普通の人間が、普通の日常を、ただダラダラと記録しつづけるだけの、いわゆる凡人の日記です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 2007年3月12日(月)平日 休職49日目 晴れ 暖かい

    所要のため二日ほどブログを休みました。
     その間、コメントを下さった皆さん!
       ありがとうございます。
 お返事を記入しましたので、おヒマでしたら見てください。


 朝10時過ぎに起床。
 今日は完全OFFの日にする。
 必要最低限のことしかしない。
 不快だと思うことはやらない。

 昼、確定申告(親父分)を提出。
 『ビッグボス』で「焼肉ランチ」
 今日はロース。一番旨かった。
 服

 買い物をして家に帰り、
 ヴァイオ君で3日分の
 メールをチェック。

 疲れたので、
 ベッドで昼寝。
 うとうとした程度だが、
 気持ちよかった。

 起きて夕
 『よこすか家』で
 「しょうが焼き定
 今日は全面的に肉の日だな。

 さて、今日は『狂気という隣人―精神科医の現場報告』(岩波明)という本を読了したので、それを紹介する。

 あらかじめ断っておくが、これは「精神障害者」のおかれている実態を記録したノンフィクションである。

 したがって、犯罪を積み重ねる、いわゆる「触法精神障害者」や「精神病院」の実態についてリアルに描いている。それゆえ、読む者に、例えばボクのような「うつ病」にかかっている人や、「精神障害者」の家族にとっては、不快に思われるような部分が少なくない。

 「うつ」傾向が強くでている人は絶対近寄ってはいけない本だ(笑)

 しかし、筆者が言おうとしていることは、日本の「精神障害者」に対する対応の貧困さなのである。

 例えば、一章の「もう一つのER」では、緊急精神病棟である「松沢医院」の実態が描かれているが、暴力事件で緊急逮捕された人間で、過去の病歴などから相手が精神科患者であると判断すると、警察は、それ以降は患者の扱いを病院に任せてしまう。なぜなら、不起訴になれば、刑事事件として成立しないので、警察官の得点にならないからだと言う。ひどい場合は、搬送しただけで、すぐに帰ってしまうこともあるという。

 つまり、警察がいったん「精神障害者」と認定すると、その後の扱いは病院任せとなり、病院が治療の必要はないといっても、再び警察が扱うことはない。精神障害かどうか決定するのは医者であるべきなのだが、実際は警察官が患者の選別をしているというである。

 目次は次の通り

 第一章 もうひとつのER。今、述べたとおり。

 第二章 精神科救急の外国人。
  外国人労働者が増加したとき、時の厚生省は外国人登録証を持たない外国人に対する生活保護の適用を禁じた(1990)筆者はこれを、不法就労者という「存在しては困るもの」は存在していないかのように扱い排除するものだとして「精神障害者」の扱いにも似ている面があると指摘する。

 第三章 スキゾフレニック・キラー
  「統合失調症の殺人者」のこと。統合失調症は総人口の1%近くは存在し、精神障害による犯罪は一年間に検挙者数の0.64%(H14)で少ないのだが、殺人においては9.1%と比較的高い数字であることに注意すべきだと指摘する。もちろん、不起訴で裁判で事実が明らかにされることもなく、社会にもどる例も多いという。

 第四章 殺戮する脳髄
  「触法精神病者」、特に凶悪事件の場合、その罪が免責されることについて、日本の地域医療の貧弱さは他の先進国に比較にならないこと。そして、今の日本社会において差別がさらに大きくなるだろうという点は認めつつ、しかし、このままで良いのかという問題提起がされている。

 第五章 幻聴と殺人
  夢野久作の『ドグラ・マグラ』という小説を題材に狂気ゆえに犯罪へ走る人間の心性について解説している。

 第六章 自殺クラブ
 先進国において日本の自殺率は極めて高く、最高であるということと、それはなぜかということに言及している。筆者によれば、不況等の経済的な要因より、作家「島田荘司」の言う、日本型の「道徳感情」と「正義感」「威圧型の人間関係」などの「日本型の悪しき人情」にあり、加えるならば、行政の無策と自殺を賛美する風潮。さらに自殺などをするのは本人が弱いから仕方がないという意識にあるとしいる。

 第七章 サイコティックジャンキー
  物障害の実態。覚せい剤は一時的興奮状態をもたらすだけでな く、脳機能を永続的に悪い方向へ変化させる作用を持っている等の警告。

 第八章 保安病棟
  「触法精神病者」のための病棟。これをイギリスにたずね、その施設の充実や人的配慮と日本の病棟との圧倒的な落差を指摘する。また、この本では、「精神病者」に対する扱いの歴史などについても触れており、例えば、日本では座敷牢。イギリスにおいては、あたかもサーカスのごとく牢屋に閉じ込めた「精神病者」をお金を取って見せていた事実なども挙げられている。


 ここから大事!

