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横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
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18年1月31日(水)  快晴 比較的暖かい日だった

昨日の『芸術療法』の記事の続きで、今日は『風景構成法』について覚書をまとめておく。
これも中々に興味深い療法ではある。

↓『風景構成法』について詳しく知りたい方はここをクリック!
風景構成法

風景構成法』(心理学

「~療法」とか言うと、大概、外国発祥のものが多い。しかし、これを開発したのは日本人。
ユング派心理学者の河合 隼雄氏の『箱庭療法』の講演を受けて、精神科医の中井 久夫氏が考案したもの。
現代では理論的裏づけもあり、世界各国で活用されている。

箱庭療法』の三次元を二次元にしたものと考えると分かりやすいかな。


風景構成法1
方法は以下の通り。
必要なもの。A4のケント紙、サインペン、彩色用のクレヨン(クレパス・色鉛筆) これだけ。
手順は、事前に「絵のうまい下手は関係なく、自由に思ったように描いて良い」ことを伝え、

①セラピストがサインペンで用紙に枠付けをする。これは、自由と制限を保証するためのものである。
②セラピストの指示どおりに順番に用紙に絵を描いてもらう。
まず、<大景> 川→山→田→道の順。
次に、<中景> 家→木→人。
更に、<その他> 花→動物→石
最後に、<+α> 描き足したいもの、不足していると思われるもの。必要なもの。
いずれも、大きさや個数は問わない。
③裏に名前を書いてもらう。
④色を好きなように塗ってもらう。

風景構成法2
完成したら(満足が行ったら)、幾つかの質問をしていく。(気づきを促すためかな)
例えば、季節・時刻・天気・川の流れ(方向)・山の高さ・道がどこに続いているか・人の性別や年齢など。

ただ、気を付けないといけないのは、当ブログでも何回か紹介しているが、「解釈はしない。クライエントをどう理解するかを重視し、セラピストの心の中でとどめる」(山中康裕)ということ。

例えば、上の絵の山の後ろ側の巨人を、「化け物」とみるか「見守る存在」と見るかは、セラピストの一方的な解釈ではできないということだと思う。この「絵」は、クライエントの「心象風景」であり、クライエントの過去・現在・未来の「風景」なのだから。
この、心の動的な動き(変化)を複数回の『風景構成法』の実施によって見ていくことが大切である。

「占い」みたいに「何かを教えてくれる」と捉える人、多いんだよなあ。「占い」を否定する訳じゃないけど、この辺は事前にきっちり説明しないといけないんだろうなあ。『箱庭療法』も一緒だ。


<近況報告>←つまらなければ、読み飛ばして下さい

昨日は久々に映画をBSで見ることができた。『サバイバー』
ミラ・ジョボビッチの外交官がピアース・ブロスナンが演じる暗殺者・テロリストから世界を守る話。つまらなくはなかったけれど、特筆するものがない、ありふれたストーリーだったので、紹介は割愛。
今日の昼食は、「まつや」の生姜焼き定食。
暖かかったので、サウナに行き、4時間ほど過ごす。気持ち良かった。
ちょっとお金を使ったかな。夜は棒ラーメンにするつもり。
明日は、資格試験のレポートを完成させる・・・つもり。

お休みなさい


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28年1月30日(火) 晴れ 寒いのかな?久々に昼間から暖房を入れたよ

今日は昨日の美術館の鑑賞から、『芸術療法』についてお勉強した。その覚書を残しておく。

芸術療法』について(心理学

絵画療法1
左の写真は絵画療法でクライエントが描いた絵です。
この後、どのような「セラピー」が行われたかは謎ですが、このように芸術的とされる表現活動を通して、カタルシスを得、問題解決の糸口に気づいたり、自己実現を図る一助としていくものです。
その表現方法によって、
「絵画療法」・「音楽療法」・「コラージュ療法」・「造形療法」・「写真療法」・「舞踏療法」・「詩歌療法」・「心理劇療法」etc.etc
などがありますが、『箱庭療法』もその一つです。

もともとは子どもの「ごっこ遊び」・「粘土遊び」・「落書き」・「砂遊び」などの子どもの成長と発達のために必要なプレイの「意味するもの」を生かした「心理療法」とも言えそうです。

