普通の人間が、普通の日常を、ただダラダラと記録しつづけるだけの、いわゆる凡人の日記です。
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 12月31日(日)大晦日 曇り 気温13度

 朝は6時20分に目覚める。昨日、PCをいじり過ぎて、寝たのが3時近くだったのに早起き!また、夢を見たが思い出せない。今度から、枕元にメモを置くことにしよう。二度寝に入り、次に目覚めたのが9時30分。着替えて、1Fにコーヒーを買いに行く。タバコを吸いながら、しばらく、リビングでボーっとする。

 10時過ぎくらいにPCに向かい、メールとブログをチェック。BGMは、『classical panorama 2000』 6年前に買ったクラシックのベスト盤。
約2年ぶりにHPを作り直すことにした。その準備で昨日は遅くなってしまったわけだ。そのうち、新聞屋さんが来たので1年分の新聞代を支払う。
『赤旗』日曜版。月800円、しめて9600円なり。『赤旗』は日曜版だけ取っている。世の中の腹の立つことに正論で切り込んでいて気持ちが良い。毎日、読む気はしないが・・・。

 12時に昼兼買い物。さすがに、ボクも正月位、人並みにおもちがべたい。その買出しに「LIVIN」へ行く。人多し。
 最初に2Fのフードコートで、昼。久しぶりに『ロッテリア』でチーズバーガーセットをす。味はこんなものだろうけど、680円は高い。一応、ここで服す。風邪一錠追加。鼻水は昨日よりは出ない。

 1Fに降りて、買い物。病の独り者の正月の買い物は以下の通り。

  テンプラ          350円
  テンプラ          350円
  カケソバツユツキ       157円
  エドソバ          150円
  アカドリモモ        471円
  青果値下げ品        110円
  ハンコイタ シロ      840円 ※蒲鉾らしい
  ニモノ           1980円 ※おせちらしい
  アマシオヤキシオ      239円
  ムテンカツユ        255円
  パリスリ          698円 ※おもちらしい
  ヤキノリ          197円
  サビシサ          PRICELESS


 計5797円のお買い物。ボクにしてみれば、材購入にしては高価な方。もっとも、普段は0円だからね。ついでに、「ケンタッキー」も根性で仕入れる。とっても疲れた。

 家に帰り、昨日の大掃除もどきの続きをやる。今日は、書斎。あちこちに散らばっている本をすべて元に戻し、要る本と要らない本に仕分けして、本棚に並べる。捨てる本を考えれば、まだ、けっこう余裕あり。でも、この仕分けが大変なんだよなあ。床を拭いて終わりにする。毎年天井・壁もふくめて結構入念にやっていたけど、今年はここで、力尽きる。「また来年があるさ」と諦観する。

 さて、今日は大晦日だ。去年は京都のホテル。一昨年は群馬の山小屋。良く考えてみれば、この部屋で年越しするの初めてじゃないかな。カウントダウンパーティーが、どこぞの公園で行われるらしいが、興味なし。今日も映画を見て、本を読んで、静かに年越しを迎える。近くの神社(歩いて1分)位は行ってみてもいいかな。元気があれば・・・。

 ということで、今日の映画は『シン・シティ』 大晦日にふさわしいかどうかは知らぬが、どうでも良いこと。このあと、見てから感想を書きます。疲れてたら、そのまま寝ます。良いお年を!

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『シン・シティ』 始まった時、「アメコミ?」って拍子抜けしていた。残念ながら、アメコミは、悪く言えば幼稚な、よく言えば勧善懲悪が基本の脳天気なストーリーのものしか思いつかない。「スーパーマン」とか「スパイダーマン」とか「ファンタスティっク・フォー」とか・・・・・。

 しかし、「アメコミ」も進歩するものですね。このストーリー展開は、ボクの「アメコミ」の範疇外。ひょっとしたら傑作!? 原作を読んでみたいなあと思う。まあ、アメリカン・オタクのタランティーノ監督が一枚加わっているから、「なるほど」とも思うけど・・・。

 犯罪がはびこる絶望の街「シン・シティ」 そこで起きる犯罪と三人の男たちの、それぞれの愛するものを守る、あるいは、愛するものの復讐をするための戦いの有様を描いたストーリー。三作か四作のエピソードを構成しなおし、互いに関連付けながら描いている。

 三人の男たちの一人、ブルース・ウィルス演じるハーディガン刑事はこの街の最後の良心というべき正義の男。彼が守るのは、11歳のときに誘拐され、殺されかけた少女。犯人は上院議員のお坊ちゃんで、ハーディガンはすべての罪を背負わされ八年にも渡る投獄生活を送るが、その少女に再び危機が訪れたことを知り、立ち上がる。

 二人目は、ミッキー・ローク演じる、元殺人犯の強面マーヴ。身の危険を感じ、自分の元に訪れた娼婦に運命を感じ、そして、結局は殺されてしまう娼婦のために復讐を誓い、戦いを開始する。ミッキーの特殊メイクは必見。

 三人目は、クライヴ・オーウェン演じるドクイト。やはり元殺人犯で整形をし、今は娼婦街の自治を守るために戦うクールな男。警察やギャングからの干渉を排するために、自治協定を結んだ娼婦街の危機を救うために、命をかけて権力に対抗していく。

 はっきりいって「アメリカ」の漫画に、こんな、深みのあるストーリー性を持ったものがあるとは知らなかった。あの、「スパイダーマン」にしても、一昔前は「悩めるヒーロー」ということで、「アメコミ」では珍しいと言われていたのに・・・。

 しかし、残念ながら、この程度のストーリーは日本の漫画界にはやまほどある。だが、それをうまく映像化できているものはない。この、『シン・シティ』はロバート・ロドリゲス、タランティーノに加えて、原作者のフランク・ミュラーの三人の監督体制というトロイカ方式。これは、なかなか難しかっただろうなと思うが、今の所、それがうまくいっている感じ。続編の話もあるらしいから、ちょっと期待したい。

 見る前に一つ注意。全編、意図的に白黒的な画像が使われているが、エピソードに合わせて、一つのカラーが使われているので、ぜひ、注目していただきたい。なぜ、その色なのかは分からないのだが・・・。
 

  今日の名言

 「シン・シティの裏道では何もかも見つかる。愛さえも闘いだ。」

 「俺の命をかける時が来た。殺るか、殺られるかだ。」

 「愛する女は死んでも守る。」


  『シン・シティ』

 う~む。思わぬ拾いものをしたような気分。でも、まだ、傑作であるかどうかは判断に迷っている。2006年、最後の日に、課題を残して終わりそうである。それもまた良し。では、みなさん、おやすみなさい。  
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 12月30日(土) 休日 快晴 15度

 朝、8時15分。新しい携帯のスヌーズの最後の1回で目覚める。今日も目覚め際に何やら夢を見たが、起きた瞬間、もう思い出せない。気分は良い。うつらうつらしながら、いろいろとたわいもないことを考え、精神分析やら、『螺鈿迷宮』の続きやらを読みながら、過ごす。

 10時半頃、ベッドから起き出し、リビングで一服。コーヒーが飲みたかったので、1Fまで降りて自販機で購入。「挽きたて炭火焼」を初めて飲んでみる。ちょっと香ばしい感じがするくらいで、大して違いが分からん。メールとブログをチェックし、「さて、今日はどうしたものか。」考える。

 昨日の「リリー」のカードの書類を送らなければならなかったので、昼&買い物がてら外に出る。天気は良いが、とても寒い。1Fでまたタバコを忘れたことに気づき、新しく買うのもばかばかしいので、逆戻り、最近、こんなのばっかり。

 昼は『○○○亭』で、「ポークジンジャー丼」、量も充分。お漬物に、味噌汁に、ヨーグルトに、コーヒーがついて、ランチ500円。やっぱり安い。ここで、服す。郵便局の前を通り、返書を投函し、少し遠回りになるが「LIVIN」を目指す。

 いっぱい正月の飾りとかがあったけど無視して、2Fの「CD屋」へ。昨日の全日本フィギュアの影響か「ショパン」の曲が聴きたくなったので、探す。「ファンタジー」と「ノクターン」の両方あるのが、なかなか見つからなかったが、「DECCA NEW BEST100」の中に一つだけあった。アシュケナージとかいうピアニストの名盤らしい。購入。続けて、本屋へ行き、ハードカバーは重たいので、文庫本を物色。『相克の森』(熊谷達也)と『風の影』(カルロス・ルイス・サフォン)を購入。熊谷達也の『ウェんカムイの爪』や『漂白の牙』は最近の野生動物を扱った中では傑作なので、これも面白そう。『風の影』は「今、世界中で話題沸騰」らしいので、一応読んでおくことにする。

 よく考えたら、正月の餅一つ買っていないけれど、一人なので、特に準備する必要もない。正月でも、コンビ二を始め、開いている所はいくらでもあるからね。

 家に2時に帰り『結婚できない男」を見る。見なきゃ良かった。続けて、稲垣吾郎版「金田一」の『女王蜂』を見る。なるほどねって感じだな。正月には『悪魔が来たりて笛を吹く』をやるらしい。難しい展開の話だけどどう味付けするか楽しみだ。テレビを見ながら、トイレとベッドルームを掃除。鼻が出てしょうがない。風邪を一応飲んでおく。

 6時に外に出て、今日も『末広』が開いていたので、「タンメン」をす。開いてて良かった。帰って服。ついでに、鼻かぜ用の風邪も一錠。おもしろそうなテレビもないので、「ショパン」を聴きながら、『螺鈿迷宮』を読了。「ショパン」のピアノが、時に転がり、時に飛びはね、沈み込み、心をかきたてて、なかなかの臨場感。読了後、思ったよりスケールの大きい医療サスペンス?(このへんの表現が難しい。帯にあるようにメディカル・エンターテインメントというのが最も適切かな)であったことに気づく。充分、満足した。以下、その感想。

 『螺鈿迷宮』(海道尊)の『チーム・バチスタの栄光』から続く、メディカル・エンターテインメントの第三作であり最新作。探偵役は三作とも共通の厚生労働省の「医療過誤死関連中立的第三者機関設立準備局長」という長い肩書きの役人。通称「火喰い鳥」または「ロディカル・モンスター」 この、長い肩書きが何を意味しているかは、その一部が本作で明らかにされている。前二作とは違うのは、今までワトソン役であった不定愁訴外来の田口が今回はほんの添え役。舞台が「東城大学付属医院」から、同地域にある老舗の医院「碧翠院桜宮病院」にうつり、今まで名前だけしか登場しなかった、白鳥の部下「氷姫」こと姫宮がやっと三作目にしてデビュー。語り手として、「天馬大吉」なる医学生が取って代わっている。

 「桜宮病院」は老舗の病院として由緒と歴史のある病院であったが、最近は「東城大学」のサテライト病院として、その負の部分を受け持ってきた。いままでは老人介護・ホスピスと寺院を一体化した複合終末医療の先端施設として、その地位を維持してきたが、国の政策の変更、つまり、老人と終末医療に金は使わないという方針により、風前の灯となっている。しかも、死者があまりにも多いという黒いうわさもある。

 そこに、ひょんなことから、天馬という医学生がマスコミのスパイ役として看護ボランティアの名目で送りこまれることから、事件は次第にその全貌を表わしていく。「桜宮病院」だけではなく「東城大学」そして、日本の医療全体の暗部があばかれていくのだが・・・そこに生命と運命の不思議な綾が描かれていくわけである。

 と書いても、何のことやら、さっぱりわからないのだろうが、詳しく説明すると大変だし、読む楽しみがなくなるからあんまり詳しく書かない。気になる人はご一読を。

 見所は、いままで圧倒的な論理力(口達者?)で、犯人を打ち負かしてきた白鳥が、今回は、「桜宮医院」の医院長であり、終戦後から医療の負の部分を一身に背負ってきた、「桜宮巌雄」の前に完全敗北(?)を喫するところにある。事件は解決するが、課題はずっしりと残されていくという事だ。

 しかし、この白鳥という人物。言動が一見めちゃくちゃであり、小太りである点で、前回、紹介した『イン・ザ・プール』の伊良部医師に瓜二つなのであるが、違いは伊良部の方は、最後は論理的ではないがほのぼのとしており、白鳥の場合は最後は論理的であるが、かならずほろ苦い何かを残す所だ。もちろん白鳥本人は、そんなことはおくびにもだしてはいないのだが・・・・。

 面白い作品なので、できれば第一作から順に読んでいくことをお勧めする。


 今日の名言

 「おい、そこのできそこないの医学生、これが最後だから、耳をかっぽじいて良く聞けよ。死を学べ。死体の声に耳を澄ませ。ひとりひとりの患者の死に、きちんと向き合い続けてさえいれば、いつか必ず立派な医者になれる」

 僕はうなずいた。この時僕は巌雄から、言葉と共に、途轍もなく大きな何かを受け取った。巌雄は僕がそれを受けとめたのを見て、微かに笑う。

    『螺鈿迷宮』(海道尊)
 
 さて、今、TVでは『有頂天ホテル』をやっている。これも以前、DVDで見たので感想を書くつもりはないが、良質な喜劇であることは確かだ。三谷幸喜の映画は『ラヂオの時間』とか『みんなの家』とか、結構、好きだが、三谷幸喜があまり表に出すぎるのがちょっと・・・。

 今日は、これを見てから、をいつものように飲んで寝る。今日は久しぶりに布団乾燥機で布団を乾かしたので、気持ち良く眠れると良いな。
 
 
 12月29日(金) 休日 快晴 15度

 朝6時に起きる。葛藤がないので、気分的には大変よろしい。無理して起きることはせず、そのまま二度寝に入る。それでも、10時には再度、目覚め、『螺鈿迷宮』(海道尊)を読み進む。題名の意味が少しずつ飲み込めてきた。

 11時には起き出し、メールとブログをチェック。知らぬ間にポイントサイト『予想ネット』が27000ポイントも貯まっていたので驚いた。5000ポイントだけ「E-バンク」で換金。今月、このサイトは3回目。計1500円なり。

 12時には昼がてら、郵便局に「リリー・フランキー」のカードを受け取りに行くことにした。天気が良いので、行き・帰りとも歩くことにした。1Fまで、いったん降りるも、を忘れたことを思い出して、14Fまで戻る。結局、タバコは忘れてしまったんだけど・・・。

 行きに本屋で物色。『面白南極料理人』(西村淳)という本が面白かったので、購入。「レシートを下さい。」と言ったら、領収書を書いてくれた。540円で、すまないことをしたかなと、ちょっと思う。そのまま、『一頭屋』で「ハンバーグランチ。」やっぱり旨い。フロアーのお姉さんが一人で忙しそうだった。をここで服用。

 郵便局へ行き、カードを受け取り、ワタミの株の配当金為替を持ってくれば良かったと思ったが、ここも混んでいたから、きっと待たされたろうなと思い、まあ良しとした。ちなみに「リリー」のカードは縦型。もっともイラストが縦に描いてあるだけだが、珍しい。ちょっとした逆転の発想。

 帰り道は海岸通りを通って帰る。歩いている人が少ないので、のんびりと散歩できた。温度も上がってきて、ポカポカと心地良い。『ホームズ』でボックスティッシュを買う。年末で大混雑。少しうんざりする。

 調子が良いので、さらに遠回りをして、最近、『ホームズ』の隣に建設中の建物を見に行く。大型の「スポーツジム・飲店等」が入る建物が出来るそうだ。まだまだ、開発途上の土地なのだなと思う。

 家に帰り、掃除をしようかしまいか迷うが、今日は止めることにした。その代わり、ちょっと散らばった書類や本を片付け、床をモップで軽く拭く。これだけでも、ずいぶん気分が違う。

 疲れたので、テレビを見る。『結婚できない男』ボクもそうだが・・・。『佐賀のがばいばあちゃん』の予告編。漫才師島田洋七の実のおばあちゃんを描いた自伝的作品。本の方もおもしろかった。続編も出ている。『八つ墓村』横溝正史の本格推理小説の傑作。過去には、渥美清・加賀丈史らが名探偵「金田一耕介」役で映画化されている。ボクはこの本で横溝正史にはまった。今回はSMAPの稲垣吾郎が金田一役。まあ、いい感じだったが、途中、「ソラナックス」を飲んだため、ウトウトしてしまった。

