▼ 隠し剣 鬼の爪
昼間までぐっすり寝る。
どうも、気持ちが良い、
と思ったら、今日は雨だった。
雨の日にふとんの中でぬくぬく
するのは気持ちが良い。
でも、外出するのは嫌なので、
昼は買い置きの「鳥雑炊」と
「チキンラーメン」ですます。
服薬。
13時から15時くらいまで、
ヴァイオ君とルーティンワーク。
そのあと、不安感に襲われたので、
レキソタンを一錠追加し、
テレビで「コロンビア号爆発」の
真相をやっていたので、
見ながら読書。いねむりはなかった。
国会の予算審議委員会を最後まで見て、
夕食。
『末広』で「チキンカツライス」
満足。
家に帰り、服薬後、このブログを書く。
今日はテレビで『隠し剣 鬼の爪』を
やるので、それを見て、感想を書いて、
寝たいと思う。
明日はメンタルの通院だ!
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『隠し剣 鬼の爪』
さすが「山田太一」という他はない。
劇場でも見たけれど、見れば見るほど、味が増す映画というのはなかなかないものだ。
今回もじっくり見せてもらった。
舞台はおそらく東北。時代は幕末。「海坂藩」という架空の藩の設定。これは、前作と一緒。戸田一刀流の師範がまだ生きているから、前作の『たそがれ清兵衛』よりも、時代的には前になるのかな。
冒頭は海坂藩より、一人の藩士が江戸に送られるシーンから始まる。
見送る、幼馴染の二人。片方が「片桐」という本編の主人公。代わりに江戸から来たのは当時としては最新のイギリス式兵術の先生。
この小さな藩も否応なく、時代の波にさらされていく。
「片桐」の家は、父親が橋の建造の不正で詰め腹を切らされ、減俸処分になっている。その妹の「しの」が幼馴染の「島田」という者と結婚し、そして、彼が密かに恋心をいだいている「キエ」も嫁ぎ、母親もなくし、寂しい家に老女と下男とで暮らしている。
「キエ」は嫁ぎ先でひどいめにあい、病気になる。それを知った「片桐」は、半ば強引に「キエ」を自分の家へつれて帰る。これが、前半の見所。
後半は逆に、「キエ」への思いを断ち切るために実家に帰し、謀反の罪で「郷入り」という切腹すら許されない牢屋送りされた、かつての友達「狭間」との関係で、浮き彫りになってくる、藩の腐敗。
「狭間」と「片桐」は戸田門下で竜虎と呼ばれた実力者である。
「討っ手」として、藩命が下った片桐は、師匠である「戸田」のところへ行き、秘策をさずかる。しかし、これは「鬼の爪」ではない。
この秘策は正々堂々の戦いの時のものであり、「鬼の爪」は、必殺の剣なのだ。
「狭間」の妻の願いをはねつけ、「狭間」との一騎打ちに向かう「片桐」
どうしても、「狭間」を助けたいと家老の下へと出向き、まんまと騙されてしまう「狭間」の妻。
そして、真剣勝負であり、もう勝負は決しているのに、新型銃で、「狭間」を撃ち殺す藩兵ら・・・。
「片桐」の怒りは沸点に達する。武士だからこそ、主従を越えても守らなければならない義というものがあるのだ。
結局、「片桐」は武士を辞めるという選択をすることになる。
今日の名言
戸田師範の「片桐に教える秘策」
「お前と狭間は刀を抜いて果し合いをする。俺はいつかそうなると思っていた。
刀を抜けば誰でも緊張する。ゆとりを持てと言っても、それはかなわん。体も心もカチカチになる。
じょじょにゆとりを持てば良い。
まずは受けに徹する。受けに徹すれば相手もイライラする。
逃げるのは体であって、心ではない。心はいつも攻め続ける。」
「狭間」が銃で撃たれた後の「片桐」の言葉
「狭間悪かった。鉄砲玉で死ぬのはくやしいだろうのう。」
「片桐」と「キエ」の、その先が知りたい人は本編を見るように。
「秘剣」がなんであるかもね。
さて、「沖縄」へ行きたいのだが、その気力が湧かないボクは、代わりに今、「momota」を沖縄へ派遣している。「さすらいペット」
結構、面白いですよ。
焦燥感に近い感じかな。
芥川龍之介が「漠然とした不安」で命を絶ったのも分かる気がします。(笑)
でも、絶対、死なないけど・・・。
調子が悪いときは無理しません。
そのための休みなんですから・・・。
いつも励ましていただいて嬉しく思います。
また、遊びに行きますね。
ふっと不安感が出てくる時がありますよね。
私も何か考え事をしている時にふと不安になる事があります。
お互いに辛いですね。
でも、無理せず乗り切りましょう。
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