一般的にカウンセリングは言語のやりとりによって行われますが、人には「言語化」ができない思いというか心の動きがありますよね。それらを言語以外の方法で表出させることによって、五感化させていくものです。
もちろん、この前後は言語によって行われますが・・・

フロイト学派は「創造は抑圧された願望の表出」と考えます。特にフロイトは「性欲が目的を阻まれたときに、芸術という別の形式に転ずる」としています。つまり、普通の人(芸術家ではない、あるいは、芸術家になれない人)においては、これが「神経症」の症状となって現れるとしています。

ユングは「創造は原初体験を復元する能力」として、芸術家は明らかに別次元の存在と考えています。個人の原初体験ばかりでなく、人類の原初体験まで退行するわけになりますから、ある意味「超人」です。ユングは、これを「神秘的分有」と呼んでいます。普通の人も原初体験はしますが、それを再構築する力がないとしています。

そう考えると、「芸術療法」は普通の人にはちょっと・・・と考えてしまいがちですが、上述の通り、「遊び」を通した療法と考えた方が良いでしょう。ユングも「箱庭療法」には、その効果を認めています。英語では「Sand play therapy 」です。

さて、長々と書いてしまいましたので、この辺で終りとします。機会があれば、また考察してみたいです。

↓『芸術療法』についてざっくり知りたい方はこちらをクリック!
『芸術療法』

<近況報告>
今日は寒く感じたのでサウナに行くのは止めにした。インフルエンザも流行っているし。
だから、一日引きこもり。
昼食はギョーザ、納豆、しじみの味噌汁。夜は、てんぷらうどんを食べるつもり。
何か映画が見れたら良いな。

お休みなさい。


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18年1月29日(月) 曇りのち晴れ けっこう暖かい

今日は天気も良かったので、「横須賀美術館」に行きました。久々の買い物以外の外出
横須賀ゆかりの芸術家の作品展で有名な「朝井閑右衛門」をはじめ、なかなか見ごたえがあったのだが、同時に、市内の小中高生の造形展も開催されていて、思いがけず刺激を受けた。箱庭にも通じる所があるので、おもしろかった。
以下は、その紹介と感想・・・的なもの。


↓「横須賀美術館」について知りたい方はここをクリック!
横須賀美術館


『学生さんの造形作品で考えたこと』(箱庭

学生作品1
高校生の作品。
良いですねえ。
まんま「箱庭」としても良いくらいの作品です。
「鉄腕ダッシュ」の「ダッシュ島」のようでもあります。
象徴的なものがいくつも選ばれています。


学生作品2
同じく高校生の作品。
上の写真の裏側も見られます。興味深いですねえ。
右側の作品も極めて「箱庭」的です。


学生作品4
中学生の作品です。
なかなか中学生もやります。情景フィギュアのようでもあります。
これは一からの手作りの労作ですが、「箱庭」は、他の「芸術療法」等とは違って、「絵が下手」とか、「音楽は苦手」とかいう苦手意識を感じることなく、「物」を「砂」に置くという、原初的かつ単純な方法ですので、基本的には誰にも抵抗なく取り組めるのが利点です。


何かブログがなかなかUPできないようなので、今日はこの辺にします。

<近況報告>
昼食は、クリームシチュー、わかめのお味噌汁、紫蘇の実のお漬物。
ぎりぎりまで悩んだけど、美術館に行くことにする。バスの時刻を検索して出たけれど、前のバスがちょっと遅れていたみたいで、あんまり待たずに乗れた。結果的には外出して正解でした。
夕食は、昨日のギョーザ鍋をアレンジして雑炊。こういうの結構楽
明日はサウナでも行くかな。

今日はこれまで。お休みなさい。


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18年1月」28日(日) のちちょっと晴れ 寒さは少し緩んだかな
今日は昨日の「箱庭」投稿で考えることがあったので、ドイツの心理学者ミヒャエル・グリュンワルドの「空間図式」についての記事をあげます。