 6時になったので、『末広』に夕を取りに行く。ここも、たぶん今年は今日までくらいだろうから、「チキンカツライス」をす。これもまた旨し。残さずいただく。家に帰り、服

 夜、借りているDVDを見るか、テレビを見るかで悩む。9時からの『大奥』はちょっと見てみたいが、それまでに面白そうなTV番組もないので迷う。結局、なぜか、全日本フィギュアスケート選手権を見る。音楽がすてきなので、心が休まる。女の子たちも綺麗だし・・・。

 つまり、それを見ながら(聞きながら)今日の日記を仕上げている訳だ。今日は、『大奥』を見終わったら、昨日と同様、『ソラナックス』と『メイラックス』一錠ずつで眠るつもり。今日と同じ目覚めであるなら、この組合せは良いのかもしれない。

 『うつ病治療を受けられる患者様とご家族の方へ5』
 
 「服は重要」

   は休養とならんで治療に必要なものです。
   絶対に、勝ってな判断で服をやめないでください。

   副作用などで気になることがあれば、医師・薬剤師に相談しましょう。 

 この「服薬」の塩梅が難しいんだよな。働きながらだと・・・

   
   
 
 12月28日(水) 平日 晴れ 15度

 朝、4時半に目覚める。昨日の「」に触発されて、ユングの本を読み直しながら、うつらうつらする。6時、「ママのピアノ」が流れ、6時15分に「DEAR WOMAN」が流れる。これらの曲にも慣れてきたので、そろそろ曲を変えようかと思う。

 さて、今日は半年に一度のK病院の診察の日である。アルコール依存症でお世話になったところで、アルコールについては一流だが、すべてをアルコールに結び付けて治療しようとする姿勢がかなり強烈なところである。本当は昨日までは、行かないようにしようと考えていた、今のボクの状態を説明すれば、かならずアルコールに結び付けて来るにきまっているからだ。

 確かにボクはアル中である。それは認める。この病院のおかげで、曲がりなりにも廃人にいたらずにすんだことも認める。だが、違うのだ。
 アル中になったからなのではなく、が先にあってアル中になったのだとボクは考えている。だから、ボクはこの病院と決別しようと覚悟を決めて、今日は行くことにした。そうしないと、いつまでも過去をひきずるような気がしたからだ。

 医者との話し合いの中身は不快であるし、それが、この病院の治療方針だからとやかくは言わない。だが、今の状況を説明して、かまをかけて「正直2~3回スリップしました」と言ったところで、すぐ「酒の匂いがします。呼気検査をしてください。」といわれたので、「それは嫌です」と断った。「私はあなたがお酒をのんでいると思います」とまで断定された。まあ、予期していたことだったが、もしかしたら、「何かありましたか」と聞いてくれるかと期待もしたのだが・・・。結局、見解の相違で物別れに終わった。「もうこれで診療にくることはありません。お世話になりました。」

 ボクなりに今日はがんばったと思う。職場の上司には、あらかじめ、そうなるかもしれないというニュアンスは伝えておいたし、事後の報告もしたので、理解は示してくれた。

 朝は病院の堂でモーニング。もう、これをここでべることはないだろう。急いで、家に帰り「トレドミン」・「トフラニール」・「ソラナックス」を一錠ずつ飲んだ。どっと疲れが出て、そのままベッドへ。ユングの本の続きを読み、眠りに就く。また、を見る。ここのところ立て続けだ。中身は良く覚えていない。断片的に書き記すと「小学生・修学旅行・バスの中・お弁当・鉄塔の広告・途中の体育館らしき所・奈落のような所にある思い出の書類?」といった感じか。とてもストーリーとしては説明できない。ただ、起きた時に涙が流れていた。不思議?それにしても、の中のボクはどんどん若くなっていくぞ。なんだ、これは。退行現象か?

 5時30分までメールをチェックし、夕を取りに外へ出る。「ファミマ」で「BIGCOMIC FIRST」版の「美味しんぼ」を買う。山岡・栗田の披露宴の話。ずーっと読みたかったが探せなかったもの。初めて読む。
は『上海亭』の「上海ラーメンと小ライス」最近、また欲がなくなっている。『上海亭』のお兄さんが水をこまめについでくれたり、ボクの汗を気にして、ティッシュを差し出したりしてくれて優しいことに気づいた。家に帰り、上記と同じを服用す。昨日のような不安感はない。

 今日は、奥田英朗の「イン・ザ・プール」を読んだので、その感想を記したいと思う。テレビでドラマ化された直木賞受賞の「空中ブランコ」に登場する精神科医伊良部シリーズの一作目である。

 伊良部総合病院の御曹司であり、精神科医でもある伊良部はマザコンで注射フェチの変わり者。そこを訪れる、さまざまな症例の人間たちに奇想天外なやりかたで治療(?)をほどこしていくストーリー。それが、とても本気で治療するつもりでの行動なのか、治療を受けるものにとっては、とても正気とは思えない言動なのである。

 たとえば、表題作の「イン・ザ・プール」では、水泳依存症の患者が出てくるが、伊良部は、同じように水泳を始めて、しまいには、もっとおよぎたいから、夜中にプールにしのびこもうと患者を誘い出す。昼間に窓の鍵をあけさせておいて忍び込もうとするのだが、伊良部は太っているので、窓につっかえてしまって大騒動になる。そうこうしているうちに症状は改善されてしまうのである。

 また、携帯依存症の子どもには、くだらないことでメールを打ちまくり、患者をあきれさせ、脅迫神経症のルポライターには行動療法と称して、ライバル医院の庭に石を投げ込ませたり、その医院の医院長の車のタイヤのボルトを緩めさせようとそそのかしたり・・・。

 でも、最後には症状が皆改善され、何やらほのぼのとした感じで万事がうまく治まっていく。看護婦さんは露出狂だし、でも、伊良部とのコンビネーションは抜群だし・・・。面白い小説である。名言を抜き出すのはちょっと難しいのだけれど、この作品集の中から一部分を抜粋する。


 今日の名言

 世の中は不思議に満ちている。きっと役回りは変えられないのだろう。
 心配をかける人間がいて、頼まれもしないのにハラハラする人間がいる。性格こそが不治の病だ。・・・・
 「ルポライターは天職じゃん」伊良部は笑ってソファに深くもたれた。「楽天家じゃつとまらないわけだから」
 ものは言いようだ。
 だったら伊良部の精神科医も天職だ。人を深刻にさせない天性のキャラクターだから。
 「先生、今度、本郷の賄いつきの下宿に引っ越しましたよ」と義雄。
 火事の心配だけはどうしても簡単に抜けず、義雄は苦肉の策として下宿生活を選択した。三十男が下宿住まいというのもなかなかおつなものである。
 「いいなあ、学生みたいで」伊良部が羨ましがっている。「今度遊びに行くね」
 もちろん「どうぞ」と答えた。
 伊良部がにっと微笑む。
 駆け込み寺があるのはいいものだ。義雄は以前よりちょっと、人間が好きになった。


 『イン・ザ・プール』(奥田英朗)「いてもたっても」より

 今日は、「メイラックス」を飲んで眠る。明日、起きる時間は特に定めない。好きなことをして、様子を見ては、掃除をする。場合によっては一日寝ているかもしれない。でも、それでいいのだ。
   
 12月27日(水)平日 快晴 温度20度

 朝、やはり4時頃目が覚めてしまう。昨夜もデパス1錠。昨日と違うのは、すぐに、また眠ってしまって、次に気がついたのが、9時20分。急いで職場に連絡を入れる。今日も会議の予定だが、午後2時には歯医者に行く予定。「少しでも良いから、手伝いに来てくれ。」と言われるが、固辞する。猫の手でも借りたいという感じだったが、ボクは猫ではない。往復2時間。すぐに出ても10時半にしか職場に着かない。2時に間に合うには12時半くらいには出ないとならない。そんな無理ができるか!
もう、休職も覚悟しているから、無理にでも療養休暇に入ってもかまわない。人のことより自分のこと。病人はわがままで良いと開き直る。そもそも病人を働かせている方がおかしいのだ。

 電話のあと、また眠りに入ってしまう。睡眠状態がおかしいのは、あいかわらずだ。意識がありながら、変な夢を見る。今度も訳が分からない夢で、フロイトとかユングなどの心理学者がいたら、ちょっと解釈をお願いしたいくらいだ。

 なぜだか知らないけれども大荒れの水の中にいる。状況から考えて、川である。なぜなら、このあとボクは滝を登っていくことになるからだ。まわりにはたくさんの人がいる。もちろん、はっきりとは見えず人らしき群れが見えるだけである。滝は二手に分かれていて、ボクは、右側の滝を必死に登っている。他の人たちも必死である。変なのは、左側の滝はどうやら人々が下る滝のようであること。

 必死で登っていくと、頂上近くに、金銀財宝らしきものがあり、人々はそれに群がっていく。ボクも滝の流れに逆らいながら、上がっていくと右側の崖に扉のようなものがある。金庫のような扉で意外と小さい。
ボクがそれを開けると、中から大きなダイヤのような宝石が表れる。まるで、インディー・ジョーンズの世界である。ボクはそれを手に入れたようである。「ようである」というのは、この宝石はこのあと、夢の中では一度も登場しない。

 「ような」とか「らしい」とか「みたい」という言葉が多いが、それは夢の話ではっきりと分からないからだ。

 ここで、今度は下りの滝を降りていく。驚いたことに、左側の崖は、バイキングの机が並べてあり、人々はさまざまな料理をしながら下っていくのだ。滝の水で流されているはずなのに・・・。

 さらに、ここで場面が転換し、イメージ的には空港のドームのような場所を上から見て左側のエスカレーターを下りながら、ガイドさんのような人が、「ここは昔滝があって・・・」うんぬんの説明をしている。ボク達はみんな学生服であり、まるで修学旅行か社会見学。感覚的にはみんな若返っている。最期に、まことに恥ずかしいのだが、ボクが、昔の青春ドラマみたいに、片手をあげて、何やら叫んだところで目が覚めた。


 起きた時に「なんじゃ、こりゃ」と思ってしまった。時刻は1時少し前。1時半には、家を出なくては、歯医者に間に合わない。行く気はしないが、160万がかかっている。行かないで、どうにかなってしまったら一大事である。クラッカーを2枚し、「ボルタレン」「エクセラーゼ」「アリナミン」を飲み、急いで歯を磨き、準備をして、外へ出る。
気分的には悪くないが、外は暑かった。比較的、薄着を選んでよかった。

 2時ちょうど位に、病院に着き、すぐに診察。術後の報告をし、消毒をしてもらい、歯医者さんに状態を見てもらう。「少し腫れているが、心配ない。口をすすぐのを忘れないように。」とアドバイスをいただく。1月5日2時半。つまり正月明けすぐに予約を取ってくれた。

 料金、何と保険診療で110円。受付の人と思わず笑ってしまった。このあとボクは100万の帯のついている大金を支払うのだから・・・。
しめて168万円。先生の見積もりどおりであった。

 その後、『ミスティ』で、かなり遅い昼。「ハムサンドとアイスコーヒー」をす。「少年マガジン」と「ビックコミックオリジナル」を読む。「マガジン」の特攻隊の漫画と「オリジナル」の「東京1週間」がおもしろかった。

 天気も良いので、一駅歩いて、家に帰る。もどってから、さっきと同じを飲んだ。二日間、眠剤以外、は飲んでいない。

 今年最後のクリーニングを頼む。量が多いので、1年間有効の誕生日2割引券を使う。メールをチェックし、ブログをいじくり、テレビを見て過ごす。夜、かなりの不安感と焦燥感に襲われる。やはり、を飲まないことが原因か。かなりの落ち込み。必死の思いで、この日記を書く。

 欲がなく、体には悪いが、何もべずに、「エクセラーゼ」の最後の2錠と「ジスロマック」・「アリナミン」を飲む。これで一週間は抗生物質が効くはずである。今日は、歯医者さんより、何も処方されなかったので、明日からは、また病のを飲むことにする。もしかしたら、今日、起きられなかったのは、「エクスラーゼ」と「デパス」のせいかも知れない。

 明日から来年の5日までは、何が何でも休養する。「病には休養と治療」「は必ず治る」・・・大掃除はできればやる。無理はしない。そう、心に決めて、今日は「メイラックス」で眠ることにする。今日は「名言」はなし。
 
 12月26日(水) 雨 10度 平日

 今日は、出勤する日。大事な会議があるため。朝は4時位に起きる。ちょっと早すぎ。昨日のインプラントの手術のせいかなと考える。腫れはほとんどない。疼痛をわずかに感じる程度。眠りが浅いので、この程度でも目覚めてしまうのかなとも思う。昨夜はデパス1錠。

 それから1時間程読書、『螺鈿迷宮』(海道尊)を読み進む。6時にベッドを出て、テレビを見る。「目覚ましテレビ」愛ちゃんの天気予報を見て、今日は寒そうだなと思う。ノロノロと準備して、オロオロとでかける。今朝はは飲まず、歯医者さんからもらったを飲む。
 「ボルタレン」  抗炎症    1錠
 「エクスラーゼ」 消化剤     1錠 
 「アリナミンF」 ビタミンB1剤 1錠
 ボクはマニアか・・・

 外は大雨、ものすごい寒い。職場についたのが8時35分。会議は
10時から。今の所、は出ていない。それより、お腹の調子が少し悪かった。のせいかな。「ソラナックス」を一錠。お守り代わりに飲んでおく。最近、これ飲んでも、眠気をそんなに感じなくなった。13時まで書類整理を手伝い、一段落したところで、早退を申し出る。明日の病院のこともあるし、インプラントの支払いの件もあるので、失敗しないように、限界が来る前に帰ることにした。

 帰り際、銀行により、やっとのことで金100万を引き出す。今日は数分も待たずに引き出せた。昨日までの苦労は一体なんだったんだ?

