▼ 太陽
ブログ内を熊さんが走り回っておりますが、お気になさらないように!期間限定でお送りしています。見れたあなたはラッキーです。ちなみに、この「こまねこ」さん。映画にもなっているそうです。
昨日はFC2のサーバーが混雑をしていて、ブログを更新するのをあきらめました。困ったものです。一日遅れの日記です。
昨日のことなんで、もう忘れ始めている。
取り合えず、鬱の谷間のよう。
朝、起きられない。
昼頃になって、やっと起き出す。
父の見舞いどころではない。
薬を元にもどしてみる。
昼は『そばっ子』で「そばっ子セット」
夜は『横須賀家』で「ポークジンジャー丼」
映画『太陽』を見たので紹介する。


『太陽』
知っている人は知っている、終戦前後の天皇「ヒロヒト」の姿を描いた作品。監督が日本人でもアメリカ人でもなく、ロシア人であるところがミソ。外国の人から見た、「神」から「人」になった天皇の姿を描いたものである。したがって、日本での公開が危ぶまれていた作品。
天皇役の「イッセー緒方」の好演が光る。良く特徴をとらえていると思う。ただ、特徴をとらえすぎて、セリフが良く聞き取れないところもあった。映像は陰鬱なムードを醸し出し、ちょっと幻想的。ただ、ストーリーがおもしろくない。2時間が苦しかった。
監督の「アレクサンドル・ソクーロフ」は、「ヒットラー」「レーニン」「ヒロヒト」と歴史上の人物を描き続けている。その独特の映像美で世界的に知られているらしい。
今日は、その監督の言葉と、天皇とマッカーサーの会談部分を今日の名言としたい。
「今日の名言」-昭和天皇に戦争責任の一端はあると思う-
「彼はあらゆる屈辱を引き受け、苦々しい治療薬をすべて飲み込むことを選んだのだ。」(アレクサンドル・ソクーロフ)
「ところで、あなたのお子様たちは?」
「何を聞きたいのですか?」
「何でも・・・」
「子どもたちは疎開させました。恐れたからです。」
「何を?」
「残虐行為を。」
「残虐行為?何のことです?誰が残虐行為を?」
「あなたたちがヒロシマに原爆を落として以来、私達は獣に襲われると恐れました。」
「私は命令していない。真珠湾も獣の仕業では?」
「私は命令していない。」
「ひとりでに起こったことなのですね。」
為政者はいつでも安全なところで、冷酷にものごとを決め、責任をとろうとはしない。
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