『グリュンワルドの空間図式』(心理学

ミヒャエル・グリュンワルドは以下のような心理テストを繰り返し、統計学に基づいて、人間の心と空間認識についてある仮説を提唱します。

それは例えば次のようなものです。


被験者に小さな円盤を渡して、長方形の紙を示し、「この紙の領域があなたの人生だとすると、現在のあなたはどこの位置にいますか?」と尋ねます。
質問を重ねると、大部分の人々が次のように考えていたことが判明しました。
左下を「始まり」「始源」と考え、そして右上を、人生の「目標」「終わり」「成果」と考えていました。
左下から始まり、時間の経過とともに成長するに従って、右上へと伸びていくと考え、左下から右上へと伸びる対角線を「生命のライン(生命線)」としました。

こういったテストの積み重ねによってグリュンワルドは、「空間図式」と言われる、今でも、絵画療法やバウムテスト等にも活用される一つの解釈パターンとも言えるものを提起しています。それが、次の表になります。

グリュンワルドの空間図式
つまり空間を上下左右に分け、そこに置かれる「もの」(絵のパーツであったり、具体的な物であったりしますが)によって、心理的な傾向が分かるというものです。
これは今でも、賛否両論があるのですが、


↓このことについてもっと詳しく知りたい人はここをクリック!
描画から心理を理解する

箱庭療法」においては、解釈の一助として使われるだけで、多くの学者が、
「解釈よりも感じること」を重視しています。まさに、「Don't think, feel.」なのです。

しかしながら、「箱庭療法」も基本的な解釈の一助として、次のような考え方があります。

向かって左側が心の内的世界、左上隅を精神的・宗教的、左下隅を根源的・衝動的な心の表出。
向かって右側を心の外的世界、右上隅を社会的・機能的、右下隅を家庭的・感情的な心の表出。
と考えます。


箱庭」を扱う時には知って置いても良い知識だと思います

<近況報告>
昼食。リヴィンのフードコートの「八景楼」の味噌ラーメン、玉子付き。まあ、味噌だけあって、それなりにおいしい。
夕食。ギョーザ鍋。寒い時は鍋に限る。残りのギョーザは明日の昼食かな。
明日は、天気が良くて、暖かかったら、外出するつもり。何かあったら、お知らせします。

お休みなさい。


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1月27日(土) 快晴 まだ一度も外に出ていない

箱庭用の木箱は来たけれど、まだ砂が選定できていない。
けれども、ちょっと遊びのつもりで箱庭作品を作って見た。ご鑑賞あれ


↓「箱庭療法」についての大まかな説明はここをクリック!

箱庭療法

箱庭2
 左上から左下まではすんなり決まりました。
 右上の「竜」と「恐竜」も即決。次に 真ん中の「帆船」もはまりました。
ここで少しばかり考え、「人の群れ」を作りました。
空いている部分が気になるので、右下に「アイヌの女性」
「大仏」の隣に「ポスト」を置きます。
ちょっと目隠しをしたかったので手前に水草を置きました。

「花かご」のようなものを四角に配置し、真ん中の「お城」を置きました。
何となく全体のテーマの縮小版のような気もします。
あとは気になる空間に「犬」「羊」「塔」を置き、また少し考えます。
最後にポストの手前に埴輪をそっと置いて、気持ちが落ち着きました。

解釈は今はしません。もし、何か感じる方が居たら連絡下さい


近況報告
今日の昼食は、高菜チャーハンと紫蘇の実漬け。あさりの味噌汁。
カウンセリングのお勉強を2時間ほど。勘を鈍らせないために。
夕食は昨日の「湯豆腐」の鱈が残っているので、これを照り焼きにしてうんぬんかんぬん・・・と構想を練りながら、ブログ書いてま~す。

お休みなさい。


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18年1月26日(金)  晴れ 天気は良いけれど、大寒波。東京では二日連続-4℃
インフルエンザの流行は過去最高
 

今日はクリント・イーストウッド監督作品『J.エドガー』の紹介。取り溜めてある録画を消化する。
『J.エドガー』(映画)
J.エドガー
 FBIの創設者であり、初代長官『J.エドガー』の伝記的作品。
 孤独で、でも野心家でもあった、彼のFBIを創設し、大きく成長させていく過程の正と負の姿を描いたもの。
 『J.エドガー」の青年期?から晩年までをレオナルド・ディカプリオが好演している。
 しかしながら、エンターテイメントとしておもしろいかと言えばそうでもない。
 クリント・イーストウッド作品は割りと好きなので肩透かしを食らった感じではある。