 昼、駅前の『玉川』というそばやで『親子南蛮うどん』を頼む。遅い昼。でも、注文した後『親子南蛮』って何?ってちょっと考えた、ボクは『鴨南蛮』を頼むつもりじゃなかったのかな。「鴨」って言っても「鳥」の方が多いけどね。『親子』は予想通り、「鳥と玉子」のうどんでした。

 体が温かくなったので、これ以上、寒い思いをしないように、ビデオ屋とローソンに寄って、二度と外に出ないように借り物と買い物を済ます。今日、借りたDVDは半額デーなので、『ミュンヘン』『シン・シティ』『イン・ザ・プール』の三巻。『イン・ザ・プール』は「借りてますよ」って言われたが、もう気にしないことにした。見てないものは見てないのだ、きっと。夕はサンドウィッチセットとカレーパン。まだ術後が気になって、できるだけべやすいものを選ぶ。

 家に帰り、今年初めて、居間の空調と床暖房を併用する。メールをチェックし、ブログを確認して、初めて一息つく。雑誌のおまけでついていたモーツアルトのCDを聴きながら、『美味しんぼ』最新刊を読みつつ、いつのまにか寝てしまった。『美味しんぼ』は最近、料亭「岡星」の主人が病になったらしく、奇妙な偶然を感じる。

 夕後、「ジスロマック」2錠。抗生物質。3日間で7日間にわたって作用が持続するというすぐれもの(?)どういう仕組みなんだ?
「ボルタレン」は寝る前に飲んだ方が良いかなと勝手に考え、「アリナミン」を飲む。 

 とまあ、こんな1日でした。というわけで、今日は、インプラント手術と術後の経過報告をする。これが、今の所、ボクの唯一の希望。直る見込みがある病気はこれだけなのだ。

 「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人工の歯根(チタンの上に生体活性材料を重ねたもの)を植え、あごの骨と固定した後に、人工の歯を装着するという、まあ、簡単に言ってしまえば、文字通り差し歯の高級なもの。

 ボクの場合は左の上の歯が四本、左右の奥歯が二本ずつ。抜かれたり、抜けたりして無く、事をするのも、話すのにも、不都合を感じて悩んでいた。入れ歯も作ってもらったこともあったが、歯にあわず、事をするたびにはずれるので、何の意味もなかった。

 「インプラント」については、ずいぶん前から知っていたが、保険が効かず高額なのと、もともと歯医者には痛い目にしかあったことがないから不信感があって、二の足を踏んでいた。今年、上の四本目の歯が歯周病で抜けそうになったことをきっかけに、思い切って相談することにした。インターネットで一生懸命調べ、あんまり安いところと、説明が不親切なところ、臨床例ウン千件などという、なんとなく怪しいところをさけて調べて行ったところ、近くに「Nデンタルクリニック」と医院があることを確認。候補の一軒として、一応、診てもらうことにして、勇気を出して出かけた。その頃は症状はそんなに強くなかったし、夏休みに入る時期でもあったので・・・。

 それまでのボクの口の中は、歯石・歯垢・歯槽膿漏と出鱈目な状態で、でも、ボクはボクなりに嘘ではなく、毎日、歯磨きは欠かしていなかった。別の歯医者で、歯の磨き方をレクチャーされたこともある。でも、改善しなかったので、ほぼ、絶望状態。

 だから、医者に対する不信感と恐怖感から、足をふみだせなかった。今回も半信半疑。ここもだめそうだったら、すぐ止めるつもりだった。受診から5回。説明とブラッシングで過ぎた。残念ながら、途中でボクは1回旅にでてしまい、抜けそうだった四本目の歯はその旅の途中で失ってしまった。でも、それは別の話。このブラッシングの指導が効いたようで、自分でも、次第と口の中がきれいになってきたような気がした。「デンタル・リンス」を勧められたのも、このクリニックが初めてだった。他の医者はみんな否定的。5回目だか6回目の受診でやっと歯石を器具で取ってもらった。歯周病菌の実物も見せてもらった。虫みたいに動き回って気持ち悪い。歯間ブラシの使い方も丁寧に教えてもらった。この頃には、本当に、目に見えるようにきれいになっていたのである。

 ひょっとしたらこれはいけるかもしれない。160万円のお金をかけるのは、怖ろしい賭けだが、「インプラント」としては相場の値段。おかしくはない。ここで手術を受ける覚悟をした。

 というわけで、本当はもっと長い前置きがあるのだが、昨日の手術に至ったわけである。

 さすがに手術となると怖い。「できれば全身麻酔で・・・」と言いたかったがそれは無理だった。麻酔はごく普通の麻酔。この時は普通に痛かった。そのあと、を一錠飲まされ、手術台へ。さわられたり、切られたりという感覚はあるが、痛みはない。ドリルのようなもので、骨を削られているときも、ヘリコプターのような音が気になるだけで、痛みはなかった。途中、2時間をすぎたあたりで、麻酔が切れかかってきたのか、上の歯茎の根っこのところに痛みを感じたので、すぐ知らせると、また麻酔を打っておさめてくれた。嘔吐反射が、ここに来るまでは激しかったのだが、そのことについても配慮してくれたようだ。

 途中で、何回か写真を取られたのが気になったけれど、医学の役に立つならとおおらかな気持ちになれた。「Vサイン」していいですか。と言いそうになったが、口は押さえられているので話せない。

 上3本の人工歯根を植えるのに3時間。びっくりしたのは手術のあと。多少の違和感はあったが、ほとんど痛みも出血もない。前に抜歯したときには3日間も顔が腫れて、食事も満足に取れなかったが、とても、骨の中に金属が埋まっているとは考えられない感じ。食事も2時間もすれば普通に取れた。まだ、縫合した部分は気になるけれど、今現在、違和感もさほどなくなっている。これは、すごい。

 「左の鼻をかむときは注意してください。」って言われたのも忘れて、先ほど、でっかいクシャミを3連続でしてしまった。急いで、鼻を調べたが出血はなかった。まだまだ、治療の道は長いけれど・・・。
 

今日は、そのクリニックで出している「Nデンタルニュースレター」からおもしろい話を一つ紹介して終わりたいと思う。

 「江戸城松の廊下の刃傷沙汰は歯磨き戦争!?」

 江戸時代、人々は歯を塩で磨いていたのであるが、当時、塩と言えば吉良、吉良と言えば塩と言われるくらい、天皇、将軍家では吉良の饗塩(あえばえん)が独占状態。ところが、塩の作り方を吉良藩にならった赤穂の塩の方が評判がよく、塩歯磨きのシェアは、1位が赤穂、2位が吉良・・・と逆転してしまい、当時の五代将軍徳川綱吉も赤穂の焼き塩(花形塩)が気に入り、それで歯を磨いた――それが、吉良を激怒させてしまったのだと。

 もちろん、これは諸説の内の一説であり、他にも浅野のお殿様に問題があったとか、持病の偏頭痛具合が悪くて短気だったからとか、いろいろな説があり定かではありませんが。
 平日だが休日。療休中だから。でも、今日はインプラントの手術なので、昨日のうちに入念に準備して望む。診察券・保険証・印鑑・預金通帳、全部そろえて、目覚ましもしっかりセットし、久しぶりに入浴も済ませ、寝た。ちなみに昨日は「デパス」一錠。

 朝、八時に目覚める。体調は悪くない。9時くらいにベッドから出て、おにぎりで軽い朝を飲んで、テレビを眺め、メールとブログをチェックして、予定通り、11時には床屋へ行く。床屋は少し込んでいたが1時間程度で散髪終了。病院には2時に着けば良い。余裕を持って銀行にお金を降ろしに行く。しかし、ここで事故勃発!預金通帳に百万円が振り込まれていない!

 がくぜんとした。「労金の奴め!」と思いながら、あせってもしょうがないので、昼を取りに、『魚長』へ行く。今日のランチは「鯵の開きとマグロのぶつ、つくねのフライにあさりの味噌汁」かなり、豪華なセット。「金をどうしようか。」とぼんやり考えつつ、す。旨い。特に、つくねのフライは初めてべたが、軽い味付けがしてあり、おいしい。

 いったん家に帰り、歯を磨き、「労金」の書類をみると、振込先が違う銀行になっていた。こういう忘れ物をするから、日記を書いて、何度も見直しているのに、記録することさえ忘れるのだから始末に負えない。

 振込先の銀行はキャッシュカードがないので、店頭取引だ。大金なのでその方が安全だが、とにかく込んでいる。他の銀行から68万円を降ろして悪あがきをしたが、結局、準備できず。今日のところは、その68万円で勘弁してもらった。・・・・疲れた。こういう小さな失敗が割りと大きくボクにダメージを与える。気をつけなきゃ。

 インプラントの手術の話は長くなりそうだから、明日にする。今日はもうつかれちゃったし・・・。でも、とにかく3時間に及ぶ手術だったことは確かだ。

 をもらったので、副作用とかがこわいから、を少しやめてみようと思う。これ以上、を増やすのはやだし、緊急の課題である歯を優先してみる。しかし、何か影響があったら、即、元に戻す。

 今日も、一駅歩いて、家に帰った。特に異常なし。帰ってメールチェックをしたら『予想ネット』のポイントがいつのまにか7000ポイントも貯まっていた。急いで「E-バンク』にて換金す。でも、これって、今月2回目じゃないかな。すばらしいペースだ。額はやっぱり500円だけどね。

 さて、これからは、楽しみにしていた『明日の記憶』を見る。明日は出勤なので、早めに見て、早めに休むつもり。感想はこのあと。

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 『明日の記憶』期待を裏切らない秀作。心に弱みを抱えているボクには、最初から身につまされることばかりだけれど・・・。
 広告会社でバリバリにがんばっていた部長が若年性のアルツハイマー病に侵される。人の名前や、日々のスケジュールなどの、記憶喪失から始まり、次第と身の回りの人間の判別すらつかなくなっていく。それを支える妻。しかし、最期には、その妻の存在すらも思い出せなくなってしまう。病気とはいえ、あまりに悲しい結末。その部長を渡辺謙が熱演。かろうじて、主人公が創り出したコーヒーカップに記される妻の名が、思い出のありかを残していく。

 ボクがみるには、ちょっと重いテーマであったが、また、泣かされてしまった。記憶がなくなりはじめた主人公が、一人娘の結婚式で、原稿をトイレに忘れ、妻の助けを受けながら語った言葉が次の言葉である。

 今日の名言

 申し訳ございません。感激のあまり用意した原稿をどこかへ忘れてしまいました。・・・・・ご存知の通り、りえのお腹には新しい命が宿っている。今日から二人は、夫となり、妻となり、すぐ親となります。私も50を前にして、もうじいさんです。
 少し急ぎすぎではないかと、正直思ったこともございました。ですが、この歳で孫ができる。家族が一人増える。一つ一つ思い出が増えていく。考えると、悪くはないのかなという気がします。今では、この二人の粗忽者に感謝の気持ちでいっぱいです。
 大切な原稿は忘れてしまいましたが、皆様への感謝の気持ちはずっとずっと忘れずにおります。


 忘れてしまうのが悲しいのですが・・・。
 休日。朝、苦しまなくても良い分、快調である。久しぶりに充分に寝た気がする。

 13時頃、家を出て、父が入院している病院へ向かう。父は3年ほど前、脳梗塞を患い、その後、大腸がんにかかっていることが分かり、腫瘍を切除した。病後の状態が悪く、人工肛門を付けている。左半身が不自由なので、介護病棟でお世話になっている。海沿いの瀟洒な建物の病院である。

 昼は駅そば。この間べた所と同じ系列だが、店が改装され、メニューも増えている。味も気のせいか、おいしくなっているような気もした。べたのは、「魚天ぷらそば」だが、えびやキスなど、好きなものを一品選べるシステムであった。

 タクシーで病院へ向かい、病院着などのレンタルの形式が変わったことで事務の人と相談。事務の人も、別の業者がやっていることなので、詳しくはわからないとのこと。一応、書類だけ出して、電話をくれるよう頼んだ。入院費を支払い、父としばらく話して、病院を出る。今日は久々にのどがかわいてしかたなかった。憂な気持ちも少し顔を出す。

 帰り、本屋により有川浩『図書館戦争』を買う。おもしろそうなタイトルなので中身を見ずに即購入。そのあと、靴屋に行き、ささやかな自分へのクリスマス・プレゼントを買う。毎年、恒例の「REGAL」の靴を一足。ボクは足が小さいので、なかなか、サイズが合うのがない。二、三種類の中から、サイズのあるものを求める。いつも、あらかじめ頼んでおけば良いのに・・・と思うのだが。今年もテディベアのぬいぐるみをもらう。今年は、親子熊だった。

 天候が悪いので、どうするか迷ったが、少しは体を動かそうと考え、一駅分歩いて帰ることにした。だが、どうにも体がだるい。「失敗したなあ」と思う。今日は、ここで限界が訪れたのだ。暗い気分に飲み込まれる。あと、床屋へも行く予定だったのだが、予定変更。明日の午前中に行くことにした。

 そういえば、明日はインプラントの手術の日。手術自体には、何の不安もないが、終った後が心配。事ができるかとか、術後にどのくらい腫れるかとか。まあ、めったにできない体験なので、また、この日記に手術の様子とか、術後の経過とかを書いてみたい。痛くないといいけどな。

 夜、メールをチェックし、6時半に事兼買い物をする。「ファミマ」で、おにぎりを2個と、口が腫れた場合に備えて、使い捨てマスクを購入。「末広」で「たんめん」をす。豆板醤が少したらしてあり、うまい。しかし、とてもクリスマスらしからぬ事であった。

 TVで「M-1グランプリ」を見る。優勝は「チュートリアル」久々に声を出して笑った。「麒麟」がわりと好きなのだが、「チュートリアル」のネタは別格であった。続けて「北の零年」を鑑賞。以前にDVDでみたものだが、TV放映用に多少編集をかえてあるらしい。そういえば、この撮影も、あの破産都市「夕張」でとられ、建物なども記念に残されているようなので、そういうものはどうなってしまうのだろうか。同時進行で、この日記を書きつつ視聴しているから、今回はこの映画の紹介はしない。まあ、今日やらなければ、一生することはないと思うが・・・
吉永小百合、やっぱり美人である。

 さて、特別なことがなかった日はのネタでごまかすことにする。本当に平凡な一日だった。さえなければ・・・。

 うつ病治療を受けられる患者様とご家族の方へ4

 『治療中は、好きなことを自然体で』
 休養とは安静にすることではありません。好きなことをしてください。リラックスして楽しい刺激は、脳にとって良いことです。

 「休んでいるのに好きなことをするなんて・・・」という罪責感は持たないように。ただし、健康な時よりも疲れやすいので、疲れたら休んでください。

 規則正しい生活を心掛ける必要はなく、自然体ですごしてください。

本当にこのパンフレットは、どんな本よりも、救われる言葉が多いな。

 
 
 休日。やっと朝の葛藤から解放されて、ほっと一息できた感じ。思う存分に寝て、それでも12時位には起きる。ベッドの中で、『螺鈿迷宮』を読みながら、今日は完全OFFの日にすると決心。そのまま、2時くらいまで、読書をして過ごす。

 2時にタバコを吸いに、リビングに行くと、何とタバコの残りは一本だけ。寒いから、今日は買い置きの冷凍の「鍋焼きうどん」をべようと思っていたが、思わぬことで予定変更。タバコを買いにいくついでに、事を取りに『マルコ』へ行った。(本当は逆だよね)

 『マルコ』の今日のパスタランチは「鯛とフレッシュバジルの白ワインソース」 迷わず、それを頼む。鯛の身とバジルの葉と、あとなぜか松の実が入っていた。カリカリした感が加わって美味である。鯛の味もしっかり出ていた。後の「いかがでしたか」には、まだ抵抗を感じるが、今日もしっかり「おいしい」とだけ答えておいた。

 家に帰り、新聞を読み、メールをチェック。もいつもどおり服用。面倒くさいから、これからは、特別なことが無い限り、以下の処方だと考えてください。

 朝(昼の方が多いが・・・)晩 
   「トレドミン」「トフラニール」2錠ずつ
 寝る前
   「メイラックス」1錠
 それに加えて、心が揺れ動くときは、
   「ソラナックス」または「レキソタン」または「リーゼ」
 眠れないときには
   「デパス」を追加

 「ソラナックス」以下は体調(心の調子)に関係するから、記録する。また、服用量を変えたときにも記録をする。そう決めた。

 さて、話は前後するが、タバコを買って、路地の交差点を通ろうとしたとき、バイクが近づいてきたのに気づかず、驚いて立ちすくんでしまった。思わず「ボクは猫か」と思ったりもした。最近、横断歩道を渡る際の信号が変わるのを待つ時間に、ふと不安感が芽生えたりする。気をつけないと・・・。

 今日は「ケンタッキー」をべながら、DVDでも見ようかと、「LIVIN」に出かける。入院している父親の老眼鏡を直しに『愛眼』へ。無料でなおしてくれ、ボクのめがねの調整までしてくれた。接客態度がいいぞ。がんばれ、『愛眼』(いちおう主だから応援する)また新しいめがねが欲しくなった。続けて本屋へ。恩田睦の『図書館』なんちゃらを探したが見つからず。読む本はいっぱいあるので、今日は一冊も買わず。ダン・ブラウンの新しい文庫が出ていたが、様子見することにした。おもしろければ、そのうち誰かが書評を書くだろう。

 さて、その後「ケンタ」へ行ったのだが、何となく様子がおかしい。店員さんが三人ほどレジの外に出ている。入ろうとしたら、向こうから自動扉を開けて「ご予約のお客様ですか?」「えっ!」

 クリスマスは明日だというのに、もう予約以外はオリジナルのチキンはないらしい。オリジナルのチキン命のボクにとっては悔しいことこの上ない。明日、べられないから、今日にしたんだけどな。仕方がないので、うさばらしに「サイゼリヤ」で「若鶏のディアボラ風」と大盛りライスを頼む。いつ、来ても込んでいるけど、今日はすんなり入ることができた。ちなみにボクはここのも持っている。がんばれ「サイゼリヤ」3割引の優待券は今日も忘れたけど・・・。

