患者の再生を助けたい。患者が目指す人物に導きたいんだ。」

「でも自分が病気になっちゃだめ」

「正気の医師には治せない」

その後、現在・過去の不倫について問われた時のユングの言葉。

「許しがたいことをしつつ人は生きていく」

ちなみに原作はユング、フロイト、ザビーナの交換書簡を元にしたフィクションでありますが、多くの真実が含まれているのではないかと考えます。信じるか、信じないかはあなた次第です
09年3月11日(水) 休職813日 いつまでたっても暖かくならんなあ

父の確定申告に苦戦中なり

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<消費税増税がいかにインチキか・・・が良く分かります。おすすめ!>

 『ブログペット』の「Comomo」さんの、アクセス解析を覗いていたら・・・

 なぜか「ゴジラVSガメラ」でアクセスした人の形跡が・・・しかも結構多い

 確かに、過去には「ゴジラ」映画も、「ガメラ」映画も記事にしたことがある。

 怪獣映画好きだし

 でも「ゴジラVSガメラ」・・・懐かしくも、強く刺激されるフレーズだ。

 怪獣映画好きなら一度はあこがれる、世紀の大戦

 実現不可能だし、実現したら、きっとつまらないものになるだろうなあ・・・という思いもあるが・・・

 とりあえず、ボクも「ヤホー」で検索してみたら、やっぱり「YouTube」にはあるのね。

 それが、下の画像

 ちなみに次のサイト(スレッド)は「怪獣映画の疑問」について考察していておもしろいので、載せてみました

『特撮の理不尽な点を強引に解釈するスレまとめ-ゴジラ ・ ガメラ・怪獣映画-』

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 夢は夢のままに・・・でも、見てみたい気がするものでした。

 おやすみなさい。

08年8月27日(日) 休職572日 天気はまあまあ。涼しくて過ごしよい。ああ、秋が近い 

だいぶ間が空いてしまいました。粘り強くお付き合い下さい

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 最近、昔、自分が書いたブログを読み直したりしてる。

 初めのころのを読むと、思わず赤面
 することもあるが、逆に「ずいぶん変わってきた」と感じることも多い。

 「鬱」で混乱してたり、ダラダラと愚痴を垂れ流したり・・・
 それは今もあんまり変わらないけど、回数は減ったような気はしている。
 ついでに記事自体を各回数も減っちゃったが

 あの先の見えない絶望の中にいたときの思いは今も忘れない。

 元々「病」克服のために始めたブログ。
 ボクの気持ちの安定のためには、おおいに役立ってくれた

 これからも、「comomo」ともどもよろしくお願いします。

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 間が空いている間もDVD鑑賞は続けています。
 書くのが追いつかなかったわけで・・・
 ごくごくかんたんにお知らせして行きます。

 スパイダーマン3』(映画)

supaida-man
 「1・2」も紹介してありますね。
 今回はちょっと話が複雑で、
 サンドマンやら、宇宙生物やら、
 ブラックスパイダーマンやら、
 色々登場する。
 3部作の最後と思えばいいかな。
 主人公の善悪の心の葛藤が見所。


 面白さ★★★☆☆←こういう評価の仕方は、あんまり本意ではないが便利なので

 「今日の名言」

 どんな状況が行く手を塞いでも・・・
 どんな心の葛藤があっても・・・
 人は自分の道を選択できる。
 ・・・・・
 どの道を選ぶかで、その人が決まる。
 正しい道は必ず見つかるはずだ。


 しゃべれども、しゃべれども』(映画)

shaberedomo
 イメージは佐藤多佳子の原作本。
 映画はTOKIOの国分太一が主演。
 まじめで一生懸命だけど売れない落語家「今昔亭三つ葉」
 古典一筋の頑固者だ。

 彼がふとしたきっかけから始めた「話し方教室」
 集まってきたのは・・・
 大阪弁でいじめられてる少年
 美人だけど極度に会話が苦手でぶっきらぼうなOL
 しゃべりが下手で解説ができない元野球選手

