無事、戻ってまいりました。旅鳥のmomota同様、時たま失踪することもありますが、できるだけブログはアップしていきます。
今日は疲れたので、
完全OFFです。
一日中寝てました。
でも、ちょっと私用が一段落したので、
ホッと一息です。
6月は片付けられない男を返上します。
「お部屋を綺麗にしよう月間」です。
昼は「上海ラーメン+小ライス」
夜は「チキンカツライス」
食欲は普通。
この間のメンタルで薬を減らしましたが、
ここのところちょっと不安だったので、
以前の処方どおりで飲んでます。
明日から減らします。
『ハンニバル・ライジング』(トマス・ハリス)
映画と小説の出版が一緒なのかな?それとも、以前から販売されていたのだろうか。ちょっと分からない。今日は本の方の紹介。
あの天才的な殺人者、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターもの。今回はレクターがいかにしてレクターとなったのかを過去に遡って描いている。
ハリスは日本に対して思いいれがあるのだろうか。作中では「紫」なる女性を結構重要な役柄として描いている。何かの書評では、「やっぱりエキゾチックな日本人として描かれている」みたいなことが書いてあったけど、ボクは逆にもっと徹底的に誇張してくれた方が面白かったのに・・・と思った。作中に俳句なんかも出てるけど、ブログペットの俳句みたいに支離滅裂な方が良かったな~と思った。
他のレクターものは、その心理については理解不可能な部分があったけど、これは何となく心情的には理解できる。これだけの目にあえば、仕方ないよなと思わせるものはある。ただ、これを書くことによって、レクターの神秘的な部分は少し薄れちゃったかな。やはり戦争が暗い影を落としている。
『今日の名言』 ―人が人でなくなる瞬間―
電話の横には一通の手紙。それは紫夫人の父親が広島から送ってきた、黒く焦げた小枝に結ばれていた。
さようなら、ハンニバル。私は帰国しました。
それだけが記されていた。
夕食をとりにいく途中、彼は黒焦げの小枝をセーヌ川に放り捨てた。 ・・・・・
彼は一人で食事をし、いささかの孤独も覚えなかった。
ハンニバルは心の長い冬に踏み込んでいたのだ。ベッドでは熟睡し、人間とちがって悪夢に襲われることもなかった。
想像するだけで、気持ち悪くなるシーンもあるので要注意

でも、トマス・ハリスって4冊しか出してないのに、世界的名声を手に入れてるよね。すごいなあ

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