 これから、DVD『下弦の月』を見る。感想は後ほど。

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 さて、『下弦の月』のことだが、どう表現して良いか分からない。構成がちょっと複雑で説明に困るなあ。

 原作は『NANA』で有名な「矢沢あい」 どうしてそんなに人気があるのか分からないのだが、『下弦の月』は、それなりに面白い。映画の『NANA』はつまらなかったが・・・・

 要は昔愛し合った人間同士の魂が現世に残り、それを廃屋と言っても良いくらいの洋館を仲介にして、再び、あの世で結びつこうとすることに、現世の人間が巻き込まれていくストーリー。

 19年に1度しか同じものは出ないと言われている下弦の月」の日に、恋人に裏切られたヒロインが古い洋館から流れる、自身の夢の中で良く聞く音楽に引き込まれ洋館に誘われていく。そこは、昔、双子の兄妹を続いて失くす悲劇があったところ。そこで、「アダム」と称する男性とめぐり合う。実は、そのアダムという男が、双子の女性と愛し合う仲にあり、病気の彼女のために、作った音楽がヒロインの夢の中の曲なのだ。ヒロインの首に飾られているペンダントも、また、ヒロインの18歳の誕生日のときに、現世の彼氏が古物商から買ったもので、もともとはアダムが亡くなった彼女のためにプレゼントしたものである。ヒロインは、そのアダムに惹かれていく。そして、アダムについていこうと決意し、その途中で交通事故に会い、意識不明の状態になり、その魂は洋館に閉じ込められてしまう。もちろんアダムは19年前に彼女の死のあとを追って自殺している。現世の人間ではない。

 困ったなあ。どうしても、粗筋になってしまう。

とにかく、そのヒロインを現世に戻すべく、彼女と「あの世」で出会った高校生とその友達、そして、ヒロインの恋人が、奮闘する話になっていくわけだ、これが。横浜や鎌倉が舞台のメインであり、ボクの知っている鎌倉の喫茶店『ミルクホール』も舞台になっていた。そういうのはちょっと嬉しいかな


 今日の名言

 美月(ヒロイン)「この世で一番大切な人を失ってしまった。それは、私だけを愛してくれる恋人のこと。」
 美月「アダムは私を孤独から救ってくれた。アダムと過ごした1週間は私にとって紛れも無い真実なの。」
 知己(美月の恋人)「オレにはお前が、お前にはオレがいなきゃダメなんだ。オレを、オレ達を信じて、もどってくれ。」
 美月「神様、あの人をどうか、天国で一番に安らかな場所へ送ってください。彼が好きなギターとタバコをわすれずに。」
 
   映画『下弦の月」より
 
 平日。やはり、今日も出勤できず。もう、だめかも知れないな・・・。今日は、目覚ましが鳴っても目覚めなかった。昨日の疲れが出たのかな。気づいたら、9時15分。情けなくなる。の量も変えなかったのにな。職場にも連絡できず。あとで上司から、「連絡だけはしてくれ」と言われる。

 インプラントのための入金をしに、中央労金に行く。今日、行かないと手術日に間に合わなくなるから仕方ない。コツコツ貯めてきた財形を取り崩す。手術は25日。クリスマスだ。何か良いことがあればいいのにな。

 昼は『一頭屋』のランチ。頭が少し痛い。「鳥ときのこのパスタランチ」を選ぶ。パスタはペンネだった。うまい。チーズの入ったクリームソースでからめてある。1000円なり。少し、今日の体調だとくどかったかなと思ったが、まあ、充分おいしくいただけた。「トレドミン」と「トフラニール」を通常量服用す。

 帰りに「三浦藤沢信用金庫」にもより、通帳を新しくする。これで、今日は力尽きる。家に帰ると、猛烈な眠気が襲ってきたが、眠らないようにメールをチェックし、新聞を読んで時間を潰す。本日、9時より、『たそがれ清兵衛』をやることを知る。劇場で見たけど、割と好きな映画。見終わったあと、感想を書こうと思う。

 6時半、夕を買いに「ファミマ」に行く。部屋を出たとき、眩暈がしてコケそうになった。「ファミマ」では飲み物と「鯵の干物とたくあんのチャーハン」を珍しいので買ってみる。割とおいしかったが、レンジでチンして、テーブルの上に乗せようとしたときに、手が滑って、半分くらいテーブルの上にぶちまけてしまった。気にせず、盛り付けなおしてす。

 そういえば、今日は不思議なことがあった。「労金」へ行く前だから、10時くらいだと思うが「JIYUDAカードのリリー・フランキー」版の発行の身元確認の℡があった。それ自体は不思議でも何でもないのだが、困ったのは、ボクに申し込んだ記憶がないのだ。ここの所、ポイント・サイトでポイントを稼ぐのに、いくつかカードの申し込みはしたが、「リリー・フランキー」はちょっと・・・。でも、年会費は無料だし、リリーフランキーの『東京タワー』や『ボロボロになった人へ』などは好きなので、あっても困ることは一つもない。

 でも、記憶がなくなるのは恐ろしいことである。

さて、今日は、ここでいったん切って『たそがれ清兵衛』でも見て、心を落ち着かせることとしよう。

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『たそがれ清兵衛』 やっぱり良かった。「三部作」っていうけど、「三部作」にする必要があるのかどうか疑問。『秘剣 鬼の爪』も、まあおもしろかったけど『武士の一分』は、みるかどうか逡巡する、キムタクは嫌いじゃないけど、なぜ、時代劇で、なぜ山田さんなのかがわからない。

 藤沢周平の時代小説の組合せによるのは、良い観点だと思う。エピソードを組み合わせて一つの作品にするのは、良くある手法。「海坂藩」というのは、架空の存在で、藤沢時代小説には良く出てくるシチュエーションでもある。

 主人公の井口清兵衛は、戸田流の小太刀の師範代の腕前を持ちながら、下級藩士として、妻には先立たれ、認知性の母と、二人の子どもを育てながら、懸命に生きている。服はボロボロで、風呂にもろくにはいれず、優れた能力を持ちながらみんなの厄介者。

 しかし、その清兵衛に、藩命により、ある謀反者を征伐するように依頼される。清兵衛は固辞するが、許されず、仕方なく果し合いをすることになる・・・。

 これ以上は作品のあらすじになるだけなので書けない。が、ボクは最期の「よもぜんえもん」との対決だけはふれておきたい。せまい室内の対決。小太刀は有利ではあるが、相手は実力者。藩でNo.1の人間を一刀の元に切り捨てた男である。清兵衛との話が終わり、果し合いのシーンの時に、一瞬だけ、部屋の欄干を見据えるシーンがある。おそらく、これは、「清兵衛にいかに切られるか。」という、まさに武士の一分をあらわすシーンなのではないかと思う。ビデオないしDVDを持っているひとは、もう一度見返して欲しいと思う。


 清兵衛「実は藩命で、ある男と果し合いをすることになりました。何分急なことですので、さかやきを剃ってもらいたいと思いお呼びいたしました。」
 ともえ「なぜ、清兵衛殿が果し合いに?」
 清兵衛「藩命に逆らうには行きません。私も藩士のはしくれですから。」
 清兵衛「兄上の申し出を断った時から、私はあなたを思うようになりました。それからは私、清兵衛があなたを妻にすることが、私の夢となりました。」
 清兵衛「私がもし、この果し合いに生き残ってきたら、私のこの思いを受け止めていただけるでしょうか。」
 ともえ「私はここでお待ちしております。ご武運を心からお祈りいたします。」
 
      『たそがれ清兵衛』藤沢周平・山田太一 
 平日。5時に目覚める。6時15分の目覚ましを聞いて、意識が途切れる。7時20分くらいに再び、目が覚め、職場に電話を入れる。「調子は悪いが、必ず出勤する。遅くなっても」と言って、覚悟を決める。

 午後からの出勤の予定を立て、少し寝ておこうかと考えたが、考えれば考えるほど、眠りからは遠ざかるばかり。を飲めば、眠れるのは分かっているが、それだけは避けたい。

 仕方なく体を休め、うつうつしながら、1時過ぎてから出勤準備。出勤前に「トレドミール」と「トフラニール」を2錠ずつ。風邪を一錠。飲んでから、出動。行きに駅で「Minaqa」一本を購入。すぐに口に入れる。定期が切れているので、現金で切符を買った。

 終着駅で『駅そば』をす。正確には「てんぷらうどん」だが・・・。まずいのは分かっているのだが、時々、むしょうにべたくなる。ちなみに、ボクは旅に出ると、必ず、ラーメンと『駅そば』はべるようにしている。おいしかった『駅そば』は山梨・金沢・富山・根室の駅そば。出汁がしっかり出ているほうがおいしいと思う。後、「ソラナックス」を一錠服用。心の安定を目指す。

 バスに乗り、職場に向かう。上司のところへ まず挨拶に行く。経過報告の医師の書類が必要とのこと。できるかぎり「療休」ができるように願いでる。それでも改善しなかったら、「休職」も視野に入れて考えるつもり。やっかいな病気にとりつかれたものだとつくづく思う。

 財形を降ろす書類を事務の方よりもらう。歯の治療で、インプラントの手術を決心。160万かかるが、ボクの仕事は、話すことが第一だから、早めになんとかしなくては、一生、困ることになる。このことに関して暗い気持ちはなく、むしろ、最近の唯一の希望である。また、もとのとおり、しっかりしゃべれるようになれば、いくらかでも、ストレスは解消できると思う。

 久々に職場に行くと、また、ただならぬ問題が持ち上がって、緊急の打ち合わせが持たれた。早く帰りたかったが、そうもいかず、打ち合わせの中身をしっかり理解し、行動することに勤める。気が重いこと、この上なし。

 7時過ぎに夕。おにぎり2個と、ジャンボフランク。買うのに初めて「ファミマカード」を使用してみる。ちょっとドキドキした。メールをチェックしながら飲し、ポイント・サイト「げん玉」のポイントを、「E-バンク」で換金する。仕組みがややこしくて、いくら換金できているのか分からない。たぶん900円くらいにはなっていると思う。しかし、このサイトは1ヶ月もたたないうちに、換金できるくらいたまってしまった。ボクのやっているサイトの中には、3年間、一度も換金できないところもある。星の数ほど似たようなサイトがあるので、ピンからキリまである。情報を収集して、経験から選択する必要はあるだろうなと思う。

 今日は上司に「自信はないけど、明日も出勤するつもりです。」と言って、職場を出た。本当に、そういう気持ちだけれど、本当に自信がない。悲しくなってくるよ。

 うつ病治療を受けられる患者様とご家族の方へ3

 「弱気、マイナス思考は病気のせい」
 うつ病では、症状として、弱気、マイナス思考、自責感があらわれることがあります。
 これは病気のせいで、けっして「弱虫」とか「怠け者」ということではありません。


 みんな、そう思ってくれるなら良いのだけどな。

手紙

 平日。今日も5時に目覚めるが、やはり起き上がることができない。6時15分の目覚ましのあと、意識が飛ぶ。次に目覚めたのが、7時40分。最近、こういうパターンが多い。心が逃避して意識が飛ぶのかもしれない。意識が飛んでいる間は何やら夢のようなものを見ているが覚えていない。

 職場からの連絡。「午後からでも、できるなら出てきて、事務的な手続きがあるから。」と言われて、大分気持ちが楽になる。そのまま「トレドミン」・「トフラニール」2錠ずつに「ソラナックス」を追加して、再び眠りに入る。さえ飲めばいくらでも眠れるようになってしまった。を飲まないと、眠れないのがつらいところだが・・・。

 1時、起床。眩暈がして、ふらふらするが、昼を取るため外に出る。和べたかったので『魚長』へ行くが、お休み。水曜日が休みだと始めて知った。仕方がないので、隣の『○○○家』へ行く。「親子丼」定500円なり。

 今から、職場へ行こうとも思うが、そんな気力もわかず、あきらめる。が、早急に何とかしないとと思って不安になる。横断歩道が怖い。

 帰りに古本屋へ寄り『サイコ』の続きを買う。本当に怖い漫画だった。精神衛生上良くないので、しばらく放っておくつもり。帰ってから「ソラナックス」半錠服用。眠らないために、メールのチェックとブログのテンプレートをいじくって過ごす。単純作業をやっているかぎり、は襲ってこない・・・気がする。

 『手紙』(東野圭吾)をいっきに読了。さすがに読ませる力を持っているベストセラー作家だ。しかし、「涙と感動の大ロングセラー」というキャッチコピーはちょっと大げさ。『秘密』は大好きな作品だけど、『白夜行』『容疑者Xの献身』は、思ったより感動的ではない。

 『手紙』も弟の大学進学ために強盗殺人罪の罪を犯した兄。重犯罪人をただひとりの身内に持つ身となった弟の、その後の人生を通して、罪の重さと社会的な差別という、この世の理不尽さが描かれている。そりゃ、いくら自分のためとは言いながらも、犯罪人が身内にいることは、決して軽くない荷物だ。弟もその呪縛から逃れようと、切れない縁を切ろうとあがくが、小説的なご都合主義により、次々と不幸が襲い、弟は大事なものを少なからず失いながら生きていく。「つらいよなあ」と共感する。

 ボクも病の上、アル中の経歴もあるから・・・。社会的には偏見の目にさらされても仕方ない立場でもあるし・・・。

 ただ、この人は一人の人間の人生と、その心情を丹念に描くのが大変上手だなあと思う。そのへんは、映像より文章で読んだ方が良く味わえるかな。感動したかったら、たぶん映画の方がうまく盛り上げてくれるのではないかと思う。


 夕はテレビを見ながら、サンドウィッチのセットをす。いつものを飲み、今日は『14歳の母』を見て眠るつもり。しかし、14歳の子どもが子ども産んで、このドラマは一体何を考えているのだろう。

 兄貴― 直貴は胸の中で呼びかけていた。
 兄貴、俺たちはどうしてうまれてきたんだろうな ―。
 兄貴、俺たちでも幸せになれる日が来るんだろうか。俺たちが語り合える日が来るんだろうか。二人でお袋の栗を向いてやった時みたいに ―。

    『手紙』(東野圭吾)
 平日。5時目覚める。限界を感じる。すべての目覚ましを聞いてもやる気はまったく起こらず、次に目覚めたのは、10時過ぎ。職場に連絡もできず、職場からの連絡もなく(気づかなかっただけかも)ときどき読書で過ごす。

 12時過ぎ、「飯をわねば・・・」という思いが強く、欲よりも義務として外へ出る。晴天。寒いことは寒いが、日光にあたることは、にも良いと言われているので、思い切って外へ出る。

 外に出るまで、3回、いろんなことをやり直した。DVDの返却日なので、DVDを回収。かばんのタオルを確認する。外へ出て、タバコがないことに気づき、タバコをとりに戻るが、ライターを忘れる。「もう、いいや。」って気になる。

 外にでても、なるたけ下は見ないようにする。大きな道はできるだけ避け、裏道を通り、ビデオ屋に到達。借りたかった『明日の記憶』をやっと借りられる。もう一つは、『下弦の月』ホラーなのかなあ。ちょっとおもしろそうなので、借りてみた。

 そのあと、『朝廷』でランチ。Cランチ「チャーシュー麺」と「ギョーザ」のセットをす。ここのチャーシューは、今は、あまり見当たらない、周りの赤い、本当のチャーシュー。ボクはあまり好きではない。煮豚の方が良いと思う。でも、おいしいけど・・・。ギョーザは、ふくらんだスズメみたいに、具がいっぱい詰まっている。事としては、十分な量だと思う。

 帰り際にセブン・イレブンにより、夕分を買い、これで今日は外に出ないようにした。タバコだけは買えなかったので、他の店で購入。健康的には、タバコを吸う本数だけは減ってしまって良いと思う。(単に寝てる時間が多いだけなんだけど・・・)

