朝8時に起床。
ストレッチとヴァイオ君。
新聞と本を読んで過ごす。
昼、少し前に、楽天ブックスから、
「海堂尊」の最新刊が届く。
『ジェネラル・ルージュの伝言』
田口・白鳥コンビのメディカル・エンターテインメント第三弾。
楽しみ~!
昼食を久しぶりに『魚長』で食す。
「アジフライ定食+納豆」
大きなアジフライが二尾付く。
3時から声楽。
のどがちょっとかすれる感じがしたけど、
結構、声が出るようになってきた。
ここのところではベストかな。
帰ってから、掃除をしようと思ったけど、
ちょっと疲れたのでやめる。
夜はカップヌードル。
中身と何回も使えるカップが別になった奴を、
みんな知っているだろうか。
外に出るのがめんどくさかったので、
買い置きのそれで済ました。
もし今、地震があったら餓死かな~。
今日は大学図書館で借りた本を読み終わったので、それを紹介するが、何分、保健福祉系の大学なので、心理学等の本くらいしか読むものがない。まあ、好きだからいいんだけど、内容を説明するのは、結構、
大変なので、覚書程度のものと思って欲しい。
『箱庭療法-こころが見えてくる本』(田中信一)
「箱庭療法」は知っている人も多いが、砂の入った「箱庭」にいろいろなフィギュアなどを置いたり、砂を掘ったり、盛り上げたりして、言語化できない心の内部を表わす療法である。
もともとは、イギリスのマーガレット・ローウェンフェルトが1920年代の終わりに子どもの遊戯療法として編み出した「世界技法」と呼ばれる療法。スイスのユング派のドラ・M・カルフがそれに感銘を受け、1965年にローウェンフェルトの研究所に留学し、ユング派の理論と「世界技法」が結びついて産みだされたもの。
さらに、その「世界技法」は何に影響を受けて作られたかというと、あの『宇宙戦争』で有名なH・G・ウェルズの書いた『床遊び』という本によるものらしい。二人の子どもとミニチュアなどのおもちゃを使って部屋の床に繰り広げた遊びを写真付きで紹介したものらしい。
この本は新書ながら、コンパクトに『箱庭療法』の歴史から、技法、事例、心理療法家の役割まで解説してあり、大変分かりやすい。特に事例の部分は心のドラマを読んでいるかのようで興味深い。
筆者は東京国際大学院教授で臨床心理士でもある。
今日はその中から、借りた本なので、覚書として残しておきたいと思った「イメージ療法」との関係について抜粋しておく。
「イメージ療法(アクティブ・イマジネーション)から見た箱庭療法」
・アクティブイマジネーションは、イメージの自律性に任せながらも、主体的に関与していくという二つの方向性のバランスの上で成り立つ技法。箱庭やアクティブイマジネーションは、夢よりは意識的な私が関与するので、個々のイメージの流れが読みやすい点はあるが、意識の関与が強すぎると、表現が浅くなってしまい、表面的に流れてしまうこともある。
「箱庭療法のイメージ生成の5段階の体験過程」
①なかなか内面に注意が向かない段階。
外界優先状態(イメージ拒否・拘束)
②ニュートラルな状態にいて、本人との関わりが薄い段階。
ニュートラルなイメージ状態(イメージ観察)
③イメージに何らかの感情がともない始めるが、イメージの自律性に身を任せるまではいかない段階。
直面と揺れ状態(イメージ直面)
④イメージの世界をあたかも現実のように体験する段階。
深いイメージ体験状態(イメージ体験)
⑤イメージの呪縛力や巻き込む力が弱まり、そのイメージに含まれた感情を距離を持って受け止められる段階。
適度な距離の回復と受容状態。(イメージ受容)
※( )内は田島誠一『イメージ体験の心理学』内におけるイメージ生成の5段階の用語。他は筆者が「箱庭」用に改良したもの。
昨日はボクは右手だけ、④の段階まで行ったのかな。引き続き、「箱庭」本を読んでいるので、ときたま、こんな訳の分からない覚書が載るけど勘弁してください。