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横須賀のカウンセラーのブログです。『箱庭療法』を中心に、カウンセリング・心理学全般を考察中。映画や本についての感想もUPしています。
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18年1月22日(月)  曇りのち大雪

午前中は曇りだったけれど4時過ぎくらいから降り始め今は大雪。警戒警報も出て、今、緊急放送している。相変わらず良く聞こえない。スマホでお知らせしてくれるから良いけれど。

昼食は自炊。かにクリームコロッケとちくわ。わかめのお味噌汁。青紫蘇の実のお漬物。

BSで片岡鶴太郎が金田一耕介を演じた、横溝正史原作「女怪」を見る 古いTVドラマの再放送。こんなのあったんだね。

その後、レンタルDVDで「危険なメソッド」を見たので、今日は映画の話。


『危険なメソッド』

危険なメソッド

心理学に詳しくない人でも、フロイトユングの名前を聞いたことがある人も多いだろう。この映画は、その二人の出会いと決別、そして、そこに深く関与していた一人の女性との<奇妙な三角関係>を描いている。
物語は冒頭、ヒステリー状態(今で言うなら統合失調症のパニック状態か)の女性が精神病院に強制入院させられるシーンから始まる。

病院の名は「ブルクヘルツリ病院」 そう、あのユングが勤めていた病院だ。
女性の名はザビーナ・シュピールライン。後に精神分析医となりロシアの精神分析の先駆けとなった実在の女性だ。

彼女の担当医となったのが若きユング。なんやかんや在って、ユングは彼女は幼少期のDVによって性的倒錯(マゾヒズム)になっていることを突き止める。

この頃のフロイトユングの関係は「親子」のような師弟関係で「言語連想法」や「夢分析」の対話などマニアにはたまらない描写も続く。

しかし、同じくフロイトにより「息子」と称されたO.グロスの登場により状況は変化する。彼は優秀な精神医だったようだが、薬物中毒になっていた。彼の「性衝動は解放するべきだ」の主張によって、ユングの心は揺らいでいく。

そして、ユングはザビーナと不倫関係に陥っていくのだが・・・

ちなみにユングとフロイトの決別は、「性衝動」一辺倒のフロイトに対して「神秘的・超心理学的」な事象も範疇に加えるべきという路線の対立(っていうか性格の不一致離婚の原因か!)であり、有名な「本棚の音」の外在化現象の描写もある。

その後の三者の関係については、映画を見てもらいたいのだが、さらに、その後のザビーナの人生についても思いを馳せていただきたい。クリック!
ザビーナ
 


「今日の気になる言葉」

フロイトとの決別の後、その影響か、世情の不安定さか、ユングは極度の精神不安定な状況に陥る。ユングの妻の要請によりザビーナはユングの治療を依頼される。その時の彼女とユングの最後の邂逅の時の言葉。

「彼は受け入れてくれない。既知の領域では不十分で未知の領域を探るべきって事を。
病気の正体を探るだけでなく、患者の再生を助けたい。患者が目指す人物に導きたいんだ。」

「でも自分が病気になっちゃだめ」

「正気の医師には治せない」

その後、現在・過去の不倫について問われた時のユングの言葉。

「許しがたいことをしつつ人は生きていく」

ちなみに原作はユング、フロイト、ザビーナの交換書簡を元にしたフィクションでありますが、多くの真実が含まれているのではないかと考えます。信じるか、信じないかはあなた次第です
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