 一日で、セブンで買った『美味しんぼ』と、以前に買っておいた東野圭吾の『手紙』を読了。東野圭吾の作品は『秘密』以来、密かに期待をしているのだが、最近はどうも、しっくりこない作品ばかり。もしかしたら、第2の赤川次郎になっちゃうかも。

 昼後は「ドレドミン」2錠「トフラニール」2錠の服用。メールをチェックし、「ソラナックス」を一錠を飲み、3時に休憩。読書しながらうつうつし、5時くらいまで寝てしまった。気分は良い。

 起きてから、新聞を見て、BS2で『幻魔大戦』をやることを知る。見たい。改名前の「石森章太郎」の傑作。もしかしたら、石森作品で一番好きかもしれない。キャラクター・デザイン「大友克洋。」監督「りん・たろう」原作「平井和正」という豪華な組み合わせ。破壊と破滅だけを快楽としている宇宙的存在『幻魔』に対して、地球を守る、超能力者たちの話だが、敵がはんぱじゃなく強い。ちっとやそっとの超能力ではかなわない。こんなに強い悪役キャラをつくりあげたのも、「石森」の天才性のあらわれではないか。今の漫画の中でも、こんな壮大な力を持った敵の存在は見当たらない。

 原作とはかなり違う部分もあるが、テーマはたぶん一緒。かなり陳腐な部分もあるが、決して、今のアニメに見劣りはしないと思う。若干、テンポが遅いかなという不満もあるが・・・。

 とにかく、今日は、いろいろな面で偶然に出会えた、良い一日であった。明日、どうなるかは分からないが、最善をつくしてみようと思う。

 東丈の姉「勇気ってね。誰かを守ろうとする気なのよ。」
     「忘れないで欲しい。あなたの力の源は結局は愛なのよ。」
 東丈「間違っていた。ボクは一人ではなかった。ルナ達も、この動物たちも、長い時をかけて育んできた地球の仲間なんだ。」

     映画『幻魔大戦』より

 リアルタイムで生きてきた人間として、誇れるべき作品だと思う。
 

  

 
 平日。恐怖の月曜日。気分、体調ともに最悪。朝5時目覚める。うとうとしながら、6時、6時15分の目覚まし時計の音を聞きながら、またまたに飲み込まれる。7時30分、職場に電話。いつものように「遅れても出て来てくれないか」に「あー」とか「うー」とかのア行の音しか出ない。

 を飲もうと、リビングに行くと、すがすがしい秋晴れの朝。「天気晴朗なれど、深し。」である。天気の良さが呪わしくなる。

 昨夜のは「メイラックス」+「ソラナックス」半分。この組み合わせは良いかもしれない。ここまでは良い。「トレドミン」+「トフラニール」2錠ずつ。1時間、様子を見るが、ますます深みにはまっていく。
心が折れている。疲れて眠りにつく。1時、目が覚め、読書。昼に行くか逡巡し、2時、やっと外に出る。

 最近、気が付いたのだが、このへんの店は、3時にいったん店をしめるところが多い。この時間を逃したら、外で事は取れない。覚悟を決めて、『キッチン北村』へ行く。「チキンガーリック」、もつ煮・かぼちゃの煮つけ、お味噌汁・ドリンクバーが付いてくるのが珍しい。

 後、「ソラナックス」と「リーゼ」1錠ずつ。が効いてくると不安感もないが、仕事のこともどうでもよくなってしまう。まずい。

 今日、外に出るとき、マンションの廊下をできるだけ左側を歩いた。ボクのうちは14Fにあるので、下を見るのが怖い。マンションの外に出れば出たで、「産業廃棄物処理」の大きなトラックが怖い。前にも書いたが、自殺念慮はないが、生きていたいとも思えないので、危険にはできるだけ近づかないようにしている。

 古本屋へ寄り、『時をかける少女』劇場版の漫画。「筒井康孝」原作のジュブナイルの傑作だ。もう一つは、田島昭宇+大塚英志の『サイコ』1巻目を怖いものみたさで買う。

 家に帰り、やけになってベッドに入る。『サイコ』を読了後、『ねこのばば』(畠中恵)読了。眠りに入り、6時まで熟睡。

 『ねこのばば』には5編の短編が収められている。時代は江戸時代の設定。良くはわからないが、江戸時代の時代考証・風俗(特に町民)が良く表現されていて、味がある。「江戸」という時代を一つのファンタジーの空間として活用しており、初作の『しゃばけ』が「日本ファンタジーノベル大賞』を受賞しているのもうなづける。ファンタジーは架空の世界をむりやり作り上げる必要がないという事実を如実に示している。上で書いた『時をかける少女』も舞台は現代ながら、ファンタジーとしても傑作である。

 『ねこのばば』でもそうだが、病弱の若旦那が妖(あやかし)の手代「佐助」や「仁吉」やほかの妖の手を借りながら、事件を解決していく推理小説である。ある意味、「銭形平次」などの、捕り物帳の系譜にもつながるもので、「あっ」と驚くような、本格推理の趣はないが、それなりに、この世の『不思議』を論理的かつ『心理的』に説明していく様はおもしろい。そこに、鳴家(やなり)などの妖怪がからんでくる趣向。なにしろ、主人公の若旦那じたいが、「皮衣」という狐の大妖の孫にあたるのだから、半分、妖怪みたいなものなのである。刺激的な面白さを期待すれば、裏切られるが、ほのぼのと安心して読める良作だと思う。

 しかし、海堂尊にしてもそうだけど、登場人物のキャラクターやその名前とか、なんとなく少女漫画にありがちな設定なのはなぜだろうか。
こういうのが、最近のはやりなのだろうか。


 夜は「セブンイレブン」のハムサンドとしゃけおにぎりで済ます。メールをチェックし、仕方がないので、洗濯をして、死にそうになりながら洗濯物を干す。こんな些細なことも億劫になってしまっている自分がいやだ。相変わらず部屋はあれっぱなしだし・・・。

 今日は、4日ぶりに風呂に入り、「ソラナックス」半分と「メイラックス」1錠を服用し、眠りに着く予定。もう、明日のことは気にしないことにした。そうしないと、体が(心)が持たん。

 「ねえ一太郎さん。私はまだ、思い悩んでいるんですよ。選びたくない道しか目の前に無いとき、人はどちらを向いて、足を踏み出すんだろうか・・・・」
 ぽつりと言われた言葉に、若だんなは今日も返事をすることができない。
 (だけど、人ごとじゃあないよ。いつかは私も同じように、選ばなくちゃならない出来事にぶつかもしれない)
 せめて逃げ出せずに、ちゃんと選べるだろうか。
 (そう出来たら・・・いいけど)

     『ねこのばば』(畠中恵) 「花かんざし」より
 休日。もうなんか日記つけるのも、つらくなってきた。『日記』をつけるのが、に効果的とか聞いたので始めてみたが、読み返してみると、うまくいった日がない!あせらないようにとは思うけれど、いつ、このトンネルを抜けられるのか、あらためて不安になる。

 8時頃、目が覚める。目覚ましは一つも鳴らしていない。昨日、忘年会で寝る時間が遅くなったことと、ちょっと疲れていたようで、何か体がだるい。昨日は「メイラックス」だけで眠ることができた。今日も、そうするつもり。

 昼を過ぎても元気が出ず、体の調子も悪いので、毎週、楽しみにしていた「声楽」のレッスンもお休みを願い出た。いつも無理してもらっているので、申し訳なく思う。「お体を大切に」というメールに、心の中で小さく感謝した。

 昼飯は外に出れず、久しぶりにカップラーメンで済ます。後に「トレドミン」と「トフラニール」を2錠ずつ。メールをチェックし、時間を潰す。

 今日も『ポイント・イン』というサイトから「E-バンク」へ、ポイント換金。実に1年をかけての換金になる。30000ポイントから換金できるが、50000ポイントまで増やして、換金した。500円なり。100ポイント1円という計算になるが、わずか1コインを得るまでに、毎日、毎日、サイトに通い続けてゲットしたお金なので感慨深いものがある。

 『ポイント・イン』は、商品や資料請求でポイントを得るだけではなく、1時間ごとにサイトを訪問すると、訪問するたびに最低7ポイント。メールを受け取り、所定の手続きをすると70ポイント。ポイント獲得ゲームも、「パチンコ」・「スロット」・「じゃんけん」・「ルーレット」と4種類あって、何回も挑戦できる。まあ、普通にやって、毎日100ポイント程度。熱心にやれば、200~300ポイントくらい取れるのではないだろうか。会員登録とか、商品を買えば、当然、高ポイントになるので、30000ポイントというのは、そんなにハードルが高いものではない。


 最近、立て続けに換金ができているので、何となくうれしい。額の問題ではなく、ちょっとした達成感。こんなことぐらいしかできないのも何だか悲しい気もするが・・・。

『ねこのばば』(畠中恵)も212Pまで読了。何の心配もなく、読んでいられるので助かる。に重いテーマはつらすぎる。その点では、すらすら読める良い「ライト・ノベル」である。

 夕。『末広』にて、麻婆ライスをす。にんにくのスライスが入っていて精力が付きそうな気がする。ライスの量が多いが、気にせずお腹の中に収めた。後、いつもの通りにを服用。

 明日のために(恐怖の月曜日!)服や持ち物、目覚ましの設定をしてから眠りにつくつもり。毎日、毎日、朝に葛藤するのは、もう疲れてきた。しかし、負けてたまるか。「は必ず直る」・・・はず。

 うつ病治療を受けられる患者様とご家族の方へ2
 「回復は一進一退。治療は根気良く」
 うつ病は、よくなったり悪くなったりの波があります。一時的に悪くなってもきっと回復しますから、そのことで悩みすぎず、根気良く治療しましょう。


 別のサイトでは、「三寒四温」とも言っていたな・・・
 休日。六時に目覚める。「メイラックス」の効き目はどうか分からないが、気分は良い。休日だからか・・・。それから、うたたね時々読書をしながら、10時位まで過ごす。もちろんベッドの中。11時50分には病院に行かなければならないんだが、何か面倒くさくなっている。11時、意を決して、起床。急いで着替えて、病院へ向かう。ぎりぎり間に合う。もしかしたら、この時間設定というのは絶妙なのかも・・・。

 2週間の報告をする。休んだ時の過ごし方と、その心情を話す。「正式な休みが取れず、替わりの人もいないので、職場に迷惑をかけている方がつらい」と話す。「もう少しで休みに入るから」と言われる。休みなんて、そんなにないとも言えず、「そうですね。」と答えておいた。

 来年までのを処方され、それまで、大分、間があるので不安になる。

 昼は病院の近くにできた、『地鶏ラーメン』の地鶏ラーメンをす。(そのままやないか)地元の地鶏を使っているとのことだが、地元のどこに地鶏がいるのか、皆目見当がつかない。薄味だが、確かに鳥のスープの味がする。チャーシューも鳥で作られている。鳥好きのボクには、好都合。ただし、ちょっと味を変えようとしてニンニクを入れたのは大失敗だった。ニンニクの味に鳥のスープが負けてしまっている。具の青梗菜はOK。ぴったり合っていた。でも、この店。普通のラーメンが300円って書いてあったけど、本当かな?

 帰ってきて、早速「トレドミン」と「トフラニール」を2錠ずつ服用。
眠らないためににメールとブログのチェック。今日は、ボクの所属している『読書会』の忘年会。最近、ほとんど顔を出していない。忘年会くらいと思い、OKの返事をしておいたが、気が重い。開始時間の5時半に
おくれないように、3時半に家を出て、郵便局で、「本人指定配達」の書簡を受け取る。「ファミマ」と「ガンダム」のクレジットカードだった。最近、ポイントサイトに凝っているので、いろんなカードを申し込んだりしている。別に「ガンダム」が好きなわけではない。嫌いでもないが・・・。

 5時、中華街に着く。場所は「同發別館。」「本館」・「新館」・「別館」とあり、ややこしいが、メインストリートなので、場所はすぐ分かった。家族連れ2組を入れて、大人十名、子ども4名。久々の顔合わせ。
料理もおいしくたべることができたし、何よりも、心が非常に落ち着いていた。ここ数週間ぶりである。しかし、中華街と言っても、他の地区と比べて、格別にレベルが高いというわけではない。あの街、独特の雰囲気は、他に変えがたいが、中華料理のうまさを求めて、この街に来ても失望する方が多いかもしれない。

 本日、「楽天ブックス」に注文した、海堂尊の『螺鈿迷宮』が届く。速し。畠中恵の『ねこのばば』も半分くらい、電車の中で読み進められた。しばらくは、幸せな読書生活が楽しめそうだ。

 今日は、再度「デパス」をやめて「メイラックス」だけで眠りにつこうと思う。二つ飲んでいると、どっちがどう効いているかがわからない。ただし、ねむれなかったら、無理はしない。どうせ明日は休みなのだから・・・。

 病院で、「うつ病治療を受けられる患者様とご家族の方へ」というパンフレットをもらう。「ご家族」はいないのだが、自己チェックのためと、もし、これを読んでいるご同輩がおられたら、参考になるかもしれないので、あげておく。その1

 「うつ病であることを理解しましょう。」
 あなたにあらわれている心の状態(気分の落ち込み、何事にも興味がなくなる、集中力が落ちる、死にたくなるなど)や、体の症状(眠れない、頭が重い、痛い、欲がない、胃が痛い、何となくだるいなど)はうつ病によるものです。
 うつ病は治る病気です。それには服と休養が大切です。


 そのまんま、ボクにあてはまってますわ!
 平日。「ママのピアノ」で起きたから、6時。頭に来て、携帯を吹っ飛ばす。それでも、「Dear Woman」まで鳴らすから、さらに頭に来て、電源を切る。そんなことをしても、少しも楽にならないのは分かりきっているが、暴走する気持ちは止めようがない。

 職場にはこちらからも連絡しないが、向こうからの連絡もない。何が起ころうと知ったこっちゃない。そこまで気をまわす余力などもうないのだ。

 やけになって二度寝に入る。今回は夢は見なかった。

 起きたのが12時。気分は良い。ベッドの中で1時間ほど逡巡し、昼を取るのに外へ出る。ポークジンジャーが無性にべたかったので『キッチン北村』に行くが休み。隣の『無風』へ行くのが、ボクの目下の夢。おいしい「ふぐ料理」を恥ずかしながら、この年までべたことがないのだ。ここは、冬はふぐ料理をメインとしている、山口県料理の店。1回だけランチをべたが、ちょっと期待をしている。お値段もそれなりだが、特別な日に馳走になりたいと考えている。

 しかたがないので『○○○家』で、しょうが焼き丼をべた。濃い味だが、なかなかおいしい。ランチは後にコーヒーまでついて、500円は安いよね。特許を取ったウコン入りの麺のラーメンが特徴の店。鳥のももがそのまま入っているラーメンも珍しいが、カレーラーメンがあるのも珍しい。潰れてしまったが、『ドラキュラ亭』にも、「海軍カレーラーメン」があったのを思い出す。

 (いつものにソラナックスを追加)を飲み、家へ帰り、メールをチェックし、眠らないようにする。畠中恵の『ねこのばば』を読む。『しゃばけ』『ぬしさまへ』に続く、若旦那と妖魔が織り成す推理小説仕立ての時代小説。あっ逆かも。時代小説+伝奇小説仕立ての推理小説。

 ボクは旅に出るときには、いつも文庫本を1~2冊持っていく。今年の夏に『屋久島旅行』をした際に、持って行ったのが、『ぬしさまへ』次回作がでるのを楽しみにしていた。読後の感想は、そのうちに書きたいと思う。

 さて、本日、大好物の「ケンタッキー」とともに見たDVDは、この間借りた『タイフーン』あんまり期待はしてなかったが、やっぱり、面白くはなかった。ただ、同じ民族が「韓国(南朝鮮)」と「北朝鮮」に別れて対立している悲劇は伝わってきた。ある家族たちが南に希望を描いて、脱北を試みるが、だまされて、父母を殺されてしまう。残った姉弟も結局は離れ離れとなり、弟は、「北」にも「南」にも見放された形でテロリストとなり、チェルノブイリの「核の灰」を韓国に撒き散らそうと風船爆弾を台風の風にのせて、発射しようとする。それをくい止めようとするのが、韓国のエリート軍人「カン」その駆け引きがメインのストーリー。