 1900年代初期、ソビエトの建国と同時にアメリカで共産主義の過激派があちこちでテロ行為を行う中、その対策をまかされたのが、J.エドガーだ。彼は「情報は力だ」との信念の元、アメリカ全土の過激派のデータのカード化を行う。個人や組織情報の一元管理だ。
彼はその当時まだ普及してなかった指紋の調査など科学的な捜査方法の草分けとも言えそうだ。捜査局(FBIの前身)の中に科学捜査課を勝手に設けて捜査を進めていく。
一方、権力者や政治家についても情報を収集し、プライベートファイルを作り上げて自らが影の権力者ともなっていく。それは、例えばケネディやキング牧師のプライベートを盗聴するなどかなり暴走気味だ。

1930年代に共産主義の過激派は一掃されたが、世界大恐慌による世情不安で凶悪犯罪は増加。
彼は、リンドバーグの子誘拐事件を契機に誘拐を連邦犯罪とし、(市警との確執もあるのだが)捜査局に逮捕権と武器所持を認めさせる通称「リンドバーグ法」を主張し成立させることに成功する。

ちなみに彼はイメージ戦力にも先進的で、コミックやラジオなどいわゆるマスコミも利用していたようだ。優れてはいる。しかし、差別主義者っぽくもあり、アメリカンファースト的でもある。さらに、ホモセクシャルでもあり、女装趣味もあったようだ。副長官であるトルソンとの関係も描かれている。一筋縄ではいかない人物なのだ。

しかし、そんな彼も晩年の衰えと異端と言われたニクソン大統領の登場により、狂気と悲嘆の時代を迎えることになる。


「今日の気になる言葉」

回顧録的な独白の中で・・・
「道徳が衰退した時代。善人が手をこまねいていると、悪が栄える。すべての国民は知るべきだ。悪は国家を脅かし、子どもたちを危険にさらす。世の中の動きに無関心で過去から学ぼうとしない社会はやがて滅びる。我々は歴史を忘れてはならない。絶対に油断してはならない。今日でさえ、アメリカを主たる標的としている組織がいくつもある。彼らはアメリカ国民の安全で幸福な生活を破壊し想像もできないような無秩序で不道徳な状態にこの国を貶めるだろう。」

「民主主義の真髄とは個人の価値を信じることにその根本がある。いかなる政治体制や組織より人生に意味がある。愛はこの世で最も強い力だ。憎しみや差別という不自然な感情よりも、長く人の心の中に生き続ける」


「権力者」が道徳や民主主義を声高に語るなっていう気もするが・・・どの国どの時代も同じだね。今の「マイナンバー制度」とか「共謀罪」とかうさんくさい制度や法律も使い方次第では恐ろしい市民弾圧の凶器と化すだろう

さて、今日の報告。
昼食はハム・トースト2枚、かにクリームコロッケと白身魚のフライ。わかめのお味噌汁。
TVでは、明智小五郎シリーズの『吸血鬼』を見る。小林少年役の黒田勇樹さんが、背が伸びたみたいで、いきなり海外留学に出ていて、事件のために戻ってきた時には、今までの半ズボンではなく、ジャケットにスラックス姿になっていたのは驚いた。
浄水器の電池が切れていたので購入。でも、電池のサイズが最近いろいろ過ぎて面倒。
昨年、後半から家の家電にいろいろ不具合がでてきて難儀している。電灯なんて、切れないものつくれないのかなあ。買わないともうけがでないから無理なのかな。

きょうの夕食は、寒いので「湯豆腐」で一杯にします。

お休みなさい


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18年1月25日(木)  晴れ 最大の寒波到来 とっても寒かった

今日は『家族療法』についてお勉強する機会があったので、それについての覚書を残しておく。

家族療法』にも諸派あってややこしいのだが、ボクが学習したのは、古典とも言えるアドラー心理学に依るもの。
その中で今日は『家族療法』のカウンセリングの基本的な流れについてまとめてみる・・・つもり。


アドラー心理学について知りたい方はこちらをクリック!
アドラー心理学
↓『家族療法』について知りたい方はこちらをクリック!
家族療法

『家族療法』の基本的な流れ(カウンセリング

『家族療法』のカウンセリングは基本的に終結に向けて5つの段階(手順)がある。
基本的にこの順番で進められるが、状況によっては前の段階に戻ったり、段階を跳ばす場合もありうる。