 皆が皆、似たような境遇にあり、深く知り合ううちに、一人一人が成長していくストーリー。


 面白さ★★★☆☆ ありがちだけど題材が落語なのがいいかな。

 「今日の名言」

 言葉の持っている力は偉大だ。
 人を笑わせるというのは、その中でも最難関である。


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 今日、めだかを買って来て、ハス鉢に入れた
 「10匹くらい250円」という大変おおざっぱな値段の「緋めだか」だ。
 生命力が強いのがいい。
 えさ代がかからないのがいい。

 元気良くは・・・育ってほしい。
08年7月1日(火) 休職515日 ほぼ晴れ
やる気が出ない状態はそんなに変わりないけど、何となく少し動き出しそうな・・・

 さて、先の日曜日、かなり激しい雨が降っていた。
 ボクは何をしていたかと言えば、
 某講演会に出席していた。

 帰りは土砂降り。
 びしょびしょになりながら家に帰った。

 爬虫類のように天候の影響を受けるので、
 我ながらがんばったと思う
 やっぱり一瞬、気を失ったみたいだけど・・・。

 案の定、次は完全OFF。
 その状態で今日まで来ている。

 しかし、最近、前進したなあと思えることが一つあった。
 どれは「蓮」を育て始めて、
 「うつ」になってから一度も出ることがなかった、
 ベランダに出るようになった。

 以前は「飛び降りちゃうんじゃないか」と思ってイヤだったんだけど、
 最近は「蓮」を見るのが楽しみで出られるようになった。

 これって結構、進歩だと思うぞ
 
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HERO』(映画)
hero
 TV番組「HERO」の映画化版。
 ボクはTVでは再放送しか見たことがない。
 珍しい「検事」を主人公に据えた作品である。
 主人公は「久利生」(木村拓也)であり、
 キムタクのための作品である

 こけるわけにも行かないだろうから、脚本は結構練られたものになっている。
 キムタクも、色々言われているけど、決して演技は下手ではない。
 ここは誤解しないほうが良いと思う。

 キムタク演ずる「久利生」は、カッコも含めてかなりラフな検事であり、真実を追い求めるあまり、煙たがられて石垣島から札幌、山口へと地方を転々としている・・・って、そんな話しても、知っている人にはあんまり興味がないかな。

 そんな検事が今回扱うのは、国会議員「花田代議士」(タモリ)の贈賄疑惑。
 法務大臣が異例の「指揮権発動」をして検察の追及を逃れようとしているという尋常じゃない事件。

 彼が扱っている事件の容疑者が、その議員のアリバイに関わっているという設定。

 ここで使われているトリックは、一部、「田上義久」のマンガと似ているが、
真実を求める「久利生」と「雨宮」(松たか子)ら、検事陣と弁護士側との応酬はまあ面白い。

 しかし、やっぱり含蓄のあるセリフは、円熟の松本幸四郎演ずる、弁護士「蒲生」の言葉。
 最強、最大の相手として「久利生」の前に立ちはだかる・・・。


 「今日の名言」-裁判官制度を考えると複雑な気が・・・-

 元検事で弁護士の「蒲生」が「久利生」に対して投げつける言葉

 「検察は正義だとあなた方は声高に言う。しかし、検察は、今まで何人もの冤罪者を作って来ました。でも、誰も責任は取らない。ミスを認めれば出世できないからです。そんな組織にうんざりしたんです」

 「検事は自分の前人格をかけて被疑者と向き合うべきだ。そう思っていた。でも現実は多くの被疑者を抱え毎日のように取り調べをする。気がついたら自分は機械のように仕事をしていた。
 あのまま続けたら冤罪を産んでいたかも知れない」


 「久利生」と「雨宮」の違いは男女の心の違いを表しているようで興味深かった。

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 もし、ボクが裁判員に選ばれたら(絶対ないと思うけど)
 自分の信念を貫けるかどうか自信がない。
 意見が相反する時に、押し出しの強い人間の意見に対抗できるかはいささか不安である。

 この制度は要注意。
 おかしいならおかしい。イヤならイヤと言える自分を創らなければならない。

 これは面倒だと思う。

 お休みなさい。

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