 「日本とアメリカ」「北朝鮮と中国・ロシア」という「米ソ」冷戦後の構図を実に単純化して描いているが、同じ民族が二つに分かれて対立するという悲劇は、やはり、我々日本人には想像もできないような苦しみの所産なのであろう。

 「民族自決」という考え方は、もともと共産主義が用いている考え方の原則であり、その意味では共産主義は本来の意味で、民主主義でもあるはずなのだが、資本主義との対立の中で、あちこちで悲劇をもたらしてきた。その意味では「冷戦」はまだ続いているととらえるべきで、「共産主義はもう死んだ」などと考えているのは、マスコミに常に踊らされている日本人だけなのではないかと思う。
 

2週間ぶりに洗濯ができた。同僚から夜に℡がある。「夕食でも一緒にどうですか。」という話で、うれしいが、丁重に断る。明日は病院に行く。ここ2週間の報告をすることになるが、まだ、先生とうまくいってないような気がする。先生がどう考えているのかが分からない。なんで、病人が医者の気持ちを考えなきゃいけないのかが分からないが、頼りにできるのは、病人にとってはお医者さんだけなのである。アドバイスが欲しいと切に思う。

 今日は「デパス」に「メイラックス」を追加して飲む。明日は休日なので、比較はできないが、朝の目覚めの具合を確認したいと思う。
ボクはこの病気が寛解したら、料理の習得と、この病気のつらさをもっとみんなに広めたいと考えている。

 カン(韓国の軍人)の母への手紙「20年前、亡命を望んだ男を捜しに行きます。命をかけ、その野獣のような男に銃を向けます。けれど、もし生まれ変わったら友人になりたいと思う。」
 シン(テロリスト)「同士。まったくむかつくぜ。お前と俺が、こうして言葉が通じるなんてな!」
 カン「南に飛んできたきた風船の中に、時限爆弾が作動したものは一つもありませんでした。結局、彼らは風船と一緒に送ったのは、深い恨みではなく、自分たちを忘れないで欲しいという最期の願いでした。」

  『タイフーン』より
 平日。5時に目覚めるが、目覚めると同時に「」に飲み込まれる。漫画家の吾妻ひでおの『うつうつ日記』の中で、不安感を透明なオバQのような姿で描いているのがあるが、まさに、そんな感じ。得体のしれないものに飲み込まれて暗い淵に落ちていくような気持ちである。

 「トレドミン」と「トフラニール」を昨夜のうちに、枕元に置いてあったので服用するが甲斐もなく、2時間煩悶し、回復しないので、今日は、ボクの方から職場に℡をした。「できるだけ、遅れても来るように」と言われて、「いつもそのつもりです」と答えておいた。それができれば、苦労はいらない。

 しばらくして、同僚より℡あり。「書類に不備があるとのこと」、「職場に行かなければ資料がないから分からない。」と回答し、しばらく々する。昼ごろ、食事に行くかどうかで逡巡しているところで、上司から℡あり。「どうしても来てくれないと困る」とのこと。そんなに緊急性のあるものとは思えなかったが、「来い」と言われると、プレッシャーが増えて混乱する。

 理解しがたい部分だと思うが、「飯を食うか、食わないか」の選択に加えて「職場に行くか、行かないか」の選択が加わり、さらに、「行けなかったら・・・」という不安感が加わるのだ。それで混乱する。結局、飯を食うのはとりあえず置いておいて、行くか、行くまいか、いけなかったらどうするかで、また煩悶し、覚悟を決めて、職場に出かけることにしたのが3時過ぎ。やっぱり2時間は苦悩していたわけで・・・。

 飯も食わずに「ソラナックス」と風邪を服用し、出勤。しかし、ボクは病気療養中のはずなのだから、それを、呼び出すというのもいかがなものかと思い、また、その用件も、急を要するものであったかどうかも疑わしいので、久しぶりに、腹が立った。療養の必要性があるものを、「人がいない」という理由だけで職務につかせるのは、これは労働者の人権に関わる問題であり、命に関わる問題なのではないかとも思う。知っている弁護士を通じて、その辺を問い正したいとまで考えてしまった。

 家に帰り、屈した気持ちで、今日、初めての食事を取る。「照り焼きハンバーガー」と「ハムサンド」、メールをチェックし、昨日に引き続き、ポイントサイト「ちょびリッチ」のポイントを換金する。1500円なり。海堂尊の新作を、「楽天ブックス」で購入。楽天スーパーポイントを使って1200円で買えた。ためた分だけでも、ただで購入できたが、来月には、ひょっとしたらゴールド会員になれそうなので、そっちの方が得だから400ポイントを使うだけにしておいた。

 さて、『密やかな結晶』(小川洋子)をやっとのこと読了した。確かにおもしろい。が、結末にカタルシスがなくて、大分不満が募る。主人公の女の人は作中では作家の役割りを持つ。その小説が作中に挿入される「入れ子」型の構造の作品なのだが、本編では、「小説」そのものはおろか、肉体まで、この世から消滅する運命にあるのだが、逆に、作中の小説は、「言葉」を奪われることによって、自らの存在意義そのものまで失って行ってしまう。

 最後には、記憶を失わない特別な人間だけが、その「島」に残り、わずかな希望を残して作品は終了する。題名の『ひそやかな結晶』は記憶を失わない主人公の母親が残した、この世の「思い出の品々」なのだが、その残された「結晶」が、少しも作中の人物に力を与えずに取り残されてしまう。そこがボクには不満だ。これでは、次の作品を読む気を失くしてしまう。

 やっぱり、小川洋子を初めて読むなら『博士の愛した数式』が一番良いのではないかと思う。
 「トレドミン」2錠・「トフラニール」2錠。眠る前に「デパス」を一錠。いつもと変わりなく服用す。ボクにできることは、これだけである。

「君はルートだよ。どんな数字でも嫌がらずに自分の中にかくまってやる、実に寛大な記号、ルートだ」早速博士は袖口のメモの続きにその記号を書き加えた。<<新しい家政婦さんとその息子√>>
    『博士の愛した数式』小川洋子
 平日。五時半に起きるも、ベッドから出られず、6時45分位に意識を失う。8時4分に目覚めて、電話をかけようともかけられず、結局、上司からの電話にて休みをもらう。天気曇りのち雨、気温は体感で10度位か。昨日よりは決して寒くはない。

 不安と無力感からか、かなり混乱した状態で、午前中を過ごす。寝ているか、覚めているか、良く分からない状態でベッドの中にいた。意識がありながら、を見た。変なであった。通常は、が効いているので、めったになどみない。

 見たは二本立てだったが、一本はあんまり良く思いだせない。一本目は、「トラ」のであった。動物の「トラ」である。

 ボクであるかどうかは分からない男が、檻の前に立っている。視点はボクからの視点と、ボクが見ている若い男の視点とめまぐるしく変化する。男は檻の中から飛び出した子どものトラとかなり激しくじゃれあっている。男は何か黒いコートのようなものを着ていた。
 場面が変わり、なぜか「人食いトラ」が暴れまわっているといううわさを聞く。ボクの意識は「やっぱり野生の生き物なのだな」と思ったことをはっきり覚えている。場所は倉庫の中のように薄暗い場所。なぜだか、ボクはボクを含めた何人かの人たちと逃げ出そうとし始める。人々の姿はないのだが、なんとなく雰囲気でそう感じたのだ。
 船の船内の通路のようなところを通り、これまた、なぜか農家の和室のような部屋を通ると、そこには、和服(といっても、そう豪華なものではなく昔の町民がきているような質素なもの)の男女が二人倒れている。二人の頭はない。「トラに食われたか」と思ったが、それは人形であることに気づいた。
 またまた、場面が変わり、船内の通路の上に登るはしごが二本あった。どちらも錆びが浮いて、かなり老朽化した船のようだ。「出口」だと直感し、他の人たちと(はじめてここで姿がぼんやり見えた)一方の、たぶん奥の方だったと思うのだが、はしごを順番にあがる、ボクの前は、黒いコートを着た男。最初の「トラ」とじゃれあっていた男と同一人物だと思う。もうひとりは小太りの中年のおばさん。
 いきなりボクの目の前に、フェリーの車の出口のようなものが開いていて、港に接岸している。ボクの位置は高いところにあって、港までの距離はかなりある。かなり大きな船であったことが分かる。目の前にそんな風景が広がり、明るさからみると、天気は晴天である。
 「助かった」と思った瞬間、ボクともうひとりのおばさんはバス停の前でなにやらしゃべりながら、たたずんでいる。
 
 という何が何だかわからないもの。まあ、なんてものは、そんなものだと思うが、久しぶりに見たリアルな夢だったので、忘れないうちに記録しておいた方が良いかなと思ったのだ。

 2時ごろにやっとベッドを出て、「レキソタン」と「ソラナックス」と「風邪」一錠ずつというかなり無茶な組み合わせのを飲む。「レキソタン」というは効果が良く分からないものだが、きっと安定剤なのだろうと思い、軽く心が揺れるときには飲用することにしている。風邪は鼻水が出るため。

 結局、昼食は取れず。再び寝てしまう。

 4時ごろに起きて5時に食事に出る。上海亭の「上海ラーメン」と小ライスを食す。昨日、減らした「ソラナックス」と「トレドミン」を平常量に戻して飲用する。ついでに風邪も追加。まだ、鼻水が出る。腹も少々下り気味だ。

 夜、メールをチェック。『予想ネット』のポイントが5千ポイントを越えたので、「Eーバンク」で換金。ネットポイントは今年になってから、5千円くらい稼いでいる。暇つぶしにはじめたことなのに、すっかりはまってしまった。

 さて、「デパス」を飲んで、連続休養にならぬように、心に誓って、今日は寝ることにしよう。だから、今日の名言はお休み。『密やかな結晶』を読了したので、できれば、明日は、その紹介をしたいと思う。

 


 
 朝6時。目覚める。昨日よりも不調で「あと5分」「あと5分」で結局、ベッドを降りられたのは、6時45分。急いで着替えて、55分に家を出るが、いつもの電車には間に合わず、結局、ぎりぎりの時間に・・・。
 
 天気、曇りのち晴れ。気温、室温12度。なんと、暖房ではなくて、冷房でセットしていたのだが、12度をキープするなんて・・・どうなっているの?風だけ吹いていただけなわけね。「ファミマ」で朝食のパンを買うも、車中は込んでいて食せず。

 遅刻はしないで、職場に着くが、職場の玄関で上司より電話。「家、出てますか?」「はい、今、職場にいます。」 ありがちな間抜けな問答。でも、心配してくれているのを嬉しく思う。

 朝の会が終了後、睡魔に襲われ、30分くらい寝入ってしまう。原因不明。睡眠不足はないし、も眠たくなるものは飲んでいない。「トレドミン」一錠と「トフラニール」2錠。の平常どおり。昨日と同じなんだけどな。

 そのあとは、何とか、平常どおり仕事ができる。会議も最後まで居眠りせずに出席できた。でも、そのあとは限界が来て、速攻で帰宅。職務中に飲んだは今日はなし。

 帰りにビデオ屋に寄り、『風のファイター』と『タイフーン』を借りる。別に、韓流にはまっているわけではないが、たまたま、日本映画に面白そうなのがなかっただけ。『明日の記憶』をかりたかったんだけど、品切れ状態。

 家に帰り、夕食にピザと厚切りハムスティック、「から揚げくんレギュラー」を食す。

 メールを確認し、映画『風のファイター』を見る。あの伝説の空手家、大山マスタツ(ごめんなさい。変換できなかった。)の自伝を元にした映画。あの「牛殺しの大山」(最近、知っている人は少ないかな。)が、朝鮮の人だったとは初めて知った。けっこうおもしろい。屈辱と差別の中で、実力で、世界に認めさせた男。「極真会館」の初代館長だった男の戦いの歴史を描いたもの。途中で、山ごもりの修行中、眉毛をそるとか、鎌だけで氷壁を登るとか、何の修行なの?ってシーンとか、お城で、忍者みたいのと戦うシーンとか、多少、「えー!」て場面もあるけど、格闘シーンも含め十分楽しめた。前に『RIKIDOZAN』っていう映画も見たけど、力道山が韓国の人だというのは、知っていたけど・・・あの時代の優れた人の中には、朝鮮籍の人が多かったのかもしれないね。
 今日は、夕食後は「トレドミン」一錠と「トフラニール」一錠に減らし、「デパス」一錠を飲んで寝るつもり。ちょっと疲れている感じはするけれど、しょうがないな。

 「目標を持って生きる人間は、たとえ貧しくとも、美しく、崇高である。」
     『風のファイター』チェ・ペダル(大山さん)より
 平日。天気、晴れ  気温、室温で7度! 朝5時に目覚める。寒いので「あと5分」「あと5分」と引き伸ばして6時半にベッドを出る。何と・・・普通ではないか。夜中、3時くらいに1回目覚めた。少し息苦しい感じがして、「喘息の発作」かと恐怖を覚えた。独り身での緊急事態は本当に恐ろしい。でも、すぐに又寝入ってしまったけれど・・・

昨日、あれほど怖れていたのに、拍子抜けするくらい今朝の目覚めはあっけなかった。朝の気分もまあまあ良好。

 すぐに着替えて、ひさしぶりに目覚ましテレビを見る。「トレドミン」を一錠に減らし、「トフラニール」を2錠飲んで、「愛ちゃんの天気予報」を見て家を出る。ここまでも平常どおり。

 朝食、「ファミマ」で玉子サンドを買い、車中で食す。

 仕事も平常どおり過ごす。口がかわきうまくしゃべれなくて困る。汗も出て、暑いのか、寒いのか分からない状態。でも、副作用がでている
ということは、が効いているということだから、仕方ないか。

 昼食、焼きそばにカニかまぼこのサラダ。普通に食欲はある。

 午後、仕事で一段落したので、安定剤の「ソラナックス」を一錠。少し多すぎるかと思ったが、眠くなったのは最初だけ。少しうたたねをするとおさまった。気持ち的には安定している。毎日、こうだと良いのだけれど・・・。

 6時、職場を出て帰宅。7時、鳥そぼろ弁当とおにぎりを1個食す。家に「ワタミ」の配当のお知らせが来ていた。ここのところ株価が下がりっぱなしで、15000円くらいの含み損。ボクは高値で買ってしまったのかな。それでも配当は出る。一株5円。個人株主が半分くらいを占めている会社だから、株主を大切にしないと先がない。今年は業績も去年より下がったようだ。それでも、強気の多角経営。大丈夫かね・・・。

 ちなみに、「愛眼」も、株価は「ワタミ」よりは安いけれど、一株配当は8円と「ワタミ」よりしっかりしている。優待の半額券が半分に減らされてしまったけれど、それなりにがんばっている。


 でも、この配当の受け取りって、わざわざ郵便局まで行かないといけないから面倒くさいんだよね。振込みにすることもできるけれど、手続きが億劫。去年のも、そのままにしてあったりして・・・。今年はちゃんと受け取らないとね。

 さて、明日は天気予報で「氷雨」って言っていた。本当に寒そうだ。暖房のタイマーセットをして、寝ることにしよう。

 「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」
    ワタミ第21期中間報告書「会社経営の基本方針」より

 ほんまかいな・・・・。
休日。何と起きたのが11時。暴睡状態である。久しぶりにこんなに眠ったのだが、体調はイマイチ。気分を落ち着かせるために、こんな日記を書き綴っているのに、それすら、何か「悪いこと」しているような後ろめたさまで感じている。

 良く考えると、睡眠時間との量は書いているけれど、天気とか温度とかは書き残してないことに気づく。天候とか気温とかも、に微妙に影響しているかも知れない。早速、今日から書くことにする。
 12月10日(日) 天気 晴れ  温度は不明  以上。