①導入
クライエント(カウンセリングの対象者)の抱えている問題を「共に考え、共に解決していく」<契約>と<同盟>を結ぶ。
<契約>はクライエントとカウンセラーの役割や目標についての合意。
<同盟>はカウンセラーとクライエントが協力し、共同作業をしていく関係。
を指す。
このことによって、クライエントのカウンセラーへの過度の依存が避けられ、両者の権力闘争を防ぐことができる。

これは、どのカウンセリングでも大事なことだよなあ


②信頼関係形成
カウンセリングって考えてみると初めての相手に自分の悩みや心の姿をさらけだすのだから、尋常じゃない関係性が築かれる場面だ。『家族療法』でもそれは同じで、信頼関係がしっかりと築けないと、カウンセリングは成り立たない。『家族療法』の特徴は、
できるだけ速くクライエントに充実感が感じられるような関わりが重要であること。なぜなら、信頼関係を築くのに時間がかかりすぎると問題の本質が見える前に、クライエントが挫けてしまうことがあるから。
そのために、カウンセラーは、開放的で明るく友好的な態度で、はっきりとクライエントに対して関心があることを示していく。
その上でクライエントの選択を尊重する語りかけや姿勢で、信頼関係を築きやすい雰囲気を作り出していく。
どんなクライエントに対しても尊敬の念を持って接することが大切。

これもどんなカウンセリングでも基本となること


③クライエントを理解する
信頼関係が築け、クライエントが問題を打ち明けてくれそうな段階になったら、クライエントをより深く理解するために情報収集などに努める。ただし、『家族療法』では、
クライエントの膨大な過去(幼時体験・トラウマなど)の情報収集ではなく、現時点の状況に焦点を合わせていく。なぜなら、家族という複数のクライエントがおり、一人ずつの過去と向き合うのは事実上困難であり、同時に早期に問題に取り組むことを目指しているから。

うん、うん、そりゃそうだろうなあ


④問題と目的の明確化
問題解決に必要な情報を収集し、クライエントをより深く理解できたら、その情報を整理し問題を明確化する。その場合、今までのクライエントの感情や思考のパターンに配慮しつつ、何が重要で、言葉の裏に秘められている本当の目的を見つけられるようにしていく。
その場合<正対>という技術を用いる。<正対>とは対象にまっすぐ向き合う(向き合わせる・直面させる)こと。主に3つの方法がある。
・問題行動を直接言語化して直面させる方法。
・時間を使って直面させる方法。
・感情に直面させる方法。

このへんはちょっとテクニック的


⑤代替案の提案
<正対>が正しく行われ、クライエントに新たな気付きや理解が生じたら、問題解決のための新しい方法を共に考えていく。その場合、
・カウンセラーが一方的に提案するのではなく、クライエントの行動パターンを理解した上で共に考えていく。
・クライエントが代替案を示した際は<四つの問題行動>になってないかを確認すること。<四つの問題行動>とは、
  ☆注意を引く  ☆権力で周りを従わそうとする  ☆仕返しする  ☆諦める
の四つである。
・カウンセラーからの提案は多くはせず2つ位にする。その中からクライエントに選択してもらう。
・選択権はクライエントに預け、そして、行動を変化させるよう面接内で約束をする。

そして、うまく行けば、<終結>へと漕ぎ着けるわけですな  やれやれ・・・・


今日の近況報告。

3日連続、明智小五郎のTVドラマ。四部作みたいだから、明日もやるのかな。今日は「暗黒星」という題名だった。
ストーリーはだったが、暇つぶしにはなったかな。

ランチは隣の大学の学食で、鳥のてりやきランチ。照り焼き、小鉢三品(奴・ポテサラ・きんぴらごぼう)、わかめのお味噌汁。
500円也。安い!

今日はこれから、防犯の会議がある。夜は寒いから色々入れて雑炊でもつくろうかな。

それでは、また。お休みなさい。


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18年1月24日(水)  晴れ  風強し  寒い~

箱庭療法」専門の木箱を入手しました(本当は昨年の12月には届いてたんだけど)

国際規格品です!カウンセリングルーム開設の夢に向けて、また一歩前進です。

↓「箱庭療法」についての大まかな説明はここをクリック!

