普通の人間が、普通の日常を、ただダラダラと記録しつづけるだけの、いわゆる凡人の日記です。
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 2007年2月11日(日)休日 休職20日目 快晴 15度

 朝8時に目覚める。ここの所、目覚めは良い。今日は忘れないうちに記録しようと、コーヒーを飲みながら、の記録を綴ったが、やっぱり
3/4は忘れてしまった。今日は出だししか思い出せない。

 そのあとブログのチェックだけをして、昼べに出る。天気が良いので一駅歩く。昼は『一頭屋』のランチ。今日は「鱈のアンチョビとオリーブのロースト」のCランチ。鱈が少ししょっぱかったけど、おいしかった。服し、本屋により吾妻ひでおの本を買う。『逃亡日記』
吾妻の日記3部作(?)の最後の本。

 帰りは違う道を通って帰ろうと、初めての道に挑戦する。正確には、子どものころ、何度か通ったことがあるのだが、何十年ぶりかの挑戦ということになる。

 細い路地の階段をあがると由緒あるお寺に出る。このあたりを上町と呼ぶ。そこから、海が見える公園や博物館を通って、ボクの住んでいる町に降りる。もう、すでに梅が咲いていた。もう少ししたら、お花見にでようかと思う。「北村西望」の小さい彫刻を発見。大きいほうはちょっと有名。

 「核兵器廃絶の塔」や「戦没者慰霊碑」、「小栗上野介」の像もある。登りが少しきつかったが、良い運動になる。もう少し、症状が安定すれば、時間はいっぱいあるのだから、こういう小さな散歩もできるようになるだろう。

 家に帰り、今日は「宗次郎」の曲をBGMに読書。『逃亡日記』を読了してしまった。うたたねもなし。

 メールをチェックすると130通あまり来ている。やっぱり八割はスパム。腹立つことおびただしい。もうなれたけど・・・。

 そのうち6時近くなったので、夕を取りに出る。『よこすか家』で「カレー」をす。「海軍カレー」にすると、グレードアップして、牛乳がついたりするが、普通のカレーで充分。500円なり。

 家に帰って、ヴァイオ君とルーティンワーク。ブログのペットを含めて、あっちへいったり、こっちへいったり・・・。ブログサーフィンというよりはブログ徘徊と言った方が合っているかもしれない。

 あとは、TVで『李香蘭』前編を見る。上戸彩っていう役者は器用だなと思う。どんな役にもなじんでみせる。もしかしたら、力のある役者さんなのかもね。

 さて、今日は昨日、読了した『図書館戦争』(有川浩)を紹介してオワリにしたいと思う。

 『図書館戦争』は「本の雑誌2006年上半期第一位」をとった、エンターテインメント小説。「本の雑誌」の評価もボクは評価している。ちょっとややこしい言い方になっちゃたね。つまり、比較的信用しているということ。だから、この本に目をつけた。

 まずは誤解を白状。読むまで作者の有川という人を男性とばかり思っていた。浩はひろと読んでリッパな女性(これも変な言い方かな)だ。

 次に内容についてだが、これも思っていた『風の影』のような「図書」をめぐるミステリーかと思っていたが、それどころではない、アクション作品。

 時は昭和の最後の年まで遡るのだが、そこからは完璧に違う世界が描かれているから、ある意味、パラレルワールドなお話。舞台は日本。

 昭和の最終年に日本では「メディア良化法」というのが成立し、その名のもとに「検閲」を合法化する動きがうまれた。社会に蔓延する政治への無関心が生んだ悪法だが「悪法でも法は法」
 つまり、「お上にとって不都合な表現を取り締まろう」という動きである。
 それに対して、検閲に対抗する勢力となることが期待されて、成立したのが、「図書館の自由法」
 後に載せるが本当にある『図書館の自由に関する宣言」をそのまま法律にスライドさせたもの。

 その結果、「メディア良化委員会」と図書館の自由を守る「図書館員」の間に軋轢が生じ、エスカレートし、お互いが武装をしながら、図書館の自由をめぐって命をかけて争うようになる。これが「図書館戦争」である。

 主人公は「笠原郁」という女性図書館員、簡単に言えば「図書館自衛員」の新人である。小さい頃、図書館自衛員に助けられて、自衛員になることにあこがれて・・・というよりは助けてくれた自衛員に恋をして自ら自衛員に志願した初の女性隊員という設定。

 彼女が訓練や実戦を通して、上司や仲間と信頼関係を築きながら、成長し、活躍していくのがメインストーリー。背が高く、無鉄砲でありながら純粋なこの女性を中心に、個性際立ったキャラが脇を固め、物語を面白くしてくれている。

 全345Pと多少長いが、ユーモアにあふれ、すんなりと読める快作である。しかし、やっぱり、少女マンガ的設定とストーリーなんだよね。というか、少女マンガのSF的なストーリー性のある面が、世の中に認知されてきたということだろうか。まあ、おもしろければ、悪いことは一つもない。前作の『海の底』というのが、横須賀を舞台にしているようなので、ぜひ、読んでみたいと思う。1作では本当の面白さはわからないからね。


 今日の名言

 図書館法第4章 図書館の自由(図書館の自由に関する宣言)

 ・図書館は資料収集の自由を有する。
 ・図書館は資料提供の自由を有する。
 ・図書館は利用者の秘密を守る。
 ・図書館はすべての不当な検閲に反対する。
 ・図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る


 昔から「焚書坑儒」のように、「書を焼く者は人を焼く」という筆者の指摘は正しい。「思想・良心」の自由が許されない社会はもはや民主社会とは言えない。
 「日の丸・君が代」の強制とか、「教育基本法」の改悪とか、何となく流されて次々と成立していく法律・規律はあきらかに「思想統制」の方向へ向かっている。
 それを考えると、怖ろしいほど正鵠を得た小説と言えるだろう。
 気がついたときには手遅れになってしまうのだ。
 
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