 昼12時過ぎ、『魚長』に行って「カキフライ定食」を食べる。普段は「刺身」とか「焼き魚」とか「煮魚」なんていう和食を食べたいときは良く行く所。どれもおいしい。納豆を食べられるのは、近所でここだけなので、あんまりおかずに合わないよなと思いつつも、健康のためについつい追加してしまう。

 昼食後、「トレドミン」と「トフラニール」を2錠。メールをチェックし、本日の声楽の課題曲を繰り返し聞く。先週までの「Per la gloria d'adorsrvi」に加えて、新曲は「Lasciar d'amarti」とってもカッコ良い曲なんだけれども、なんだか難しそう。

 3時、レッスン開始。発声から始めるが、今日は声の出が良くない。音程もうまくとれてないみたい。やっぱり「四十の手習い」ってくらいだから、なかなか上達しないのは仕方ない。粘り強く教えてくれる先生に感謝したい。「コンコーネ」をやってから、「Per la gloria d'adorsrvi」に挑戦。高音域が少しずつ出るようになってきた。コツを覚えれば、もしかしたら楽に出せるようになるかも。「Lasciar d'amarti」音程以前に、発音とリズムが難しい。カタカナで書くと、「ヴォ―グリヤアアドラール」「!”#$%&’()=」みたいな複雑さ。でも、のんびりやって必ずマスターしてみせる。これが最近最大のストレス解消法でもあるのだから・・・。でも、汗が出て口がかわいてしょうがないんだよな。あ~あ。

 7時、夕食を取る。あんまり食欲が湧かないので、「ファミマ」のハムサンドと玉子サンドをテレビを見ながら食す。上記のを同量飲む。さて、明日は「恐怖の月曜日」だ。寝る前のをどうしようか、ちょっと悩む。今日の暴睡で、あきらかに体内リズムは狂っているはずだから、「デパス」一錠を飲んで、早めに寝ることに決定する。

苦しみから逃れようとして貴女への愛を捨てることは、いとおしい女よ、とてもできない。たとえ苦しみに襲われ、矢を受け鎖に繋がれようとも、私は貴女から離れたくない。私は貴女を賛美したいのだ。
   「Lasciar d'amarti」(貴女への愛を捨てることは)の歌詞

 日本人には、とても書けない詩だよね。

 
 休日。今日から、ジャンルを分けていくつもり。でも、中身は今までと同じなので、あんまり期待しないように。その日の一番特徴的なのをジャンルで分類しておくことにした。自分でも分かりやすいし・・・。

 朝8時位に目覚める。一個の携帯は、設定がそのままなので、「ママのピアノ」も鳴ったはずだし、「Dear Women」もそのまま鳴ったはずなのに目覚めなかった。休みだからという安心感もあったとは思うが、昨日飲んだのは「デパス」一錠のみ。恐るべき「デパス」である。そのあと、二度寝に入る。12時過ぎまで寝る。我ながらおかしいとは思うが、眠れないよりは百倍もましである。一晩、眠れないで、朝を迎えるむなしさをどれくらいの人が知っているのだろうか。それが、毎晩となると・・・地獄である。

 12時、「マルコ」へ行く。今日は、「あさりとトマトのボンゴレスパ」のランチセット。うまい。よくぞ、この町に来てくれたという感じである。前に住んでいた町の「路山亭」には、ちょっと及ばない感じはするが、本当においしい店である。ただ、オープン当初なので、店長が最後に感想を聞いてくる。「おいしい」とだけで良いと思うのだが、妙に食通ぶって「トマトの酸味が・・・」とか言ってしまう。自己嫌悪。
でも、アサリは地の物を使ってくれているようで、そういうのはうれしいね。

 家に帰ってからは、眠らないように、メールをチェックし、新聞を読んで『密やかな結晶』(小川洋子)を180Pまで読み進む。バックミュジックに『イマージュ3』を聞く。うちには7.3chのホームシアターがあり、実際には5.1以上の録音は皆無なのだが、ボクが中途半端が好きじゃないからバックスピーカーを一つ追加して、無理矢理7.1chの仕様にした。映画では、そんなに影響を感じないが、音楽となると俄然威力を発揮する。頭の真上で音が飛び交う感じが心地よい。『密やかな結晶』は
小川洋子ならではの、研ぎ澄まされた文章で表現されており、この人は本当に言葉を大事にしている人なのだなと思う。村上春樹以外に久しぶりに純文学にはまりそうな気がする。

 夜、「末広」にて、チキンカツライスを食べる。おいしい。下品で邪道かもしれないが、これは絶対、ソースではなく醤油で食べるべきである。わがままを聞いてくれるなら、このチキンカツを使って、本当の「チキンカツ親子丼」を作ってほしいなと思う。

 家に帰り『東京ゴッドファーザーズ』のDVDを見る。久しぶりに大人も感情移入できる見事なドラマだったと思う。アニメで泣かされたのは、たぶん『フランダースの犬』か、『アライグマ・ラスカル』以来ではないのだろうか。クリスマスの夜に捨て子をひろった、酒飲みで博打好きのギン。オカマで母性本能満タンのハナ。家出中のミユキ。それぞれがそれぞれの事情を抱えながら、捨て子の本当の親を探し出しに行く。全員、いわゆるホームレスである。しかし、その子を巡って、繰り広げられる奇跡の連続。見事である。実写では不自然。しかし、アニメだからこそ描ける虚構の世界。ここにぜひ注目しをてもらいたい。と思う。

 この町にもホームレスの人はいる。今日の寒い雨の中立ち尽くす人の姿を見た。ここに越してから、しょっちゅう見かける顔である。でも、不安になった。この寒い季節に傘をさして明日を迎えようとしている。
いずれ死んでしまうのではないかと心配になる。年齢は分からない。でも、福祉の手はここには及ばないのだろうか。市場稀に見る高収益をあげている企業を減税して、こんな人たちをほおって置いて良いのだろうか。政府が駄目なら儲けている企業が手を尽くせ!君たちが一番の利益をえているのだから。

 ギン「子どものことを忘れたことは一度もねえ!自分の命よりも大切に思ったことも他にねえ。」
 ハナ「子どもを捨てる必要なんか、この世にあっちゃならない。」
ミユキ「子どもの命を粗末にして何が家族だよ!」/font>
      『東京ゴッドファーザース』 今敏より
 平日。朝6時15分に目覚め、7時05分に家を出る。この時間は遅刻にならないぎりぎりの時間。良くがんばったものだと自分で自分を誉めたい気になる。

 でも、この時間は電車の接続がうまく行かず、おまけに人も多いので、できれば避けたいケースだ。朝のは「トレドミン」一錠、「トフラニール」二錠。昨日、考えたペースを守る。変わったのは、今日から朝食を再開したこと。朝食と言っても、おにぎり1個を、電車の中で食べるだけだが、何も取らないよりは、まだましだろうと思う。

 午前中、昨日の続きの写真の切り取りを行う。すぐに睡魔に襲われる。寝ては起き、起きては寝てを繰り返し、何とか残り1/3まで切り取りを終えることができた。昼食は和風ハンバーグ。食べ終わった後、風邪を飲み、歯を磨き、昼休みには、また寝てしまう。やっぱり、睡眠異常はあるようだ。知らぬ間に眠りに入ってしまう。がんばって起きて、写真の仕事の続きをやり、3時から会議。会議は6時半まで。近々に必要な資料に用意をすることはできた。

 久々に定時以上に正常に仕事をしてちょっぴり満足する。

 夕食は「かにちらし弁当」カニ続きだが、好きだからこれでいいのだ。夕食後、は飲まないことにした。本当はお医者さんの指示がなければはやめてはいけないのだが、明日が休みなので、その影響も知りたいので飲まないことにした。それでも、眠る前は「デパス」を一錠飲むつもり。これで、十分に眠ることはできるはず。ただし、明日はいつ起きられるかはわからない。早く起きることができたら、ぜひ、掃除と洗濯ぐらいはしたいと思う。

 寝る前には歯を磨く。これだけは、夏以来、1回もさぼったことはない。小さな自慢である。上の歯を磨き、上の歯の裏側を磨く。どれも歯茎に近い部分とすきまを中心にする。次の下の歯と下の歯の裏側を磨き、奥歯を磨く。さらに前の歯の表面と、歯のかみ合わせる部分を磨く。ここで、「デンタルリンス」で口をすすぐ。その後、歯間ブラシで歯の間を磨くのだが、この歯間ブラシが、また快感なのである。実に達成感のある作業なのだ。達成感というのが、もしかしたら、このを克服する鍵なのかもしれない。

 伊集院静香の『ぜんぜん大丈夫』を読了。伊集院静香の他の本は、何か気障ったらしくて、どれも読む気がしないのだが、これは、ギャンブルに溺れる、等身大の人間が描いているエッセイなので、大変読みやすい。漫画家の西原恵理子のカットも相変わらず内容に何の関係もなくておもしろい。このエッセイだけを読む分には、他の伊集院作品も読んでみようかなと思わせるような気楽な読み物だ。今日は、この本から無理矢理、引用して終わりたいと思う。

マスコミは善玉と悪玉を作ろうとする。時代劇じゃああるまいに、人間は誰でも善と悪が同居している。善がかろうじて悪を抑えているだけの話である。
 美談、善行、篤信、慈善の類いが私には一番怖い。裏でどんな顔をしているかを考えるとゾォーッとする

    『ぜんぜん大丈夫』伊集院静香    


 平日。6時に目覚める。昨夜の「デパス」2錠作戦が効いたのだろうか。30分ほどでベッドから文字通り飛び出る。職場に行くための服はいつも寝室に置いてあって、いつでも外に出られるようにはしてあるのだ。

 通常の時間帯に仕事に向かえることがなんとなく嬉しい。昨日までは、近所の小学生や幼稚園の子どもたちが帰ってくる時間帯に外へ出ていたので、後ろめたいような・・・恥ずかしいような・・・。誰も気にしてなんていないのに、もしかしたら「変な人」って思われるような気もして悲しかった。

 職場に入るときも、照れくさかった。誰も変に気遣ってくれずに普通に接してもらえるのがありがたい。上司としばらく話をして、「何とか休める方向にもっていきたいのだが・・・」というお言葉をいただく。社会情勢の厳しさを身をもって知る。人はたくさんいるのに雇用はいぜんとして伸びてはいないのだ。

 今日はたいした仕事もなく、書類を何枚か書いて、同僚が作った資料を読んでいるうちに睡魔に襲われる。今朝は「トレドミン」の副作用を避けるために一錠に減らすつもりだったのだが、急いでいたので、いつもの通り二錠飲んでしまった。このは眠くなることはないのだが、のどが異常に渇く。朝、駅で買った500mlの「Minaqua」という天然水のボトルだけでは足りず、何度も水道水を継ぎ足す。1日2リットルくらいは軽く飲むだろう。だから汗も出るし、さらにめまいでふらふらすることもある。

 睡魔に勝てず、早々に居眠りをしてしまった。上司からは、「つらそうだから今日は無理しないで早引けしたら?」と言われ、気分が楽になる。

 昼。「うどん」と「きんぴらごぼう」を食す。風邪一錠と精神安定のためソラナックス一錠を飲む。コンピューターをいじり、写真を切り抜くという簡単な作業を済ますと、限界を感じて「早退」を申し出た。普段は、ある程度仕事にめどがつくまでは、は極力避けている。気持ちは落ち着くけれど、思考が鈍るからだ。単純なミスも多くなる。だから、毎朝「今日はここまで」と、自分で目標(限界?)を定めて仕事に取り組む。でも、今日はさすがにダメだった。まあ、明日のことも考えれば、今日の過ごし方にも注意をしなくてはならない。

 夜。「末広」にて「カニチャーハン」を食す。満足。ここは帰り道にある中華料理屋で良く利用する。「チキンカツライス」と「麻婆豆腐」それから「五目そば」がけっこう好き。有名人も来たことがあるようだ。引っ越して来て、利用するようになった時、店の若い女の子のお腹の中にいた子どもが、もう、けっこう大きく育っている。この店とは長いつきあいをすることになるんだろうな。

 家に帰ってからは、メールをチェックし、テレビをぼんやり見て過ごす。鼻をかんだら鼻血が出たのでびっくりした。何年ぶりの鼻血だろう。理由がわからないから不安を感じる。

 というわけで、ボクの復帰第一日目は過ぎていったから、今日は読書の話も映画の話も書けない。本当に迷える「凡人」の一日だった。こんな日記読んでる人もいないだろうけど、申し訳ないから、『密やかな結晶』(小川洋子)の一節を引用して終わろうと思う。

 「とんでもございません。小説というのは、最後まで読んでしまったら、もうそれでおしまいなのでございましょう?そんなもったいないことはできません。こうしていつまでも、手元で大事にしておきたいのでございます。」
    『密やかな結晶』 小川洋子
     


 
 平日。朝3時15分に目覚める。例によってベッドからは出られない。床につく時間は同じなのに、どうして起きるのが早くなっていくのだろう。二度寝はできず、ネガティブなイメージばかりが湧いては消えていくが、精神的には安定。不安感や焦燥感は少ない。バイオリズムの底は脱した感じだ。

 昼、昨日食べられなかった「上海ラーメン」を食べに「上海亭」へ行く。途中、歩道橋の上で脳の後ろ側が引っ張られるような感覚が2回ほどして眩暈を感じる。こうした感覚は朝方に多く、の副作用なのだろう。「上海亭」は昼時で多少込んではいたが、無事に入店できた。「ラーメン」の味は、何となく濃かったように思う。

 食後「トレドミン」と「トフラニール」を2錠。風邪を半分摂取。状態から考えると、それからでも職場に行けたような気もしたが、やはり休むことにした。「休む」ことに鈍感になってしまっている自分がいやになる。

 部屋に戻り、新聞を隅から隅まで読んで時間を潰す。眠らないように他のは飲まないようにした。メールをチェックし、ついでに、今日届いた「安愚楽牧場」の資料にも目を通す。養殖牛を共同購入をすることで、最終的な予定売却利益と元本にあたる買取価格とを合わせて顧客が利益を得る方式。たとえば50万円で養殖牛の1/4を3年間保有すると
年1万6千円の利益が上がる。だから、3年後には54万8千円が手元に入ってくる仕組みなのだ。本当ならば、銀行に預けるより高い利率になる。
立派な投資商品で少し心が動くが、要検討。しかし、CDまでつけて、資料を送ってくるのだからたいしたもんだね。

 夕方、「○○家」にてカレーライス。500円なり。昼間のランチだと牛乳とヨーグルトが付いてくる。あまり辛くはないが、庶民的なカレーの味だと思う。昼と同じを飲む。のことばっかり書いている気がするが、これは、どの飲み方がベストなのかを知りたいため。そもそも、このブログを始めた理由の第一は、自分の病気と生活の問題点がどこにあるのかを知るための記録用。ただ記録するだけでは長続きがしないだろうから、ブログで公開してみたのである。でも、最近は、これを書くのが楽しみになってきているけどね。

 『密やかな結晶』(小川洋子)の読書は停滞中。海堂尊の『ナイチンゲールの沈黙』を読了。『チーム・バチスタの悲劇栄光』に続く医療ミステリーの第2弾。不定愁訴外来(通称愚痴外来)の医者「田口」と厚生労働省の「医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長」という長い肩書きの「白鳥圭輔」の二人が中心になって医療現場に起こる事件を解決していくというのが、基本的なストーリーなのだが、この人は圧倒的に人物描写がうまい。「キャラが立つ」とでも言ったほうが良いかな。出てくる人間がみんなチャーミングで楽しい。個人的には前作『チーム・・・』の方が好きだが、『ナイチンゲール・・・』も、科学では解き明かせない驚愕するような現象なども出てきて不思議な感じ。トリックはどちらもたいしたものではないが、一気に読ませる力のある、数少ないストーリーテラーだと思う。