箱庭療法

箱庭療法』専用の木箱(箱庭

「箱庭療法」の箱
 木箱の概観です。国際規格の内寸57×72×7cmのものです。注文品です。
 砂箱の大きさは、作者が傍に立って、全体が視野に入る様になっています。
 また、枠(規格)があることによって、自己表現を安全に安心してできるものとされています。
 蓋がついていますが、これも追加で注文したものです。
 とってもしっかりしています。満足です。



「箱庭療法」の箱 内側
 木箱の内観です。水色に塗られているのも国際規格です。
 砂を入れたときに、池にしたり、湖にしたり、川にしたり、海にしたり・・・と見立てるためです、
 水は無意識の表象でとらえどころのない未知の領域を表す重要な「風景」です。
 例えば「海」は全てを生み出すと同時に全てを飲み込む「偉大な母親(Great Mother)」の象徴とも言えるものです。


この後、砂を入れるのですが、これは施術者(学者・医者・臨床心理士・カウンセラー等々)によって、好みが分かれるようです。触り心地や色味、造形のしやすさとか・・・。思案のしどころです

さて、近況報告。

今日は、起きてからBSで、またまた名探偵「明智小五郎」の『吸血かまきり』を見ました。小五郎役は昨日と同じ陣内孝則さん。どうやら、「江戸川乱歩生誕50年」を記念して作られたシリーズのようです。
懐かしい黒田勇希さんも小林少年役で出ていました。ストーリーは・・・・ですが、昭和初期っぽい雰囲気は好きですよ。
でも、『吸血かまきり』ってという感じですな。

昼食は、トースト2枚、スクランブルエッグ、ウィンナー、浅蜊の味噌汁でした。夕はインスタントラーメンにするつもりです。

それでは、また。お休みなさい。


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18年1月23日(火)  晴れ  風強し

昨日とは打って変わって良い天気。風が強い。帽子が飛ばされそうだ 雪は所々にしか残っていない。あちこちに溶けかかった雪だるまの残滓を見かけた。あの雪の中でもみんな遊んでたんだね。

今日は昼頃、BSで「地獄の道化師」を見た。名探偵「明智小五郎」もの。小五郎役は陣内孝則。昔は天地茂がはまり役だったんだけどね。昭和の名探偵シリーズが続いてるなあ。懐かしい。その後「ジキルとハイド」を後半半分だけ見る。PCいじりながらだから、ほとんど内容が頭に入ってこなかった。この癖、やめなきゃ。

今日はYAHOOで「心理学者が提案するイライラを抑える5つの方法」という記事を見つけたので、お勉強をして、覚書を残しておく。

心理学者が提案するイライラを抑える5つの方法」
                                (カウンセリング)


心理学者のEllen Hendriksen博士が忍耐力を身につける方法について書いた記事が元ネタ。氏は「忍耐力とは自制心の1つ」であり「自分の心に湧き上がるマイナスの衝動を抑え、自分の感情や行動を制御する能力」だとしています。その上で「イライラを抑える5つの方法とは・・・

①たとえ望み通りでなくても、やりたいことはできると言い聞かせる。
例えば、おいしいラーメン屋さんに行ったのだけれど、行列ができていた。待ち時間にイライラする。そんな場合に、「それでもやりたいことはできる」と考えてみる。思い通りのシナリオではないが、食べたかったものは食べられるし、買いたかったものは買える。そちらに意識をシフトし集中させること。

②自分が必要としているものを手にした姿を想像する。
例えば、「忍耐強い自分」など理想的な自分と「イライラしている」現実の自分とを比較して何が違うかを自問してみる。そして、自分にもその素質がそなわっているとし、さらに「私は完全に悟りを会得している」などと何でも良いから特別な能力を持つ自分の姿を思い浮かべること。

③考え方のクセを脱し、別の理由を探る。
例えば、レジに長い行列ができていると、その理由を「レジ係の手際が悪いから」などと思い込みから決め付けてしまうことがある。こういう理由付けをできるだけ良い方向に転換してみること。もしかしたら、その「レジ係の人は親切で人気があるから」とか。それも現実的にはありうるシナリオである。

④大切な誰かにこの場面を見られていると仮定する。
例えば、自分の子どもとか、あなたの「良い所」を見せたい、「手本」となりたいと思っている人を思い浮かべ、その人に見られていると想像する。外部に視点を持つことが望ましい行動につながる。