 法的には「触法精神病者」には、その後、「心神喪失者等医療観察法」(2005)によって、必要に応じて専門病棟に強制入院させ、手厚い治療を行うと定めているが、病床数が圧倒的に少ないこと。そして、「通院医療費公費負担制度」が廃止され、申請により医療費の自己負担が5%ですんでいたものが、「障害者自立支援法」(2006)によって、10%に倍増したこと。本来は「人格と個性を尊重し、安心して地域生活を送れるような社会の実現」を目指したものが、実際にはリハビリ施設の利用制限や利用料金の取立て、補助金の減額など、「障害者」の切捨てを意図する明らかな悪法と断じている。

 今日の名言

 日本の社会では敗者であること自体が切り捨てられ非難する理由となり、秩序からはずれたものとして、存在してはいけないものとみなされてしまうのです。
 「お上」の統制を歓迎し、何よりも秩序を優先する社会、そこからはずれたものには平気でバッシングをし、叩き潰そうとする日本人の冷酷な心性を、長い時間がかかろうと変えていく必要があるとともに、自殺をしようとする人々を救うには、彼らが頼ることができる「柔らかい」システムを作り出すことを求められています。   


 今日の名言おまけ

 「自殺なんか予告して死ぬなって。あんなもの。甘ったれているからね。」
 「自分でたたかったらいいと思うね。こらえ性がないだけじゃなしに、そういうファイティングスピリットがなければ、一生どこに行ってもいじめられるんじゃないの。」


 いじめ自殺についてのコメントです。誰の言葉だと思います?
 
 現東京都知事の「石原慎太郎」です。福祉は切り捨てるくせに、自分は外国に視察を名目に豪遊遊ばしたお人です。こんな人にだけは知事になってもらいたくありません。
 
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
弱いものいじめ?
の総大将やね。石原暴君。私も大嫌い。
2007/03/13(火) 12:18 | URL | うさきち #-[ 編集]
うさきちさんへ
 何であの人が都知事なんてやってたんでしょ?
 どこからどう見ても、庶民の生活を楽にしてくれる人とは思えません。
 とてもボクには理解できない?
2007/03/13(火) 18:47 | URL | momo2006 #-[ 編集]
こんばんは。
 ものすごく考えさせられました。
 私の知っている、統合失調症の患者さんで、他人を殺してしまいそうな感覚、そして、自分が死ぬと言うことがとても美しく感じる感覚、それらは、私には理解もできないんですが、止める手法も難しいです。
 でも、それもこれも病気がさせていること。まず、社会の偏見や差別をなくすことから始めないといけないですよね。
 私も個人的に、福祉に理解のない都知事のような人行政のトップでいたら、心の病に対しての偏見がなくなるどころか、増えてしまうし、行政の対応も悪くなる一方ですよね。。。悲しいことです。
2007/03/13(火) 22:24 | URL | sachiko.t #-[ 編集]
sachikoさんへ
 そうなんです。病気がそうさせているんです。我々には理解できない感情がそうさせているということを理解しないと本質が見えて来ないのかなーなんて思います。

上でうさきちさんが言っている通り、いじめの構造が社会的にもあるってことも重大な指摘だと思います。
2007/03/14(水) 00:12 | URL | momo2006 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://0016770999.blog68.fc2.com/tb.php/121-1cc64cc5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
ネット自殺予告、救った命40人 2006年、警察庁まとめ2007年03月15日11時27分昨年1年間にインターネット上などへ自殺予告を書き込んだことが確認された79人のうち、警察と接続業者の連携で40人が保護に結びついた。警察庁の調査で15日明らかになったもので、自殺を防げなか
2007/03/15(木) 14:16:26 | スーパーサイヤ人
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。