 さて、今日は「デパス」を2錠飲んで寝ようと思う。「メイラックス」は効き目が長いというから、何か変化があるかもしれない。明日こそ絶対職場復帰するつもりだ。

「歌の入れ物は沈黙。歌を養うのは拍手。拍手は一杯の水、陽の光。身体全体で受け止めなさい。そして大きく育ちなさい。拍手に虚飾はない。信じなさい。信じることがすべて。だって私たちは、意味なく生まれ、そしてただ死んでいくだけの、はかない存在に過ぎないのだから
     『ナイチンゲールの沈黙』海堂尊

 
 平日。3時30分!起床。ベッドから起きられはしなかったから、起床という言葉は適切ではない。目覚めただけである。日に日に「目覚め」が早くなっている。これは一体どうしたことであろうか。

 二度寝をすることもできず、かといって、起き上がることもできず、悶々として過ごすこと何と10時間!職場に連絡することもできず、職場からの連絡もなく、「あきらめられたか。」とは思いながらも、その方が不思議と気持ちは安定している。

 何もやる気も起こらず、中島らもの本をもう一回読み直す。何か回復するヒントがあるかと思って・・・。「睡眠障害がと密接な関係がある」との指摘に不安が募る。最近、朝の目覚めが早くなっているのは明らかだ。

 13時になって、昼食のために家を出る。「上海亭」で「上海ラーメン」を食べようと思うが休日。「上海ラーメン」は豚の角煮が乗っているだけの何の変哲もないものだが、食欲が無いときでも、不思議と食べられるから重宝している。仕方ないので、同じ中華料理の店「朝廷」に向かう。ここはけっこうおいしいから、もっと利用したいけれど、歩きだと少し遠いのが難点。今日は「五目やきそば」、麺が細いので、口の中でちくちくしないので、食べやすい。味は少し濃い目だが、舌がにぶっているので丁度良い感じだ。「トレドミン」と「トフラニール」を2錠ずつ。風邪薬を通常の半分の量を摂取する。

 満足して、次はビデオ屋へ。仕事を休んでいるのに、ビデオとは・・・と少し後ろめたい気にもなるが、前のやつの返却期限が今日なので仕方ない。竹中直人が監督主演の『無能の人』とアニメの『東京ゴッドファーザーズ」を借りる。『マスクオブゼロ』を最初は借りようと思っていたのだが、店員さんから、「一回借りてますね。」と言われ混乱する。記憶がないのだ。

 帰りに、二度と今日は外に出なくてすむように、セブンイレブンにてお弁当「幕の内」を購入。

 家へ帰って、メールのチェック。ここの所のスパム対策がうまくいったのか、八割はスパムをカットできている。対策と言っても、メールの受信ルールをこまめに設定するだけだが、良い感じである。

 今日は眠らないために他の薬は飲まないようにして、入浴とパソコンをいじって過ごす。お風呂に入るのは3日ぶりなので気持ち良い。元々お風呂は大好きなのだが、なかなか入る気も出てこない。つらいというよりは「困ったなあ」という気持ちだ。

 七時に弁当を食べ、上記の薬を再び飲む。DVDで『無能の人』を見る。実在の漫画家、「つげ義春」の原作だが、その世界を映像にするのは難しかっただろうなと思う。決して面白い作品とは言えない。「つげ義春」の漫画の世界を映像化すると、妙に生生しくなって生活観が感じられてしまう。描いている内容は、「つげ義春」の漫画のエピソードをいくつかつなぎ合わせた感じで、感覚は間違ってはいないのだが、何かただの貧乏人の話になってしまっている感じ。それにしても、竹中直人は最近ドラマや映画に出すぎ。ちょっと前のロバート・デ・ニーロみたい。

 「つげ義春」の本はいっぱい出てるけれど、漫画はちょっと手に入れにくいかも。ボクは『貧困旅行記』というエッセイが好き。どれも侘しい旅で、ちっともうらやましくないんだけど、間に挟んである写真やイラストが秀逸。こんな鄙びたシーンに美意識を感じるのは、やっぱり凡人にはできないことである。

 インターネットで、「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」を10000口購入。好調に価額を伸ばしているので、少し買い増しをした。他の株等は上がったり下がったり、下がったり下がったりで、どうもうまくいかない。まあ、あんまりもうけは期待してないけど。

 今日はデパスとメイラックスを一錠ずつ。以前と同じ処方で飲んで寝たいと思う。明日は職場に行けそうな気がするのは、薬のせいだろうか。

 世の中の関係からはずれるということは、一時的であれ旅そのものがそうであり、ささやかな解放感を味わうことができるが、関係からはずれるということは、関係としての存在である自分からの解放を意味する。
         『貧困旅行記』 つげ義春 
 平日。朝4時!に起床。昨夜、「メイラックス」だけで就眠しようとするも、30分立っても寝付けず、たまらず「デパス」を一錠追加。以前、旅行中に薬を忘れ、二日間眠れなかったこともある。
 
 4時から葛藤するも、ベッドから起き上がれず、結局、職場に「休み」の連絡を入れたのが7時30分。「会議があるからがんばって出てきてくれないか。」「何時でも良いから。」と言われる。「そもそも、がんばれないからなんだ。」と言いたくとも、職場に迷惑をかけているうえに、いろいろと心配してくれているのが分かるから、なおつらくなる。

 病気は自分だけでなく、周囲に迷惑をかけるし、信頼さえも失っていく。けれども、病気を治さなければ、もっとひどいことになる。幸い自殺念慮はでていないが、生きていたくもない。ひどく無力感を感じている。

 そもそも、今回のこの落ち込みの原因はなんだろう。「おかしいな」と思い始めたのは5年位前。原因は分かっているが、書くと長くなるからやめておく。今年に入ってからは、2番目の落ち込み方。前の時は、どうにもこうにも我慢ができなくて、初めて「心療内科」に行った。「」の診断を受け、薬を処方された。これもなんとなく原因は分かっている。その後、浮き沈みはあるけれど、ある程度、安定した気分だった。

 思い当たるのは、ひょっとしたら風邪?ちょっと熱っぽかったけれど、薬の副作用かも知れないし、鼻水と咳がでたけれど、アレルギーで鼻炎と喘息もあるので、いつものことだと思っているし、真相は分からない。

 今朝も喘息っぽい呼吸音があったが、「サルタノール」の吸引で、すぐに直った。思い込みによる「なんちゃって喘息」だったのかもしれない。

 とにもかくにもベッドの呪縛から今日も逃れられず、またも仕事を休んでしまった。そのあと、いつのまにか寝込んでしまったらしく、結局、動けるようになったのが12時過ぎ。起きてみて愕然とした。目を覆うような、部屋の乱れ方。寝室の机の上から、キッチンのカウンターの所まで散乱する薬の錠剤と、その殻。積み上げてある洗濯物と本の山。足元には新聞紙や手紙や書類が雑然としている。フローリングの床にはうっすらとしたほこりの跡。

 病気になる前のぼくは、割と部屋には気をつかう方で、最低でも週に1回の掃除・洗濯・布団の乾燥は欠かさなかった。この部屋の荒れ方はぼくの心の混乱を如実に表しているようだ。

 12時過ぎ、やっとの思いで食事に出る。今回の落ち込みで救われているのは、食欲だけはあるということ。前回は食欲すらわかず、丸一日、何も食さないこともあったからだ。

 最近できた「キッチン北村」へ行く。洋食屋さんという形容がわかりやすいだろうか。ハンバーグランチを食べる。以前、同じ場所で「シャルダン」というお店をやっていた方の弟さんの店らしいが、そもそも、お兄さんとも、ほんの少し会話を交わす程度だったので、特に変化はない。店の中がキルティングやパッチワークで飾られている。

 食後に「トレドミン」・「トフラニール」を2錠ずつ。仕事に行けないことで不安が募り、さらに「ソラナックス」を一錠追加。この薬は、かなり眠くなるので、やけになってベッドに入る。

 ぼくのベッドは、ぼくを縛り付ける棺桶であると同時に、ぼくに安らぎを与える揺り篭でもあるのだ。昔のどこぞの国の福祉政策みたいな、「揺り篭から墓場まで」と言った感じだろうか。

 再度起きたのが6時。さっき昼食を食べたと思ったら、もう夕食である。食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活である。また「トレドミン」と「トフラニール」を「栄竜」のギョーザライスの後に取る。

 『密やかな結晶』(小川洋子)を83Pまで読む。少しずつ感情移入ができるようになってきた。今回もやはり「喪失」がモチーフだが、ちょっとSFっぽい展開。この世のものが一つ、また一つと世界から消滅し、人々の心からも消えていってしまう「島」が舞台になっている。記憶が残っている人間を秘密警察がとっ捕まえたりして・・・。

 『ギャラリー・フェイク』という細野不二彦の漫画を読了。30巻にもなっている。その1冊なのだが、以前読んだ「自選集」よりも秀逸な作品ばかりだった。奥の深い美術とその世界を偽物専門店のギャラリー・フェイクを運営している、元メトロポリタン美術館のフジタを主人公に描いている。毎回、毎回、良くこんなにネタがあるなと思う。しかも、はずれが少ない。まあまあ満足した。

 さて、今日は、就寝時は『デパス』だけにして、早く眠るつもり。早く寝ようと、遅く寝ようと、は来るときには来る。それは分かっているのだが、何とか明日こそは出勤できればと願わずにはいられない。
 
 青い鳥というモチーフにはいろいろな意味が込められていますね。
希望、幸福、見果てぬ夢――中国においては時間を象徴するという説 があります。・・・だとしたら鳥籠とは時間を閉じ込める欲望の装置。あるいは、大事な思い出をしまった宝石箱のようなもの・・・・

私は・・・おそれるだけです。籠を開け放ったゆえに、時間が飛び去るのを・・・。

          ギャラリーフェイク『鳥籠酒家』より
 休日。朝5時に起きる。普段の日はここからが勝負だ。ここでベッドから出られなかったら、その一日は何もできない。今日は、お仕事がないから気分的にはものすごく楽だった。

 いつもは目覚まし替わりに使っている携帯2台の目覚ましを聞きながら、煩悶する。6時に『ママのピアノ』という優しい曲がかかり、6時10分にSMAPの『DEAR WOMAN』がかかる。6時半には、もう一つの携帯から、普通のアラーム音で5分ごとのスヌーズ機能が繰り返し鳴るように設定してある。しかし、これらに何の意味もない。(そんなこともないか。少なくとも二度寝の防止にはなっているかも)だって、その時間にはもう起きているのだから・・・。毎日、寝る前に暗澹たる気持ちになる。寝る前に飲むは「デパス」と「メイラックス」1錠ずつ。今日は「デパス」をやめてみようと思う。どのも効果がでているようなので、自分でうまく制御できたらと考えている。

 さて、5時に起きたことは、起きたのだが、かといってもう一度寝ることもできず、うつらうつらしながら昼近くまでベッドの中で過ごす。昨日半分読んだ『心が雨漏りする日には』を午前中に読了。思いの外に後半の方がヘビーな中身。良くこの人は、こんなボロボロになりながらも、面白い小説を創り出したものだと感嘆する。

 11時に、ぼくを縛り付けているベッドからの脱出に無事成功。メールをチェックし、テレビを見るともなく見て、12時に食事に出る。近くにできた「イタリア料理 マルコ」に行くことにした。メニューは「ぺペロンチーノ」のランチセット。おいしかった。三種の前菜にサラダ、それから食後のコーヒーとデザートがついて、しめて1000円。けっこうお値打ちだと思う。

 食後に本当は朝飲まなければならない「ドレドミン」と「トフラニール」を2錠ずつ。「ドレドミン」は、口が渇いて、水が欠かせないけれど、汗も余計なときにいっぱい出るので閉口している。

 家に帰ると、「Nexyz」という会社から、「携帯をソフトバンクに変えないか」という書類と、本の原稿のイラスト校正の封書が来ていた。前者は、前に電話勧誘があったので、「とにかく書類を送れ。検討するから」と言っておいたもの。変える気はないので、書類も送らないし、電話をする気もない。後者は明日連絡するつもり。電話もファックスも苦手なので、メールでするしかないかな。

 3時から声楽のレッスン。音符もろくに読めないのに、これだけは3年近く続いている。今やっている曲はイタリア歌曲の『Per la gloria d'adorarvi』高音域が出ないので不本意な仕上がり、次からは新しい曲にも挑戦する。歌っているときは本当に幸せな気分でいられる。下手でも何でも。

 家に帰ると、今度は「ワタミ」の主優待券が届いていた。土・日・祝日・それらの前日は使えない金券6000円分だった。たぶん使わないだろうから、売ってしまおうかとも思う。その他、有機野菜や調味料の割引や介護施設の無料相談等の特典もあるが、いったいこの会社は何をしたいのかが良く分からない。「スクールエイドジャパン」などの社会貢献の活動にも積極的なので、を買ってはみたが、教育再生会議のメンバーである渡辺社長の発言を聞いていると、「教育には手をださない方がいいんじゃないの」って思ってしまう。早く利益を確定して売ってしまったほうが良いかな。

 7時までメールの整理、特にスパムメールの対策に頭を悩ませ、遅い夕食。メニューはコンビ二のおにぎり二つと、昨日の残りのフライドチキン2Pを、おそるおそる食べる。多い時は毎日のように鳥料理を食べて、それでもあきないのだから、本当にぼくは鳥が好きなのかも。

 それから、小川洋子の『密やかな結晶』を読む。小川洋子の作品は「喪失」がテーマになっているものが多く、映画になった『博士の愛した数式』も、作者が一番思いいれがあるという『貴婦人Aの蘇生』も記憶の「喪失」がモチーフとして使われている。二つとも、読み終わるのが寂しいくらい味わって読ませていただいた。しかし、今回の『密やかな結晶』は、なかなか頭に入ってこない。買ったのはずいぶん前なのだけれど、目が文章を上滑りするような感じでもどかしく、ほったらかしておいた。33Pまで読み進んで今日は終わりにする。

 明日の朝が来るのが怖いけれど、これにてお休み。最後に中島らもの含蓄のある言葉で締めたいと思う。
 「自分一人で時間を潰すことができるのを『教養』という」
 休日。朝8時30分に起きる。ドレドミンとトフラニールを2錠ずつ飲む。理由は「」だから。
 メールをチェックし、テレビをボーっと見ながら、10時くらいに入浴する。この病気になってから、風呂に入るのも億劫になってしまった。
 11時に家を出て、心療内科に行く。ここ2週間の様子を説明して、薬を処方してもらう。今回は、ソラナックスをカット。取って返して、次は歯医者に行く。下の前歯の歯石を取ってもらう。「きれいになりましたね。」と言われてうれしかった。写真を取られる。次はインプラントの手術をする予定。歯ブラシと歯間ブラシを購入。
 2時58分、遅い昼食を取るために「一頭屋」へ行く。ランチサービスが3時までだったので、あきらめる。ハンバーグ以外のランチを試して見たかった。「ミスティ」で、ポークジンジャーを食べる。渋い喫茶店だけど、ランチは充実して量も多い。ここも、高校生の時からだから、長い付き合いになる。最近、親父さんが見えないけど、どうしたんだろう?
 天気がよかったので、電車ではなく歩いて家へ帰る。途中で貸しビデオ屋で『立ち食い師列伝』を借りる。ケンタッキーでスノーマンプレート付のセットを買う。大好きだから。もちろん鳥の方だけど得した気分。
 家に帰って、また薬を飲む。仕事のことで若干、不安と焦燥を感じる。
 『立ち食い師』を見る。つまらないけど珍品。押井守はなんでこんな作品を作ったんだろう。立ち食い師なる無銭飲食の虚構の存在を通して戦後の日本の変遷をオールCGで描いた作品なんだけど、はっきり言って何を言いたいのかわからなかった。
 「中島らも」の『心が雨漏りする日は』を半分読了。「躁」と「アルコール依存症」の日々を淡々と書き記している。共感と恐怖と安堵という複雑な心境。「中島らも」はやっぱり、『ガダラの豚』と『こどもの一生』が白眉。
 さて、ブログというものは、こんなもので良いのだろうかと思いつつ、今日は筆を置く。明日、起きられるかどうかを不安に感じながら、今日も眠りにつくのだろう。
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