⑤あとで楽しく話せる要素はないか考えてみる。
例えば、病院でなかなか自分の順番が回ってこない時に、そのイライラ自体を笑わせるネタにするのではなく、周囲に楽しいことがないかを探して見る。受付のお姉さんが大変美人だったとか。あとで楽しく話せそうなネタを考えてみる。

さてさて、言うは易し、行なうは難し。トレーニングが必要だな、こりゃ。しかし、ほんのちょっとだけ、「アクティブ・イマジネーション」とか、「認知行動療法」とかに通じるものがある・・・気がする(笑)

では、また。お休みなさい


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18年1月22日(月)  曇りのち大雪

午前中は曇りだったけれど4時過ぎくらいから降り始め今は大雪。警戒警報も出て、今、緊急放送している。相変わらず良く聞こえない。スマホでお知らせしてくれるから良いけれど。

昼食は自炊。かにクリームコロッケとちくわ。わかめのお味噌汁。青紫蘇の実のお漬物。

BSで片岡鶴太郎が金田一耕介を演じた、横溝正史原作「女怪」を見る 古いTVドラマの再放送。こんなのあったんだね。

その後、レンタルDVDで「危険なメソッド」を見たので、今日は映画の話。


『危険なメソッド』

危険なメソッド

心理学に詳しくない人でも、フロイトユングの名前を聞いたことがある人も多いだろう。この映画は、その二人の出会いと決別、そして、そこに深く関与していた一人の女性との<奇妙な三角関係>を描いている。
物語は冒頭、ヒステリー状態(今で言うなら統合失調症のパニック状態か)の女性が精神病院に強制入院させられるシーンから始まる。

病院の名は「ブルクヘルツリ病院」 そう、あのユングが勤めていた病院だ。
女性の名はザビーナ・シュピールライン。後に精神分析医となりロシアの精神分析の先駆けとなった実在の女性だ。

彼女の担当医となったのが若きユング。なんやかんや在って、ユングは彼女は幼少期のDVによって性的倒錯(マゾヒズム)になっていることを突き止める。

この頃のフロイトユングの関係は「親子」のような師弟関係で「言語連想法」や「夢分析」の対話などマニアにはたまらない描写も続く。

しかし、同じくフロイトにより「息子」と称されたO.グロスの登場により状況は変化する。彼は優秀な精神医だったようだが、薬物中毒になっていた。彼の「性衝動は解放するべきだ」の主張によって、ユングの心は揺らいでいく。

そして、ユングはザビーナと不倫関係に陥っていくのだが・・・

ちなみにユングとフロイトの決別は、「性衝動」一辺倒のフロイトに対して「神秘的・超心理学的」な事象も範疇に加えるべきという路線の対立(っていうか性格の不一致離婚の原因か!)であり、有名な「本棚の音」の外在化現象の描写もある。

その後の三者の関係については、映画を見てもらいたいのだが、さらに、その後のザビーナの人生についても思いを馳せていただきたい。クリック!
ザビーナ
 


「今日の気になる言葉」

フロイトとの決別の後、その影響か、世情の不安定さか、ユングは極度の精神不安定な状況に陥る。ユングの妻の要請によりザビーナはユングの治療を依頼される。その時の彼女とユングの最後の邂逅の時の言葉。

「彼は受け入れてくれない。既知の領域では不十分で未知の領域を探るべきって事を。
病気の正体を探るだけでなく、患者の再生を助けたい。患者が目指す人物に導きたいんだ。」

「でも自分が病気になっちゃだめ」

「正気の医師には治せない」

その後、現在・過去の不倫について問われた時のユングの言葉。

「許しがたいことをしつつ人は生きていく」

ちなみに原作はユング、フロイト、ザビーナの交換書簡を元にしたフィクションでありますが、多くの真実が含まれているのではないかと考えます。信じるか、信じないかはあなた次第です
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箱庭1(素材写真)

 本年よりカウンセリングルーム立ち上げに向けて、ブログの再開と<箱庭>療法の導入を図ることにしました。
 詳細は当ブログにて、随時、お知らせいたします。
 本年もよろしく御願いいたします(^∇^)ノ
 


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